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家庭用サウナのデメリット7選|メリットとの比較でわかる導入前の注意点

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サウナが欲しいなら考えたい!自宅サウナの長所と短所 idetox オンラインショップ

はじめに

自宅サウナのメリットとデメリット

「自宅にサウナがあったら毎日ととのえるのに…」そんな願望を持つサウナ好きが増えています。サウナブームが続く中、家庭用サウナへの関心は年々高まっていますが、導入を検討する際には様々なメリットとデメリットを理解しておく必要があります。

確かに自宅にサウナがあれば、いつでも好きなタイミングでサウナに入れ、他の利用者を気にすることなく自分だけの「ととのい」体験が可能になります。しかし、設置前に知っておくべき注意点も多数あります。

この記事では、家庭用サウナの種類を紹介した上で、メリットとデメリットを徹底解説。後悔しない選択をするための情報をお届けします。サウナのある生活を夢見る方はぜひ参考にしてください。

家庭用サウナの3つのタイプ

家庭で楽しめるサウナには主に3つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自分のライフスタイルや住環境に合ったものを選びましょう。

屋内サウナ

居住空間内に設置するタイプのサウナです。浴室や脱衣所などに常設で設置します。

  • 埋め込み型:リフォームの一環として部屋の一角をサウナルームとして作り込むタイプ
  • ボックス型:既製品のサウナユニットを室内に設置するタイプ

屋外サウナ(据え置き)

庭や駐車場などの屋外スペースに設置する常設型のサウナです。

  • バレル型(樽型):円筒形の木製サウナで北欧らしいデザイン性が特徴
  • ログハウス型:本格的な木造サウナ小屋で複数人での利用に適しています

テントサウナ

必要な時だけ設置し、使用後は片付けられる一時的なサウナです。

  • 低コストで導入可能
  • 収納できるためスペースを常時占有しない
  • 設営と撤収の手間が必要

家庭用サウナのメリット

自宅にサウナを設置することで得られる主なメリットを紹介します。

1. いつでも好きな時に利用できる

自宅サウナの最大のメリットは、時間や営業時間を気にせず、思い立った時にすぐ利用できる点です。 朝の目覚めに、仕事の合間のリフレッシュに、夜の安眠促進に…一日の中で好きなタイミングでサウナ体験が可能になります。

2. 自分好みにカスタマイズできる

温度設定や湿度調整を自分の好みで自由に調整できます。また、音楽やアロマ、照明など、リラックスするための環境づくりも自由自在です。

POINT

多くの屋内用サウナにはBluetoothスピーカーが標準装備されており、好きな音楽を聴きながらサウナを楽しめます。

3. プライバシーが確保される

公共サウナでは他の利用者を気にする必要がありますが、自宅サウナでは完全にプライベートな空間で過ごせます。姿勢を変えたり、リラックスした状態で過ごせるため、より深いリラクゼーション効果を得られます。

4. コミュニケーションの場になる

家族や親しい友人とサウナを共有することで、コミュニケーションの場として活用できます。フィンランドでは伝統的にサウナは交流の場とされており、日常では話しにくい話題も、リラックスした状態で自然と会話が生まれることがあります。

5. 長期的には費用対効果が高い

初期費用は高いものの、毎回の利用料がかからないため、頻繁に利用する方なら数年で元が取れる可能性があります。電気代などの維持費を考慮しても、ヘビーユーザーにとっては経済的です。

家庭用サウナの7つのデメリット

自宅サウナのデメリット

家庭用サウナには魅力的なメリットがある一方で、導入前に知っておくべき重要なデメリットもあります。これらをしっかり理解した上で導入を検討しましょう。

1. 初期費用が高額

家庭用サウナの導入には新車を購入するほどの費用がかかることがあります。 本格的な屋内サウナや屋外の据え置き型サウナであれば、本体とストーブだけで100万円〜300万円程度の費用が必要です。さらに工事費や設置費用も加わるため、大きな初期投資が必要になります。

この費用は住宅ローンとは別枠となることが多く、まとまった資金が必要になる点が大きなハードルです。

サウナタイプ 価格目安
テントサウナ 10万円〜30万円
ボックス型(屋内) 80万円〜150万円
バレル型(屋外) 100万円〜200万円
リフォーム埋め込み型 200万円〜300万円以上
2. 設置スペースの確保が必要

日本の住宅事情では十分な設置スペースを確保することが難しい場合が多いです。 屋内サウナを設置するには、最低でも1畳以上の専用スペースが必要になります。屋外サウナの場合も、広い庭や専用スペースが必要です。

特に家族がサウナに興味がないケースでは、限られた生活空間の一部をサウナ専用にすることへの理解を得ることも課題になるでしょう。

テントサウナ:2㎡~
屋外または屋内の広いスペースに一時的に設置
ボックス型:1㎡~
最小サイズでも約1畳のスペースが必須
バレル型:4㎡~
庭やテラスなど広い屋外スペースが必要
埋め込み型:3㎡~
バスルームや専用スペースを確保
3. メンテナンスの手間

公共サウナ施設では専門スタッフがメンテナンスを行いますが、自宅サウナの場合はすべて自分で行う必要があります。

  • 汗や湿気によるカビ対策の定期清掃
  • 木材の状態チェックと必要に応じた手入れ
  • サウナストーブやサウナストーンの点検・交換
  • 電気系統の安全確認

これらのメンテナンスは専門知識が必要な場合もあり、DIYが苦手な方には負担になることがあります。

4. 一度設置したら変更が難しい

本格的な家庭用サウナは、設置後の移動や撤去が簡単ではありません。重量があり、電気工事なども伴うため、設置後に「やっぱり不要」と思っても、簡単に元に戻せない点は考慮すべきデメリットです。

もし設置後に不要になった場合は、専門業者に依頼して撤去する必要があり、追加費用が発生します。

5. 周囲環境への影響

サウナを使用すると高温多湿の環境が生まれるため、サウナ室だけでなく周囲の空間にも影響を与える可能性があります。

  • 周囲の温度上昇
  • 湿気によるカビや結露の発生
  • 木材からの香りが室内に広がる

特に屋内設置の場合、適切な換気や断熱対策が不可欠です。湿気対策が不十分だと、住宅全体にカビが発生するリスクもあります。

6. 水風呂の確保が難しい

本格的なサウナ体験には水風呂が欠かせませんが、自宅での水風呂の確保は大きな課題です。

注意!

特に夏場は水道水の温度が高くなり、適切な水風呂温度(20℃以下)を維持するのが難しくなります。チラー(冷却装置)の導入も検討できますが、追加の設置費用と電気代がかかります。

7. 火災などのリスク

サウナストーブは非常に高温になるため、適切な安全対策をしないと火災のリスクがあります。特に重要なのは、日本の法規制に対応した安全な製品を選ぶことです。

家庭用サウナストーブは、電気用品安全法(PSE)の規制対象です。PSEマークのない製品は法的に使用できません。 認証を受けていない製品を使用して火災が発生した場合、保険適用外となるケースもあります。

家庭用サウナの設置場所比較:屋内 vs 屋外

家庭用サウナを屋内と屋外のどちらに設置するか迷っている方も多いでしょう。それぞれの特徴を比較してみましょう。

比較ポイント 屋内設置 屋外設置
利便性 天候に関係なく利用可能 天候や季節の影響を受けやすい
プライバシー 高い(目線を気にせず利用可能) 周囲の目が気になることがある
設置のしやすさ スペース確保が難しい場合が多い スペースがあれば比較的設置しやすい
メンテナンス 塗装メンテナンス不要だが換気に注意 天候による劣化を防ぐ定期メンテナンスが必要
水風呂の確保 浴室と併用可能だが制限あり 専用水風呂の設置が可能

家庭用サウナ設置方法の比較

各サウナタイプの設置方法別の適合性を比較しました。サウナを導入する前にぜひ参考にしてください。

テントサウナ
屋内設置:
○ 可能
屋外設置:
◎ 最適
リフォーム:
× 不向き
簡易設置:
◎ 最適
ボックス型
屋内設置:
◎ 最適
屋外設置:
× 不向き
リフォーム:
○ 可能
簡易設置:
○ 可能
バレル型
屋内設置:
× 不向き
屋外設置:
◎ 最適
リフォーム:
× 不向き
簡易設置:
○ 可能
埋め込み型
屋内設置:
◎ 最適
屋外設置:
× 不向き
リフォーム:
◎ 最適
簡易設置:
× 不向き
◎:最適 ○:可能 ×:不向き・困難

上記の比較から、テントサウナは屋外での簡易設置に最適であり、ボックス型は屋内設置に向いていることがわかります。バレル型は屋外向けで、埋め込み型は本格的なリフォームに最適です。

屋内設置が適している方

  • 毎日サウナを利用したい
  • 天候や時間を気にせず利用したい
  • プライバシーを重視する
  • 住居内にスペースの余裕がある

屋外設置が適している方

  • 自然を感じながらサウナを楽しみたい
  • 住居内にスペースの余裕がない
  • 週末など限られた時間に利用予定
  • DIYやメンテナンスが苦にならない

家庭用サウナ導入時の注意点

デメリットを理解した上で家庭用サウナの導入を決めた場合、以下のポイントに注意しましょう。

法規制への対応

POINT

家庭用サウナを設置する際には、電気用品安全法(PSE)や消防法などの法規制に対応した製品を選ぶことが重要です。特に電気式サウナストーブは、PSE認証を取得した製品を選びましょう。

マンションやアパートに設置する場合は、管理規約で設置が禁止されていないか確認が必要です。また、屋外に常設型サウナを設置する場合は、建築基準法の制限にも注意が必要です。

ランニングコストの把握

家庭用サウナのランニングコストは主に電気代です。サウナの種類や使用頻度によって異なりますが、一般的な目安として以下を参考にしてください。

サウナストーブ出力 1時間あたりの電気代(目安) 月間使用コスト(週3回/2時間)
2.7kW(1人用) 約100円 約2,400円
4.5kW(2〜3人用) 約165円 約4,000円
6kW(3〜4人用) 約220円 約5,300円

※電気料金は地域や契約内容によって異なります(1kWhあたり37円で計算)

適切なメンテナンス計画

家庭用サウナを長く快適に使うためには、適切なメンテナンスが不可欠です。

  1. 使用後の換気と乾燥(カビ防止のために必須)
  2. 定期的な清掃(使用頻度に応じて週1〜月1回)
  3. サウナストーンの点検と交換(年1回程度)
  4. 木材の状態チェックと必要に応じた処理
  5. 電気系統の安全確認(年1回程度)

ととのうためのアイテム

家庭用サウナで本格的な「ととのい」体験を実現するために役立つアイテムを紹介します。

アイテム 用途 目安価格
サウナマット ベンチの熱さを和らげ、汗の処理にも役立つ 2,000円〜
サウナハット 頭部を熱から保護し、体感温度を調整 3,000円〜
ロウリュ用ひしゃく サウナストーンに水をかけて蒸気を発生 3,000円〜
温湿度計 サウナ内の温度と湿度を確認 2,000円〜
砂時計 サウナ内での時間管理に便利 1,500円〜

サウナ設置を諦めきれない方へのアドバイス

住宅事情や予算の問題から家庭用サウナの設置が難しい場合でも、サウナライフを楽しむ方法はあります。

ミストサウナの活用

浴室のリフォームにミストサウナ機能を取り入れる方法もあります。本格的なサウナよりは低温ですが、入浴後のリラックス効果は十分に得られます。

代替方法の検討

  • サウナマットやサウナドーム:体を温める効果はありますが、本格的なサウナ体験とは異なります
  • サウナ傘:浴槽に傘状のカバーをかぶせて疑似サウナを作る方法
  • 自宅近くのサウナ施設の定期利用:住居選びの際にサウナ施設へのアクセスを考慮する

まとめ:後悔しない家庭用サウナ導入のために

自宅サウナのまとめ

家庭用サウナは、サウナ好きにとって理想的な暮らしを実現する選択肢の一つです。いつでも好きな時に利用でき、自分好みにカスタマイズできるメリットがある一方で、初期費用の高さやメンテナンスの手間、設置スペースの確保といったデメリットも考慮する必要があります。

ご自身のライフスタイルや住環境、予算に合わせて、後悔のない選択をするためには、導入前に十分な情報収集と検討が大切です。

サウナの本場フィンランドでは一般家庭に

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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