サウナ後の外気浴はなぜ必要?その効果や方法を解説

はじめに
サウナのセッションは「サウナ→水風呂→外気浴」が一般的ですね。
サウナに入って火照った体は、もちろん体温が上がっています。そしてサウナのあとで水風呂に入ることで、上がった体温を下げることができます。
ではなぜ水風呂のあとで外気浴をする必要があるのか考えたことはありますか?
ここではサウナ後の外気浴の効果やおすすめの外気浴の取り方について解説していきます。
なぜ外気浴が必要なのか?
外気浴が必要な理由は大きく2つ、自律神経をととのえることと、体温をととのえることです。
自律神経をととのえる
「自律神経」という言葉をご存知ですか?
自律神経は体の調子をコントロールする神経です。自律神経が乱れると不安や緊張感が高まり、全身のだるさや頭痛、肩こりや動悸などさまざまな症状がおきてしまいます。
この自律神経は「交感神経系」と「副交感神経系」という2つのバランスで成り立っています。体を動かしたり頭を働かせたりするときには「交感神経系」が働き、休息するときには「副交感神経系」が働きます。
サウナと水風呂では体に熱さや冷たさといった刺激が与えられるため「交感神経系」が優位に働きます。一方外気浴では、周りからの刺激もなく、また体を動かすわけでもないので「副交感神経系」が優位に働くのです。
つまり外気浴を行わずに水風呂まででサウナを終えてしまうと、「交感神経系」が優位に働いた状態で終わってしまい、自律神経のバランスが悪いままになってしまうのです。
「交感神経系」が優位に働く水風呂のあとに外気浴を行うことで、「副交感神経系」を優位に働かせ自律神経のバランスをととのえることができます。
これはサウナの健康効果の大きなメリットの1つです。
体温をととのえる
サウナのあとの水風呂には何分くらい浸かりますか?
サウナのあとの水風呂は、火照った体を急激に冷やしてくれます。しかし、水風呂は体の外側から急激に冷やすもので、体の表面温度と体の芯の温度を均一に冷やすわけではありません。
水風呂に浸かりすぎると体の芯は平常温度になっても表面温度を冷やしすぎてしまいます。すると水風呂から出たあとで、寒気に襲われて体がブルブルと震えてしまいます。
逆に浸かる時間が短いと表面温度は冷えても芯が温かいままになります。すると水風呂から出たあとでもじわじわと汗が湧き出てしまい、暑苦しさがあとから襲ってきます。
つまり水風呂だけで、サウナで上がった体温を適正な温度にととのえることはできないのです。
外気浴をすることで体の芯と表面の温度が両方を均一になり、適正な体温にととのえることができます。
次のサウナのセッションに行くにしても、サウナを終えて日常生活に戻るにしても、外気浴で体温を適正にととのえることで次のアクションが気持ちよく行いやすくなります。
外気浴に向かうベストなタイミングは?
外気浴は、水風呂のあとすぐに行うのが効果的です。
水風呂で交感神経系が優位に働いたあと、すぐに外気浴をして副交感神経系を優位に働かせることで、自律神経のバランスをととのえやすくなります。
またこのとき、いわゆる「ととのう」状態になりますが、人によっては「めまい」や「吐き気」を同時に感じる場合があります。しばらく安静にしておけばすぐに治りますが、歩いたり立ったりしているとふらついて転倒するリスクが上がるため危険です。
水風呂のあとには外気浴ができるスペースへ直行して、安静にしておくことが重要です。
外気浴は室内でもいいのか?
「外気浴」と一般に言われていますが、必ず外で行うものではありません。室内でも特に問題ありません。
大事なのは不快にならない温度下で休息することです。
施設によっては外に休憩できる椅子などが置いていない場合もありますし、夏の昼間は暑すぎて熱中症になる恐れもあります。そのときの環境や施設に応じて、くつろげる場所で行いましょう。
例えば浴場の端で足だけお風呂につけて休憩したり、体を洗うスペースでリラックスしたり、体を拭いてエアコンの効いた脱衣所でくつろいでも問題ありません。
どのくらい外気浴に時間をかければいいのか?
外気浴の時間は外気温などの状況にもよりますが、目安として「サウナで過ごした時間の2倍の時間」です。
例えばサウナに5分間いた場合は、外気浴の目安は10分。サウナが10分なら外気浴は20分です。あとは外の気温に応じて体温がととのうまでの時間を調整していきましょう。
ちなみに水風呂のあとの外気浴で、自律神経のバランスがととのうまでの時間は1~2分と言われています。そのため最低でも2分は必ず外気浴をするようにしましょう。極端に外が寒く、2分も耐えられない場合は室内で休憩するようにしてください。
まとめ
- 外気浴は自律神経のバランスと体温をととのえる効果がある
- 外気浴は水風呂のあとすぐに行う
- 目安はサウナの時間の2倍、最低でも2分
- 気温に応じて時間を調整していく
- 休憩できる場所ならどこでもいい
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