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コラム

自宅サウナの内壁に石材を使用するメリット・デメリット

自宅サウナの内壁に石材を使用するメリット・デメリット

はじめに

近年のサウナブームを受けて、「自宅でも本格的なサウナを楽しみたい」と考える方が増えています。数ある自宅サウナの中でも内壁材の選択は、快適性・省エネルギー性・メンテナンス性などに大きく影響する重要ポイントです。

本記事では、木材で作られた自宅サウナの内壁を石材・タイル仕上げにしたときのメリット・デメリット、さらには石材を使った自宅サウナ利用時の注意点まで幅広く解説します。

※idetox(アイデトックス)の自宅サウナでは、背面壁に石材カルチャードストーンを採用したモデルや木材のみのモデルなど、合わせて約80種類をラインアップ。さらにそれぞれ100以上のカスタマイズから、お好みの1台をお選びいただけます。

 

石材・タイル内壁のメリット

自宅サウナの石材・タイル内壁のメリット

自宅サウナに石材やタイルを内壁に採用する5つの主な利点は次のとおりです。

  • 輻射熱で体の芯まで温まる
  • 長時間温度が下がりにくい(高い蓄熱性)
  • 衛生的でカビ・細菌が繁殖しにくい
  • メンテナンス頻度が少なく長寿命
  • 高級感のあるデザイン性

ここからは各メリットを詳しく解説します。

輻射熱で体の芯まで温まる

石材・タイルは遠赤外線を放射し、空気だけでなく人体そのものを直接温めます。それによって、日光浴をしているような自然な暖かさを実現することができる点が最大の魅力です。

遠赤外線によって深部までじんわりと熱が届くため発汗が促進され、リラックス効果が高まります。室内全体に熱が均一に行き渡るので「座る位置によって暑さが違う」といった不快感が少なくなりやすいです。

長時間温度が下がりにくい

木材に比べて蓄熱性(保温力)に優れる石材は、一度温まると3〜4時間にわたり室温を安定させます。扉の開閉などで一時的に温度が下がってもすぐに回復するため、長時間ゆったり楽しみたい方に最適です。

さらにサウナの温度が上がりにくい寒冷地では、石材を使用することで、目標の温度まで上がりやすくなる効果もあります。

衛生的でカビ・細菌が繁殖しにくい

木材と異なり汗や水分がほとんど染み込まないため、カビや細菌の繁殖リスクを抑えられます。家族や来客が多い場合でも衛生管理が容易で、清潔感の維持が簡単です。

メンテナンス頻度が少なく長寿命

硬質で傷みにくい石材は張り替えの必要がほとんどありません。汚れが付いても水拭きや中性洗剤で簡単に落とせ、長年使用しても変色しにくいため美観を保てます。

高級感のあるデザイン性

天然石やカルチャードストーンの質感は北欧モダンからラグジュアリーまで幅広いインテリアに調和し、ホテルライクな非日常空間を演出します。自宅にいながらワンランク上のくつろぎを味わえる点も大きな魅力です。

 

石材・タイル内壁のデメリット

自宅サウナの石材・タイル内壁のデメリット

反対に、自宅サウナに石材やタイルを採用する場合の5つの主な注意点は次のとおりです。

  • 初期費用が上がりやすい
  • 立ち上げ時間がやや長くなる
  • 短時間利用では電気代が割高
  • 高温時は触れると火傷の恐れ
  • 重量増により設置場所が制限される

初期費用が上がりやすい

石材仕様は木材だけの仕様に比べて、10~50万円程度本体価格が上がってしまうケースが一般的です。材料費だけでなく、組立施工費や床の補強費が加算されることもあります。

立ち上げ時間がやや長い

石材は温まったあとの保温力は抜群ですが、温まるまでに時間がかかります。サウナの広さやストーブにもよりますが、木材だけの自宅サウナに比べて石材ありのものは10~20分ほど準備時間が長くかかることもあります。

短時間利用では電気代がやや割高

最初に温まるまでに時間がかかるため、サウナ自体を短時間だけ使う場合、立ち上げに要したエネルギーを回収しきれず、木材だけの仕様より電気代が高くなる傾向があります。

具体的には石材の面積や外気温などによってもかわりますが、自宅サウナの1面だけ石材があるだけでも、毎日1時間サウナに入ると、年間で電気代が10,000円程上がる可能性があります。

一方で保温力が高いため、長時間稼働するときには電気代が安くなります。目安として1回で2~3時間以上使う場合には、石材を使ったほうが電気代が安いと考えていいと思います。

高温時は触れると火傷の恐れ

熱を伝えにくい木材は、サウナの中でも表面温度が40℃程度です。対して石材の場合は表面温度が90℃を超えることもあるため、触れてしまうとやけどのおそれがあります。

寄りかかる場合には背もたれ板を設置するなど工夫が必要になります。

重量増加による設置制約

石材は同じ体積の木材と比べて約3〜5倍の重量があるため、サウナの総重量が重くなってしまいます。そのため、設置場所には床荷重の確認が欠かせません。マンションの高層階や木造住宅では、構造補強を行わないと安全基準を満たせない場合があります。また、石材パネルはサイズも大きく重量があるため、搬入経路の幅や天井高、施工スペースを事前にチェックしておく必要があります。

 

石材の割れ等のトラブルを防ぐための使用上の注意

石材はカビ等がつきにくく、メンテナンスも簡単です。しかし、木材使用とは少し違う管理が必要になります。

急冷を避ける

石材は急激な温度変化に弱いため、加熱後に冷水や洗剤を直接かけないことが割れ防止の第一歩です。ストーブ停止後はドアを開け、室温が40 ℃程度に下がるまで十分に待ってから清掃を始めてください。

メンテナンス前に温度チェック

点検や拭き掃除を行う際は、非接触温度計や手かざしで十分に冷えていることを確認しましょう。まだ熱い状態で強い力をかけると、内部に残った熱応力が表面クラックにつながる恐れがあります。

使用後は十分な換気を

ロウリュを行って高湿度になると石材表面には結露が発生しやすくなります。結露によって微細な水分が石材裏面や目地に留まり、アルカリ成分が析出して白く浮き出ることもあります。さらに、結露水が残ったままになると床や天井面など他の木材へ悪影響にもなります。使用後に十分な換気を行うようにし、できるだけ拭き取りの清掃を行うようにしましょう。

 

最適な選択のための判断基準

石材・タイル仕様が向いている方

  • 2時間以上の長時間サウナが多い
  • デザイン性や高級感を重視したい
  • 掃除や衛生管理を簡単に済ませたい
  • 冬季・寒冷地で使用することが多い
  • 長期的なランニングコストを抑えたい

木材仕様が向いている方

  • 1時間以内の短時間利用が中心
  • 最短で立ち上げたい
  • 伝統的な木の香りを楽しみたい
  • DIYで内装カスタムを楽しみたい
  • 温暖な地域にお住まい

 

まとめ:あなたの理想を叶える一台を

内壁材は利用スタイル・外気温・デザイン志向・コスト意識により最適解が変わります。石材は立ち上げに時間を要するものの、長時間の安定性と深部まで届く輻射熱が魅力。「時間をかけた分だけ、より深いリラクゼーションが返ってくる投資」といえるでしょう。冬にじっくり温まりたい方や、メンテナンスの手間を減らしたい方には、石材・タイル仕様がおすすめです。

idetox(アイデトックス)では、約80種類のサウナにそれぞれ100種類を超えるカスタマイズオプションから、お客様の環境と予算に最適なサウナシステムをご提案します。無料現地調査、専門技術者による事前調査、管理組合承認サポート、設置後トータルサポートまで、安心の一貫体制でサウナライフを実現します。

 

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サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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