【サウナの入り方講座】サウナ・スパプロフェッショナルが教えるポイントを押さえた入り方とマナー

はじめに
サウナはリラクゼーションや健康のために多くの人々が愛用していますが、正しい入り方やマナーを守ることが重要です。
この記事では、サウナ・スパプロフェッショナルが教えるポイントを押さえた入り方とマナーについて詳しく解説していきます。
サウナ初心者から上級者まで、すべての人に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。
サウナの入り方〜基本編〜
まずは基本的なサウナの入り方は次のとおりです。
- 事前に300~500mlの水分補給をする
- 入る前に体の汚れを洗い流す
- サウナの時間の目安は10分(はじめは5分くらいから様子見)
- 背中の真ん中あたりが温まったらサウナから出る
- 30秒から1分の水風呂でシャキッと体を引き締める
- 水風呂がキライなら少し冷たいシャワーで代用する
- 10分程度の外気浴(休憩)で"ととのう"
- 水分補給をはさんで、サウナから外気浴までを計3回行う
それぞれ詳しく解説していきます。
①事前に水分補給
サウナでは多くの水分が失われます。サウナ中に起こるでの事故のほとんどが脱水症状やそこからくるものと言われていますので、必ず事前に水分をとっておきましょう。
1回のサウナで失われる水分は300~500mlと言われています。水分補給でもこの量を目安にしておきましょう。
②入る前に体の汚れを洗い流す
そのままサウナに入ると肌に付着している汚れや皮脂、化粧やヘアーワックスなどによって毛穴が詰まるリスクがあります。
気持ちのいい汗をかくために、サウナ室に入る前には一度体を洗い流しておきましょう。また事前にお風呂に浸かって体を温めておくと、発汗がスムーズになって効果的ですよ。
またサウナ室内に入る前には体をよく拭いておきましょう。体が温まりやすくなるだけでなく、汗の量を目で見て判断しやすくなります。
③サウナで汗をかく
扉を開けて中に入りましょう。
床や壁は熱くなっていて、肌で触れると火傷の危険がります。座るときには施設のマットなどの上に座りましょう。
時間の目安は最初は"5分"、慣れてきたら"10分"です。
1説では「背中の真ん中あたりが温まるまで」を目安にすると良いようです。(参考)
ただし、無理して長く入るのはNGです。周りの人が何分入っていようが関係ありません。自分のペースで辛くなる前に出るのが大事です。めまいがしたり、意識が朦朧としてきたら無理をせずすぐにサウナを出るようにしましょう。
また、サウナ内では入り口に近いほど温度が低く、同時に下段ほど温度が低くなっています。最初はできるだけ入口近くの下段に座って熱さに慣れましょう。
↓サウナの時間について詳しくはこちら
『サウナの適正入浴時間は?何分入ればいいの?初心者あるあるの疑問を解決』
↓サウナで息苦しさを感じる方はこちらを参考にしてみてください
④水風呂でシャキッと体を引き締める
サウナを出たら軽くシャワーなどで汗を流して水風呂です。
足先からゆっくり水風呂に浸かっていきます。
水風呂の中ではじっと動かないようにすると、体の表面に薄い膜ができて冷たさが和らぎます。
時間の目安は"30秒〜1分"。これも同じように無理のない時間にしましょう。
水風呂が冷たすぎて辛い場合は、冷たいシャワーで代用しても問題ありません。
↓水風呂の入り方について詳しくはこちら
↓水風呂が苦手な方はこちらをご覧ください。
⑤外気浴(休憩)で"ととのう"
ここから「ととのう」と言われる外気浴です。
外にある椅子などに座りましょう。 熱さや寒さから開放されジワーッと体が気持ちよくなります。目を閉じて深呼吸をするとさらに効果的です。
外気浴の時間の目安は"約10分"(サウナの時間の2倍を目安にしても◯)。
自律神経が整うのは最初の2分程度とされていますが、体の中心の温度が落ち着くまでゆっくりくつろぎましょう。
気温が低い冬や雨が降っているときには、風邪を引く恐れがありますので室内の椅子を利用したり、時間を減らしたりと調整していきましょう。背もたれ付きの椅子があればなおいいです。
↓"ととのう"方法をもう少し知りたい方はこちら
↓外気浴が必要な理由を知りたい方ははこちら
⑥③〜⑤を繰り返す
外気浴まで終わったら、軽く水分補給をして再びサウナに戻ります。
この③〜⑤のセットを3回ほど繰り返すのが一般的なサウナのルーティンです。慣れないうちは1セットで終わって問題ありません。無理のない範囲でサウナを楽しみましょう。
↓サウナのセット数に関して詳しくはこちら
『サウナは何セットがベストなのか?サウナビギナーの方向けに基本知識を徹底解説』
気をつける8つのこと!~マナー編~
①入る前に体と髪を必ず洗う
体に汚れがついている状態でサウナに入ると、汗や体臭がひどくなります。
また単純に汚い汗がサウナ内に落ちるのは衛生的に良くないですね。サウナに入る前には必ず体や髪を洗っておきましょう。
②ドアはさっと開閉する
サウナ室のドアが開くたびにサウナ室内の温度はグッと下がってしまいます。
せっかく室内の温度や湿度が整っていますので、出入りはスムーズに行いましょう。少なくともドアが半開きになったり、ドアを開けたまま人と話したりすることがないように気をつけましょう。
③ロウリュする場合は一声かける
施設によってはセルフロウリュができるところがあります。
ロウリュをする際には、湿度が上がって体感温度が上がりますので、必ず周りの人に一言声をかけるように心がけましょう。
④大きな声で話さない
サウナ室の中では自身の発汗に集中したり、静かにリラックスしたい方がほとんどです。誰かと会話をする際はボリュームを落として行うようにしてください。
⑤かけ湯やシャワーをして水風呂に入る
誰も汗が混じった水風呂に入りたくありません。
サウナでかいた汗をそのまま水風呂に入れないよう、かならずシャワーやかけ湯をしてから入りましょう。
⑥水風呂では静かに移動する
水風呂に入る際や出る際、また移動する際には出来るだけ波ができないように静かに移動しましょう。
水風呂では体と水風呂の間に薄い膜ができて気持ちがいい温度になりますが、水の流れがあると、これが剥がれてしまいます。
⑦水風呂で潜らない
衛生上の観点から多くの施設では水風呂で潜ることを禁止しています。
頭まで一気に冷やしたい気持ちはわかりますが、施設のルールは必ず守るようにしましょう。
⑧混んでいたら譲り合いの精神
人気のサウナ施設では、時間によってはサウナや水風呂、外気浴用の椅子が長い列をなして順番待ちになることがあります。
ときには周りの状況を確認しながら、譲り合うようにしましょう。
試してみたいサウナの入り方~発展編~
ここからはサウナに慣れている方向けの一歩進んだ入り方をご紹介します。あくまで一例ですので自身に合ったやり方を探してみてください。
①水分補給はミネラルウォーター
事前の水分補給をミネラルウォーターにしてみましょう。
スポーツドリンクなどは効率よく水分補給ができますが、糖分が口の中に残り、サウナ中に口の中が粘ついて不快感が出ることがあります。
硬水・軟水のどちらでも問題ありませんが、純粋な水で水分補給をしてからサウナに入ってみてください。これまでスポーツドリンクを飲んでいた人は、いつもより快適に発汗ができるかもしれません。
②最上段の最奥に座る
一番熱いサウナ室内の最上段で最奥のスペースに腰掛けましょう。
最奥のスペースは単に温度や湿度が高いだけでなく、人が出入りしても温度が変わりにくいというメリットがあります。そこからさらに全身を高温で包み込むために、足を上げてあぐらをかくと、より発汗を促進させることができますよ。
③水風呂の中で上を向く
水風呂に入った際に、上を向いて首の後ろを冷やしてみましょう。
首元や後頭部が水に浸かることで、体を急激に冷やすことができます。すると、血管が温冷交代浴の効果がさらに促進することができます。
④お風呂から離れた場所で外気浴
外気浴用の椅子が動かせるなら、お風呂から離れた場所で座ってみましょう。
お風呂から近いところだと、どうしてもお湯の蒸気の影響を受けてしまい、生ぬるい風があたりがちです。せっかく体がととのっているところなので、清涼感のある風に当たってみるといいでしょう。
また夏場で外の気温が高いときには、体を拭いてエアコンの効いた脱衣所に座るのもアリだと思います。
もちろん他のお客さんの迷惑にならないように注意して、使用後は椅子をもとの位置に戻したり、拭いたりしてくださいね。
マナーを守って楽しいサウナライフを
疲労回復や安眠効果、またストレス解消など様々な効果があるサウナ。その効果を十分に得るために、正しいやり方で効率よくサウナを利用していきましょう。
↓サウナの効果や影響について詳しくはこちら
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