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【アンケート結果】自宅サウナ購入の決め手は?回答から見えた3つの購買タイプ

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【アンケート結果】自宅サウナ購入の決め手は?回答から見えた3つの購買タイプ

はじめに

自宅サウナへの関心が高まる一方で、「購入検討者が本当に求めていることは何か?」を正確に把握できている事業者は多くありません。

当サイトでは、サウナ購入を検討しているユーザーの「購買心理」にフォーカスした独自アンケート調査を実施しました。「何に価値を感じるのか」「何を厳しく見るのか」「どんな情報があれば決断できるのか」——この3つの問いから、購入検討者のリアルな声を可視化します。

サウナメーカー様、住宅メーカー・工務店様、そして販売に携わるすべての方にとって、商品企画や営業トークの見直しに活用いただける内容です。

注意!

本アンケート結果は、当サイト内で独自に実施した調査に基づいています。すべてのサウナ購入検討者に当てはまるものではないことをご了承ください。

 

調査実施の背景と目的

前回のアンケートでは、サウナ室の「デザイン(素材・形・機能)」に関する嗜好を調査しました。今回はそこから一歩踏み込み、購入の意思決定プロセスそのものに着目しています。

「なぜ欲しいのか(動機)」「何が不安なのか(障壁)」「どんな情報で背中を押されるのか(後押し)」という3層構造で設問を設計し、購入検討者のインサイト(本音)を探りました。

 

調査概要

  • 期間:2025年12月1日~2026年4月5日
  • 方法:idetox.jpのサウナブログ記事下部にアンケートフォーム設置
  • 回答者数:66名
  • 対象:サウナに興味がある、または日常的に利用しているネットユーザー


【結果】アンケート結果の詳細

まずは、購入動機・重視ポイント・判断材料に関する基礎集計の結果です。

Q1: もし自宅サウナを購入するなら、自宅サウナに求める「一番の価値」は?

求める価値 回答数 割合
好みの温度・セッティング 20 30.3%
24時間いつでも 20 30.3%
健康・パフォーマンス向上 15 22.7%
プライベート空間 11 16.7%

設問1からは、購入動機の二極構造が見えてきます。

「好みの温度・セッティング」と「24時間いつでも」がともに30.3%で同率1位となりました。前者は「施設では得られない自分だけの体験」を、後者は「時間の制約からの解放」を求めており、自宅サウナの価値は「自由度」に集約されていると言えます。

一方で「健康・パフォーマンス向上(22.7%)」も2割を超えており、サウナを健康投資として捉える層の存在感も無視できません。「プライベート空間(16.7%)」は少数派ですが、後述するクロス集計では独自の傾向を持つ層であることが分かります。

 

Q2: 購入時に最も「重視する(厳しく見る)」点は?

重視する点 回答数 割合
価格・維持費 36 54.5%
性能(温度・ロウリュ) 15 22.7%
メンテナンス性 13 19.7%
アフターサポート 2 3.0%

設問2からは、購入における最大の障壁が浮き彫りになります。

過半数(54.5%)が「価格・維持費」を最重視しています。自宅サウナは数十万円~数百万円の買い物であり、初期費用だけでなくランニングコスト(電気代・薪代・メンテナンス費用)への不安が大きいことが分かります。

注目すべきは「性能(22.7%)」と「メンテナンス性(19.7%)」がほぼ拮抗している点です。「安ければいい」のではなく、「価格に見合う性能か」「手間なく長く使えるか」という総合的なコストパフォーマンスで判断しようとしていることが読み取れます。

 

Q3: 判断材料として一番欲しい情報は?

欲しい情報 回答数 割合
価格・見積もり 31 47.0%
設置事例・写真 12 18.2%
詳細スペック・カタログ 10 15.2%
実体験・ショールーム 10 15.2%
カスタマー対応の質 3 4.5%

設問3は、Q2の結果を裏付ける形になりました。

約半数(47.0%)が「価格・見積もり」を最も欲しい情報として挙げています。「いくらかかるのか分からない」という不透明さが、購入検討の最大のブレーキになっていることは明白です。

しかし残りの約5割は「設置事例・写真(18.2%)」「詳細スペック(15.2%)」「実体験・ショールーム(15.2%)」に分散しています。価格だけでは決められない——「自分の家に置いたらどうなるか」をイメージできる情報を求めている層が、合わせて半数近く存在するのです。

 

【分析】クロス集計から見える「購入動機別の行動パターン」

回答の組み合わせを分析すると、動機ごとに「気にするポイント」と「欲しい情報」が明確に異なることが分かりました。

1. 「プライベート空間」派は、性能に妥協しない

「プライベート空間」を一番の価値として選んだ人のうち、45.5%が「性能(温度・ロウリュ)」を最重視しています。これは全体平均(22.7%)の約2倍です。

この層は単に「自分だけの空間が欲しい」のではなく、「施設と同等以上の体験を自宅で完結させたい」という高い要求水準を持っています。価格重視と同率(45.5%)ではあるものの、性能への関心の高さは全Q1カテゴリ中で突出しています。

 

2. 「24時間いつでも」派は、メンテナンスが最大の懸念

「24時間いつでも」を選んだ人のうち、35.0%が「メンテナンス性」を最重視しました。これは全体平均(19.7%)の約1.8倍であり、全カテゴリ中で最も高い比率です。

「いつでも使える」ことに価値を感じる人ほど、「いつでも使える状態を保てるか?」という現実的な不安を強く抱えています。この層への提案では、メンテナンスの手軽さや耐久性を前面に打ち出すことが効果的だと思われます。

 

3. 「健康・パフォーマンス向上」派は、情報収集が「価格一点集中」

「健康・パフォーマンス向上」を選んだ人の66.7%が、欲しい情報として「価格・見積もり」を選択しました。全体平均(47.0%)を約20ポイントも上回っています。

健康目的でサウナを検討しているこの層は、効果への確信はすでに持っている一方で、「健康投資としていくらが妥当か」という費用対効果の判断基準を求めていると考えられます。漠然とした健康メリットではなく、具体的な価格帯の提示が購入の後押しになるでしょう。

 

4. 「好みの温度・セッティング」派は、体験を重視する情報探索型

「好みの温度・セッティング」を選んだ人は、欲しい情報が最も分散しています。「詳細スペック(25.0%)」と「実体験・ショールーム(25.0%)」が同率で、「価格(30.0%)」と合わせて3つがほぼ拮抗しています。

この層は自分の理想とするサウナ体験が明確なため、「カタログで温度性能を確認したい」「実際に体感して比較したい」という具体的な検討行動をとります。ショールームや試用体験の提供が、他の層よりも強力な訴求手段となるのではないでしょうか。

 

5. 「性能重視」層が欲しいのは、意外にも「価格」

Q2で「性能(温度・ロウリュ)」を最重視すると答えた人のうち、66.7%が「価格・見積もり」を判断材料として挙げています。スペック情報(13.3%)よりも圧倒的に多い数字です。

一見矛盾するようですが、この層は「高性能な製品がいくらなのかを知りたい」のです。性能の良し悪しはある程度自分で判断できるからこそ、価格さえ分かれば意思決定ができる段階にいると言えるでしょう。

 

【考察】データが示す「3つの提案戦略」

クロス集計の結果から、購入検討者を3つのタイプに分類し、それぞれに有効な提案アプローチを導き出しました。

 

タイプA:「コスパ慎重派」(最大勢力)

  • 動機:24時間いつでも / 健康・パフォーマンス向上
  • 障壁:価格・維持費
  • 後押し:価格・見積もり + 設置事例

特徴:サウナの価値は理解しているが、「本当に元が取れるのか?」を納得しないと動けない層です。全体の約半数がここに該当します。

戦略:「月々〇〇円で毎日サウナ」のようなランニングコスト換算の訴求が有効かもしれません。施設通いとの比較シミュレーション(年間コスト・移動時間の節約額)を提示し、「投資回収」の見通しを具体的に見せることが購入決断の鍵になります。

 

タイプB:「こだわり体験派」

  • 動機:好みの温度・セッティング
  • 障壁:性能 + 価格(両方見る)
  • 後押し:詳細スペック + 実体験・ショールーム

特徴:施設サウナの経験が豊富で、自分の好みが明確。「これだ」と思える製品に出会えれば、多少高くても購入に踏み切る層です。

戦略:温度立ち上がり時間、最高温度、ロウリュの蒸気量といった具体的スペックの開示が不可欠です。可能であればショールームでの体験機会を提供し、「自分好みのセッティングが再現できる」ことを実感してもらうのが最も効果的だと思われます。

 

タイプC:「自宅完結・本格派」

  • 動機:プライベート空間
  • 障壁:性能(温度・ロウリュ)が最大関心
  • 後押し:価格・見積もり

特徴:「施設に行かなくて済む生活」を目指しており、妥協なく高性能な製品を求めます。少数派(16.7%)ですが、客単価は最も高くなる可能性がある層です。

戦略:「施設レベルの性能」を具体的数値で証明しつつ、明確な価格を提示することが重要です。この層は性能に納得すれば価格がクリアになった時点で即決する可能性が高く、見積もりの即時対応がコンバージョンに直結するのではないでしょうか。

 

まとめ

今回の調査で明らかになったのは、自宅サウナ購入の最大の障壁は「価格の不透明さ」であるという事実です。動機も重視点もバラバラに見えるユーザーたちが、最終的に求めている情報は「いくらかかるのか」に収束しています。

しかし、それは「安さ」を求めているのではありません。自分にとっての価値に見合う価格かどうかを判断する材料が不足しているのです。

事業者に求められるのは、ターゲットの動機に合わせた「価値の翻訳」です。コスパ慎重派には投資回収のシナリオを、こだわり体験派にはスペックと体験の場を、本格派には性能の証明と明朗な価格を——それぞれに最適な情報を、最適なタイミングで届けることが、成約率向上の鍵となるでしょう。

idetoxでは、お客様の購入動機やご予算に合わせた最適なサウナプランのご提案が可能です。「見積もりだけでも」というお問い合わせも歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

POINT

本記事のデータは独自のアンケート結果(2026年4月時点)に基づいています。顧客の購買心理を踏まえた営業・マーケティング戦略の策定にお役立てください。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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