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賃貸マンションでもサウナが楽しめる!設置条件と注意点を徹底解説

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【確認する4つのポイント】賃貸で本格ボックスサウナって置ける? idetox オンラインショップ

はじめに

庭がないマンションやアパートでも、本格的なサウナ体験ができる屋内ボックスサウナが人気を集めています。

一度設置してしまえば、テントサウナのように毎回撤去・設営する手間がかかりません。メンテナンスも簡単で、スイッチ一つで簡単にサウナ部屋を作ることができます。

 

でも、賃貸のアパートやマンションでそんな本格的なボックスサウナを使うことはできるのでしょうか

今回はその疑問を解決するために、「賃貸物件でサウナを設置する際の条件や注意点」を解説していきます。

 

idetoxでは、100種類以上のカスタマイズが可能な商品ラインナップから、お客様に最適なサウナをご提案いたします。

自宅サウナをご検討中の方は、ご希望の条件を添えてお気軽にご連絡くださいませ。

 

賃貸でもサウナは設置可能

結論から言うと「ほとんどの場合、賃貸でもサウナを置くことができます」。

基本的に屋内型の家庭用サウナは壁や天井に穴を開ける必要がなく、移動や撤去も容易です。そのため、賃貸物件で求められる「原状復帰(退去時に入居時の状態に戻すこと)」も基本的に問題なく対応可能です。

 

ただし、マンションやアパートにサウナを導入する際には、いくつか確認すべきポイントがあります。これらをクリアにすることで、賃貸でも快適にサウナを楽しむことができます。

 

賃貸物件にサウナを設置する際の4つの確認事項

賃貸物件にサウナの設置を考えている場合、以下の4点を事前に確認することが重要です。

  1. スペース
  2. ストーブの使用可否
  3. 重さ
  4. 電圧や配線

これらの項目について、次に詳しく解説します。

注意!

以下の内容は契約書だけでなく、管理会社や管理組合に直接確認することをおすすめします。

 

スペースの確認

最初に確認すべきは設置するスペースです。

一般的な1人~2人用のボックス型自宅サウナの場合、1.3m×1.3mほどのスペースがあれば設置可能です。idetoxの屋内サウナは1.2m×1.2mで、余裕を見て1.5m四方くらいのスペースを確保することをおすすめします。

 

マンションは効率的な部屋割りがされているため、スペースの確保が難しい場合があります。ドアの開閉や動線も考慮し、自宅内にサウナを置けるスペースがあるかを確認しましょう。

 

また、サウナ後に水風呂やシャワーを浴びることが多いため、脱衣所や浴室に近い場所を設置場所に選ぶことが理想的です。

リビングや寝室などのスペースを活用しても問題ありませんが、動線を考慮した配置が大切です。

 

ストーブの使用可否

屋内に設置する家庭用サウナの場合、一般的に「電気ストーブ」または「遠赤外線ストーブ」で空間を温めます。(薪ストーブは煙突が必要なため、屋内サウナではほとんど使用されません)

これらの熱源を屋内で使用してよいかを、契約書等で確認する必要があります。

 

賃貸マンションやアパートの中には「電気ストーブ禁止」の物件があります

この規制は主に火災リスクを理由にしており、寒い季節にはエアコンの使用が推奨されます。

ただし、電気ストーブが禁止されていても、遠赤外線ストーブは許可されている場合が多いです。これは遠赤外線サウナの温度が比較的低いためです。

 

契約書を確認したり、管理会社に連絡し、電気ストーブや遠赤外線ストーブの使用が問題ないかを確認しましょう。

 

サウナの重さ

次に確認するのはサウナの重さです。

建築基準法では住宅の床の耐荷重は、1㎡あたり180kg以上であることが定められています。

そのため、180kgを超える重量物は床に負担をかける可能性があります。

 

ボックスサウナ単体の場合、1㎡あたり100~150kg前後が一般的で、この範囲であれば建築基準法の基準をクリアしています。idetoxの屋内サウナは1.44㎡で200kg、つまり1㎡あたり約140kgです。

しかし、重たい電気ストーブや椅子などを含めると、1㎡あたり180kgを超える場合もあります。

また180kg以下のサウナでも、中に人が入れば200kgを超えることが多いです。

 

ただし、実際には床の設計に余裕がある場合が多いですが、長期間設置する際は床に凹みが生じる可能性があり、退去時に修繕費が発生することがあります。

 

サウナを設置する場合、柱が通っている強い床面を選ぶか、重さを分散する薄いマットを敷くなどして対策しましょう。

また、床の耐荷重についても管理会社に確認しておくと安心です。

 

注意!

極端に軽いボックスサウナには注意が必要です。木材が薄かったり隙間があったりすることで、断熱性能が低い可能性があります。

 

電圧や配線の確認

電気ストーブや遠赤外線ストーブのほとんどが、200Vのコンセントを必要とします。

  

市場には100Vの家庭用コンセントで使用できる電気ストーブもありますが、それらは加熱能力が低く、設定温度が低い温まるまでに時間がかかるなどのデメリットがあります。

200Vの電圧が必要なストーブを使用する場合、コンセントの電気工事が必要になることがあります。サウナ設置場所が遠い場合は、200V用の延長ケーブルも必要です。

ほとんどのマンションでは問題ありませんが、一部の賃貸マンションでは電気工事が許可されないことがあります。

勝手に工事を行わず、必ず管理会社に確認してください。

 

また、賃貸マンションでは退去時に原状復帰が求められることが多いです。

引越しの際には、再度電気工事をして元に戻すことを忘れないようにしましょう

 

退去時にはどうするの?

ここまで、賃貸物件にサウナを設置する際の確認事項について解説しましたが、退去時にはどうすればよいのでしょうか。

退去時には、ボックスサウナを引越し先に持っていくか、処分するかを決める必要があります。

どちらの場合も専門の業者に依頼するのが安心です。

 

引越し先に持っていく場合は、販売店に相談して取り外しから設置までを任せると良いでしょう。引越し先が遠い場合でも、おすすめの業者を紹介してくれるかもしれません。

素人が分解や再組立てを行うと、サウナの壁や天井に隙間ができて、適切に温まらなくなったり、最悪の場合破損してしまうリスクがあります。

多少の費用はかかるかもしれませんが、専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

また、処分する場合は、小さいボックスサウナであれば1人でも分解可能な場合が多いです。

電源をコンセントから抜いたことを確認し、分解して廃品回収業者に引き取ってもらいましょう。

 

オーダーメイドで選べる本格自宅サウナ

idetoxで販売しているボックスサウナは、オーダーメイド型で、限られたスペースを最大限に活用できます。

温度やタイマー設定もデジタルパネルで簡単に調整可能です。

「カナダ産のレッドシダー」「カナダ産のヘムロック」「フィンランド産の白松」「ロシア産の白松」の4種類の無垢材から、お好みに合わせて木材をお選びいただけます。

もちろんロウリュに対応しており、ロウリュグッズや砂時計などの備品も完備しているため、自宅でいつでも快適にサウナを楽しむことができます。

 

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サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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