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サウナ施設の一般的な付帯サービスとそれぞれの長所・短所

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サウナ施設の一般的な付帯サービスとそれぞれの長所・短所

はじめに

サウナの運営者としては、施設がお客様にとって歓迎され、楽しい場所であることを保証したいと思います。

サウナそのものが主な魅力ですが、付帯サービスを提供することで、全体的な体験を高め、収益を増加させることができます。

しかし、安易に様々なサービスを展開しても、思うような売上にはつながらないばかりか維持費の方が高くなり、施設の運営を苦しめる足かせとなってしまうリスクもあります。

この記事では、サウナ施設で人気のある付帯サービスと、その長所や短所についてご紹介します。

 

食事処

付帯サービスとしてレストランを提供することは、多くのサウナ施設で行われていますね。

特にお風呂も楽しめるサウナ施設であれば、利用される時間帯は夕方以降やお昼ごろが最も多くなります。お客様としてもお風呂に入るついでにご飯も食べることができるため、とても利用されやすいサービスの1つです。

ではサウナ施設にレストランを提供する具体的なメリットやデメリットは何があるのでしょうか。

 

メリット

収益の増加

食事処を併設することで、サウナ施設の新たな収益源とすることができます。

顧客満足度の向上

食事処は、お客様にとって便利で楽しい選択肢の1つとなり、施設全体の顧客満足度を向上することができます。

差別化

たとえお風呂やサウナで競合と圧倒的な差別化ポイントがなくとも、食事処の有無やその質で競合と差別化することができます。

来店客の増加

レストランを併設することで、これまであなたのサウナ施設に足を運ばなかった新しいお客様を呼び込むこともできます。近年、サウナ後のご飯として「サ飯」という言葉もできるほど、サウナ後のご飯にこだわりを持つ人は増えています。質の高い「サ飯」を提供することで、食事を楽しみに訪れてくれるお客様を増やすことができます。

 

デメリット

運営コストの増加

レストランの運営には多額の初期費用やランニングコストがかかる場合があり、運営を開始するためには設備やスタッフの追加投資が必要になります。

厳しい衛生管理

レストランの運営には、食品安全規制などの衛生管理を行う必要があります。年々その基準は厳しくなっており、衛生管理には多くの時間と手間がかかります

競争の激化

近隣のレストランなどはあなたの施設を見て、メニューを再現したり、より質の高い食事を提供してくる可能性があります。施設内にレストランをオープンすることで、これまでと別の軸で競合分析をするなど経営が複雑で難しくなってしまう可能性があります

 

 

効果的な活用のヒント

食事処では、サウナ施設のターゲットに即したメニューを提供することで、施設としてのメリットは大きくなります

例えば女性がターゲットのサウナ施設であれば、ヘルシーで健康的なメニューを提供したり、若い男性がターゲットであれば、ガッツリと量のある重い食事のメニューを提供したりといった具合にです。

安易にターゲットを広げて、多種多様な食事を提供すると在庫管理が煩雑になるなど維持費が高くなり、赤字になるリスクが増えてしまいます

 

ターゲッティングや需要の見極めをしっかり行い、ターゲットが満足できるサービスを目指していきましょう。

 

エステ・マッサージサービス

血流が良くなる温浴後のボディケアはリラクゼーションの効果が高まります

サウナ施設にエステやマッサージサービスを付帯させることで、お客様により快適でリラックスした体験をすることができるようになります。

エステやマッサージサービスは、自社で運営しているサウナ施設や温浴施設もいくつかありますが、地元のセラピストやマッサージ事業者と提携して施設内のスペースを「場所貸し」している施設の方が多い印象です。

ではサウナ施設にエステやマッサージサービスを提供する具体的なメリットやデメリットは何があるのでしょうか。

 

メリット

収入の増加

マッサージサービスは、サウナ施設にとって新たな収益源となります。

顧客満足度の向上

マッサージサービスは、お客様にとってリラックスして快適にくつろぐための選択肢の1つとなり、施設全体の顧客満足度を向上することができます。

差別化

たとえお風呂やサウナで競合と圧倒的な差別化ポイントがなくとも、サービスの有無やその質で競合と差別化することができます。

来客数の増加

マッサージサービスを導入することで、マッサージを目的に来る人とサウナを目的に来る人の両方を囲い込むことができます。料金体系が別であれば、お互いのサービスの割引クーポンなどを配布することで、より効果を高めることができるでしょう。

 

デメリット

運営コストの増加

マッサージサービスの導入には高額な費用がかかることは少ないです。ただし、一部の機器は高額なものがあったり、スタッフに投資する必要はあります。

競争の激化

食事処と同様に、近隣のウェルネス施設が同様のサービスを提供している可能性があります。マッサージサービスを導入することで、これまでと別の軸で競合分析をするなど経営が複雑で難しくなってしまう可能性があります

 

効果的な活用のヒント

マッサージや整骨、エステやあかすりなど、ウェルネスサービスには多くの種類があります。

これらのサービスを展開する場合には、サウナ施設のターゲットとマッチしたサービスを選択するようにしましょう。

また、別の事業者と提携して場所貸しする場合には、互いのサービスの割引クーポンを配布するなど相乗効果が出やすい仕組みづくりに努めましょう。

 

 

小売サービス

オリジナルタオルやサウナハット、サウナマットなどサウナ関連商品やウェルネスサプリメントの販売など、施設内に売店を作り小売サービスを行うことも一般的です。

ではサウナ施設に小売サービスを提供する具体的なメリットやデメリットは何があるのでしょうか。

 

 

メリット

収入の増加

サウナ施設にとって、小売サービスは新たな収益源となり得ます。

固定客の獲得

施設のオリジナルグッズを販売することで、より施設のファンを増やし、固定客を獲得することに繋がります。

またグッズが広まることによる宣伝効果も期待できます。

ブランディング

施設のオリジナルグッズを販売することで施設のブランドイメージをターゲットに植え付けることができます。

地場に根付く

サウナ施設がある地域の特産品などを扱うことで、より地域に馴染みのある施設にすることができます。またこの場合仕入れの障壁が低いという特徴もあります。

さらに地場の取引先の方々が施設に訪れるようになる場合があり、施設の客数を増やす効果も期待できます。

 

デメリット

運用コストの増加

多くの場合は施設の受付近くのスペースに商品を並べるため、売店の立ち上げに多額の費用は発生しません。ただし、在庫管理や発注システムなどの維持費が発生する場合があります。

安全面の徹底

これは特に食品やサプリなどを扱う場合ですが、商品の品質を維持したり確認したりと安全面を徹底する手間が増えます。

商品を決められた期限以内に販売し、決められた保管状態を維持することが重要ですが、中にはお客さんが手に取り、元に戻す場所を間違えて品質が劣化することもあります。

商品の期限だけでなく品質も定期的にチェックする体制をつくることが重要です。

 

効果的な活用のヒント

サウナ施設に小売サービスを設置すること自体のデメリットはそれほど多くありません。しかし、何を取り扱うかによってそのメリットや特性が大きく変わります。

地場の特産品を扱うのか、サプリや健康グッズを扱うのか、オリジナルグッズを扱うのかは施設のターゲットをよく見て、ターゲットが満足する商品を選択するように心がけましょう。

 

まとめ

サウナ施設で付帯サービスを提供することは、ゲストの全体的な体験を高め、収益を増加させることにつながります。飲食サービス、マッサージサービス小売サービスなど、どのようなサービスを提供する場合でも、ターゲットをしっかりと絞って、ターゲットとなる客層が楽しんでいただけるような環境を作ることを心がけてください。サウナ施設の可能性を最大限に引き出すことで、ゲストが何度も足を運んでくれるようになるでしょう。

 

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サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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