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コラム

自宅サウナの7つのデメリットと解決方法|後悔しない導入方法

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サウナが欲しいなら考えたい!自宅サウナの長所と短所 idetox オンラインショップ

はじめに

自宅サウナのメリットとデメリットを比較検討している様子

「自宅にサウナを設置したいけど、後悔しないか不安…」そんな気持ちになることがありますよね。確かに、自宅サウナには50万円〜500万円の初期費用、設置スペースの確保、メンテナンス負担など、事前に知っておくべきデメリットがあります。

でも、結論からお伝えすると、これらのデメリットは適切な業者選びと事前対策でほぼすべて解消できます。

サウナブームが続く中、「いつでも好きなタイミングでサウナに入りたい」「他の利用者を気にせず自分だけの"ととのい"体験をしたい」という声が増えています。その夢を叶える自宅サウナですが、導入を検討する際には、デメリットとその解消方法を正しく理解しておくことが大切です。

この記事では、自宅サウナの7つのデメリットを正直にお伝えしつつ、それぞれの具体的な解消方法を詳しくご紹介します。idetox(アイデトックス)での導入プロセスや、専門技術者による無料現地調査、設置後のトータルサポートについても解説しますので、後悔しない自宅サウナ選びの参考にしてください。

 

家庭用サウナの3つのタイプと特徴

家庭で楽しめるサウナには主に3つのタイプがあります。デメリットの内容は設置方法によって大きく変わるため、まずは各タイプの特徴を理解しましょう。

屋内サウナ|天候に左右されない安定感

居住空間内に設置するタイプのサウナです。浴室や脱衣所などに常設で設置します。湿気対策と換気が重要なポイントとなりますが、天候に左右されない安定した利用ができる点が最大のメリットです。

  • 埋め込み型:リフォームの一環として部屋の一角をサウナルームとして作り込むタイプ
  • ボックス型:既製品のサウナユニットを室内に設置するタイプ

POINT

屋内サウナは、仕事帰りの夜遅くでも、雨の日でも気軽に入れるため、サウナ習慣を続けやすいという大きなメリットがあります。

屋外サウナ(据え置き)|本格的なサウナ体験

庭や駐車場などの屋外スペースに設置する常設型のサウナです。自然を感じながらサウナを楽しめる開放感が魅力で、外気浴との相性も抜群です。

  • バレル型(樽型):円筒形の木製サウナで北欧らしいデザイン性が特徴
  • ログハウス型:本格的な木造サウナ小屋で複数人での利用に適している

テントサウナ|手軽に始められる入門編

必要な時だけ設置し、使用後は片付けられる一時的なサウナです。初期費用を抑えながらサウナライフを始められるため、「まずは試してみたい」という方におすすめです。

  • 低コストで導入可能(10万円〜30万円程度)
  • 収納できるためスペースを常時占有しない
  • キャンプ場など屋外でも活用できる

テントサウナについてさらに詳しく知りたい方は、テントサウナのメリット・デメリット【購入時のポイントは?】もご覧ください。

 

自宅サウナの7つのデメリットと解消方法

自宅サウナ導入前に確認すべき7つのチェックポイント

自宅サウナには魅力的なメリットがある一方で、導入前に知っておくべきデメリットがあります。ここでは7つの主要なデメリットを正直にお伝えしつつ、それぞれの具体的な解消方法をご紹介します。

大切なのは、デメリットを知った上で「解消できるかどうか」を判断することです。結論として、これらのデメリットは適切な対策と専門業者のサポートがあれば、十分に解消できます。

デメリット1. 初期費用が高額になる

家庭用サウナの導入には、本格的な屋内・屋外サウナで本体価格50万円〜200万円に加え、設置工事費(配送費・組立工事・電気工事など)が必要です。

この費用は確かに大きな負担に感じるかもしれません。テントサウナでも薪ストーブ込みで15万円〜40万円程度はかかります。

一般的な解消方法

初期費用の負担を軽減するには、分割払いの活用や、複数業者への見積もり依頼が有効です。また、電気工事と設置工事を一括で行える業者を選ぶことで、別々に発注するより費用を抑えられます。

長期的な視点で見ると、総務省統計局「家計調査」によれば、娯楽・レジャー関連の支出は家計の重要な位置を占めています。サウナ施設への通い費用(1回1,500円程度×月8回×12ヶ月=年間約14万円)と比較すると、数年で元が取れる計算になります。

idetoxでは無料現地調査で正確な見積もりを事前に提供し、予算に応じた最適なプランをご提案しています。

デメリット2. 設置スペースの確保が難しい

日本の住宅事情では、十分な設置スペースを確保することが課題になる場合があります。

国土交通省「住生活基本計画」によると、日本の住宅は諸外国と比較して延床面積が限られる傾向にあります。屋内サウナを設置するには最低でも1畳以上の専用スペースが必要で、安全性と快適性を考慮すると2畳以上が理想的です。マンションでは管理規約による制限があることも。

一般的な解消方法

スペースの制約を乗り越えるには、カスタマイズ対応が可能な業者を選ぶことが重要です。既製品のサイズに合わせるのではなく、自宅のスペースに合わせたサイズでサウナを製作できるかどうかを確認しましょう。

マンション設置では、管理組合への説明資料を準備し、騒音や振動、防火対策について具体的に説明することで承認を得やすくなります。

idetoxでは1cm単位のカスタマイズ対応が可能で、お客様のスペースに合わせた最適なサイズでご提案できます。

デメリット3. メンテナンスの負担がある

公共サウナ施設では専門スタッフが行うメンテナンスを、自宅サウナでは所有者が担う必要があります。

  • 汗や湿気によるカビ対策の定期清掃
  • 木材の状態チェック
  • サウナストーブやサウナストーンの点検
  • 電気系統の安全確認

一般的な解消方法

メンテナンスの負担を軽減するには、設置時に丁寧な使用方法・手入れ方法の説明を受けることが重要です。また、アフターサポートが充実している業者を選ぶことで、万が一のトラブル時にも安心です。

基本的なメンテナンスは、使用後の換気と定期的な拭き掃除程度で済むため、正しい知識があればそれほど大きな負担にはなりません。

idetoxでは設置後アフターケア対応として、メンテナンス方法の丁寧な指導に加え、マニュアル・動画サポートもご用意しています。

デメリット4. 設置後の変更・撤去が難しい

本格的な家庭用サウナは重量が数百キロに及び、「やっぱり不要」と思っても簡単には撤去できません。

特に埋め込み型サウナの場合、住宅の一部として組み込まれるため、撤去には工事が必要になることもあります。

注意!

特にマンションでは、撤去時に管理組合の承認が再度必要になる場合があります。賃貸物件への設置は原状回復義務の観点から慎重な検討が必要です。

一般的な解消方法

設置前に十分な現地調査を行い、実際の生活空間でのサウナ配置を詳しく確認することが重要です。生活動線や圧迫感を事前に把握することで、「設置してから後悔」というリスクを大幅に減らせます。

また、将来的な移設の可能性を考慮するなら、埋め込み型よりボックス型を選ぶことで、引っ越し時にも対応しやすくなります。

idetoxでは、設置前に詳細な無料現地調査を実施し、後悔のない導入をサポートしています。

デメリット5. 周囲環境への湿気・温度の影響

サウナ使用時には室温80℃〜100℃、湿度60%〜80%の高温多湿環境が生まれます。適切な換気と断熱対策を怠ると、住宅全体に湿気が広がる可能性があります。

サウナの換気について詳しく知りたい方は、自宅サウナの換気設備完全ガイド|最適な通気孔設置とメリット・デメリットをご参照ください。

一般的な解消方法

湿気対策の基本は、適切な換気システムの導入です。建築基準法では居室の換気について基準が定められており(建築基準法第28条)、サウナ室も同様に適切な換気計画が必要です。

高性能断熱材の使用により、サウナ室外への熱伝導を最小限に抑えることも重要です。

idetoxでは、サウナ設置時に専用換気システムを標準装備し、専門技術者による換気計算でカビ・結露のリスクを大幅に軽減しています。

デメリット6. 水風呂環境の確保が課題

本格的な「ととのい」には「サウナ→水風呂→外気浴」のサイクルが重要です。この「ととのい」の仕組みは、交感神経と副交感神経のスイッチングによるものです。サウナで交感神経が優位になり、水風呂で一気に副交感神経優位へ切り替わることで、深いリラックス状態が生まれます。

しかし、気象庁の観測データによると、夏場の水道水温度は地域によって25℃を超えることがあり、理想的な水風呂温度(15℃〜20℃)を維持するのが難しくなります。

一般的な解消方法

水風呂の温度管理には、チラー(冷却装置)の導入が効果的です。省エネ型チラーを使用することで、年間を通じて安定した水温を維持できます。

初期費用を抑えたい場合は、まずはシャワーでの冷水浴からスタートし、後から水風呂を追加する段階的な導入も可能です。

idetoxでは、サウナ設置時に効率的な冷却システムもセットでご提案可能です。

デメリット7. 火災リスクと法規制への対応

サウナストーブは表面温度が非常に高くなるため、適切な安全対策と法規制への対応が必須です。

特に重要なのは、電気用品安全法(PSE)の認証を受けた製品を選ぶことです。経済産業省「電気用品安全法のページ」によると、PSEマークのない電気製品の販売は法律で禁止されており、安全基準を満たしていない製品は火災リスクが高まります。

  • 電気用品安全法(PSE)認証の確認
  • 消防法に基づく設置基準の遵守
  • 適切な離隔距離の確保
  • 専用回路の設置と漏電ブレーカーの導入

一般的な解消方法

法規制への対応は、PSE認証取得製品を選ぶことが基本です。また、設置時には消防法・建築基準法に精通した専門業者に依頼することで、法的リスクを回避できます。

火災保険についても、サウナ設置を保険会社に報告することで、万が一の際にも補償を受けられるようにしておきましょう。

idetoxで取り扱うサウナストーブは、PSE認証取得製品を厳選。ハルビア正規品など信頼性の高い機材を使用し、消防法・建築基準法にも完全対応しています。

 

自宅サウナで後悔しないための3つのポイント

デメリットを把握した上で、後悔しない自宅サウナ導入を実現するために、特に重要な3つのポイントをお伝えします。

ポイント1. 信頼できる専門業者を選ぶ

自宅サウナで後悔する最大の原因は、業者選びの失敗です。安さだけで選んでしまうと、設置後のサポートがなかったり、法規制に対応していない製品だったりするリスクがあります。

信頼できる業者を見分けるポイントは以下の通りです。

  • PSE認証取得製品を取り扱っているか
  • 無料の現地調査を実施しているか
  • 設置後のアフターサポート体制があるか
  • 過去の設置実績を公開しているか

idetoxでは、無料現地調査から設置後のトータルサポートまで、一貫したサービスを提供しています。年間1000件以上の対応実績を持つ専門スタッフが、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランをご提案します。

ポイント2. 事前に十分な情報収集をする

「思っていたのと違った」という後悔を防ぐには、事前の情報収集が欠かせません。サウナのタイプ別の特徴、設置場所による違い、メンテナンス方法など、導入前に知っておくべきことは多岐にわたります。

サウナに使われる木材について詳しく知りたい方は、サーモウッド加工で自宅サウナの耐久性アップ!知っておくべきメリット・デメリットも参考になります。

ポイント3. 自分のライフスタイルに合ったタイプを選ぶ

自宅サウナの満足度は、自分のライフスタイルに合った選択ができるかどうかで大きく変わります。「本格的なサウナ体験がしたい」「手軽に楽しみたい」「家族で使いたい」など、目的によって最適なサウナタイプは異なります。

 

idetoxでの自宅サウナ導入プロセス

デメリットを理解し、解消方法を確認したら、次は実際の導入プロセスです。idetoxでは、お客様の不安を取り除く丁寧なサポート体制で、安心の自宅サウナ導入をお手伝いします。

  1. お問い合わせ・ヒアリング:ご希望や不安点を丁寧にお伺いします
  2. 無料現地調査:専門技術者がご自宅を訪問し、設置可能性を確認
  3. プラン提案・見積もり提出:最適なプランと正確な見積もりをご提示
  4. 設計・調達:お客様専用のサウナを設計・手配
  5. 製作・輸送:品質管理された製品をお届け
  6. 施工・組立:専門スタッフによる安全な設置工事
  7. 動作確認・使用指導:メンテナンス方法も丁寧にレクチャー
  8. 設置後サポート:困ったときはいつでもご相談いただけます

家庭用サウナの設置場所比較:屋内と屋外の違い

デメリットの内容は設置場所によって大きく変わります。屋内設置と屋外設置、それぞれの特徴を比較してみましょう。

比較ポイント 屋内設置 屋外設置
利便性 天候に関係なく利用できる 天候や季節の影響を受けやすい
プライバシー 高い(目線を気にせず利用可能) 周囲の目が気になることがある
設置のしやすさ スペース確保が難しい場合が多い スペースがあれば比較的設置しやすい
メンテナンス 塗装メンテナンス不要だが換気に注意 天候による劣化を防ぐ定期メンテナンスが必要
水風呂の確保 浴室と併用できるが制限あり 専用水風呂の設置ができる
初期費用 電気工事費が高額になりやすい 基礎工事費が必要
サウナ体験 安定した環境で快適 自然を感じる開放的な体験

さらに詳しい比較は、自宅サウナの7つのデメリットと解決方法|後悔しない導入方法でも解説しています。

 

サウナ設置が難しい場合の代替案

住宅事情や予算の問題から家庭用サウナの設置が難しい場合でも、サウナライフを楽しむ方法があります。

ミストサウナの活用

浴室リフォーム時にミストサウナ機能を追加する方法があります。温度は40℃〜60℃程度と本格サウナより低めですが、湿度100%の環境で発汗効果とリラックス効果は十分に得られます。設置費用も50万円〜100万円程度と、比較的導入しやすい価格帯です。

その他の選択肢

  • テントサウナ:設置スペースの問題をクリアしやすく、初期費用も抑えられる
  • サウナドーム:体を温める効果はありますが、本格的なサウナ体験とは異なります
  • 近隣サウナ施設の定期利用:まずは施設で「自分に合うサウナ」を知ることも大切

POINT

「本当に自分に自宅サウナが必要かわからない」という方は、まずはidetoxの無料相談で専門スタッフにご相談ください。お客様のライフスタイルやご予算に合わせて、最適な選択肢をご提案します。

 

まとめ:デメリットを理解すれば、自宅サウナで後悔しない

自宅サウナで快適なととのい体験を楽しむイメージ

自宅サウナには7つのデメリットがありますが、この記事でお伝えしたように、適切な対策と専門業者のサポートがあれば、これらの問題はすべて解消できます

大切なのは、デメリットを知らずに導入するのではなく、デメリットを十分に理解した上で「自分には解消できる」と納得してから導入することです。

自宅サウナがあれば、こんな生活が手に入ります。

  • 仕事帰りの遅い時間でも、いつでも好きなタイミングでサウナに入れる
  • 他の利用者を気にせず、自分だけの「ととのい」時間を楽しめる
  • 家族や友人と一緒に、プライベートなサウナ体験ができる
  • サウナ施設への移動時間がゼロになり、日常にサウナを取り入れられる

サウナの本場フィンランドでは、一般家庭にサウナがあることが当たり前の文化です。フィンランド統計局によると、フィンランドには約330万台のサウナがあり、人口約550万人に対して約0.6台の割合で存在しています。日本でも住宅事情に合わせた適切な準備と専門業者のサポートがあれば、快適で安全な自宅サウナ環境を実現できます。

idetoxでは、無料現地調査から設置後のトータルサポートまで、お客様の不安を取り除く包括的なサービスを提供しています。「自宅サウナに興味はあるけど、本当に大丈夫かな」と迷っている方は、まずは専門家による無料相談で、あなたのご自宅でのサウナ導入可能性を確認してみてください。

アンケート - idetoxアンケート

アンケート

最後までご覧いただきありがとうございます。 より良い自宅サウナを提供するために、アンケートにご協力よろしくお願いします!質問は3つです。

もし自宅サウナを購入するなら、自宅サウナに求める「一番の価値」は?
購入時に最も「重視する(厳しく見る)」点は?
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質問 1 / 3
ご回答ありがとうございました!
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サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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