コラム

【テントサウナの選び方】確認したい7つのポイント

作成日:
更新日:
【後悔しない選び方】テントサウナ選びの7つのポイント idetox オンラインショップ

はじめに

山や川、海辺など大自然を満喫しながら楽しめ、自宅の庭でも使える注目の「テントサウナ」。

テントサウナとは、専用のテントの中にストーブを置いて部屋の中を温め、サウナにしたものです。

キャンプ場やアウトドアイベントなどでもテントサウナがよく取り入れられていることもあって、少しずつ知っている人やファンを増やしています。

それとともにたくさんの種類の商品が販売されていて、いざ自分もマイテントサウナを購入しようと思ってもどれを選べばいいか悩んでしまいます。

そこで今回はテントサウナを選ぶときに見る7つのポイントについて解説していきます。

 

テントサウナを買う前に押さえておく7つのポイント

結論から言うとテントサウナ選びのポイントは以下の7つ。

  1. 大きさ
  2. ストーブの種類
  3. 持ち運びのしやすさ
  4. 断熱性
  5. 設営や撤去の簡単さ
  6. メンテナンスの簡単さ
  7. その他

 

少し多いですが、自身でそれぞれに優先順位をつけながら選ぶ参考にしていただければと思います。

ではそれぞれ詳しく解説していきます。

 

①大きさ(収容人数)

サウナテントの大きさ

何と言っても最初に見るポイントは大きさです。

どんな目的で使うかによって、テントサウナの大きさを絞るようにしておきましょう。

小さいものは設置場所を選ばず、少ない燃料で楽しめますが、少し閉塞感を感じます

逆に大きいものは大人数で楽しめますが、広い平らなスペースが必要な上、燃料を多く必要とします

「大は小を兼ねる」と思って深く考えずに大きいものを買ってしまうと、設営の大変さや薪の多さなどにゲンナリしてしまいますよ。

 

テントの形が三角タイプかボックスタイプか円形タイプかにもよりますが、一般的なテントサウナの床面の大きさと収容人数のだいたいの関係は以下のとおりです。

  • 1~2人用 : 150cm × 150cm
  • 3~4人用 : 200cm × 200cm
  • 5~8人用 : 400cm × 400cm

 

②ストーブの種類

テントサウナのストーブ

次に、販売されているテントサウナがストーブがセットになっているかどうかを確認しましょう。

すでにストーブをお持ちだったり、ストーブに強いこだわりがない限り、ストーブもセットになっている商品がおすすめです。

別売りのものを買ってしまうと、(特に別メーカーだと)スペック以上に室内が温まりにくかったり、煙突の大きさが微妙に合わなかったりとリスクが伴います。少し値段は高いかもしれませんが思い切って一式セットのものを買うほうが無難です。

 

ほとんどのテントサウナはストーブにもこだわりがある設計になっていて、それぞれ長所が商品説明欄に記載されているはずです。

着火や薪入れの簡単さ」・「燃料効率」・「大きさ」・「手入れの簡単さ」など、好みや使う用途に合わせて選ぶようにしていきましょう。

不安があればSNSやネットで商品名を調べて、使ってみた方のレビューやブログを確認するといいですよ

 

また稀ですが、テントサウナでも薪ストーブではなく電気ストーブを使うタイプも存在します

電気ストーブのタイプはテントには煙突穴が必要ないため室内が温まりやすかったり、準備や片付けが簡単だったりと、いくつかメリットがありますが、基本的に電源が必要になりますので注意しておきましょう。

例えば電気自動車でキャンプをするときには、電気自動車を電源にできるので電気ストーブの方が手軽で快適だったりもします。

 

最後にテントサウナはサウナ小屋などに比べて外気の影響をうけやすいため、特に冬場などは室内が温まりにくかったりします。そんなときに湿度を上げて発汗を促すのが「ロウリュ」です。

検討しているストーブがロウリュに対応しているかどうかは忘れないように確認してくださいね。

 

③持ち運びのしやすさ

テントサウナの持ち運び

テントサウナは手軽に持ち運べて、どこでもサウナが楽しめるという利便性の高さが長所の1つです。実際収納バッグが付属しているテントサウナも多く販売されています。

しかし持ち運びのやすさは商品によって大きく違います。

 

持ち運びの簡単さを判断するポイントは「収納時の大きさ」と「重さ」です。

せっかくのテントサウナなのに、収納しても車に入らないほど大きかったり、とても1人で持ち運びできないような重いものも存在します。

多くの商品は商品ページに収納時のサイズや重さが記載されています。自分の車に載せられるかや自分で持てるかを想定して確認するようにして下さい。

 

④テントの断熱性能

雪の中のテントサウナ

テントによって張地の素材や作りが異なり、断熱性能に差があります

 

ストーブの性能にもよりますが、テントの断熱性能が高いと、外の気温の影響を受けにくくなったり、準備の時間が短かくなったりします。断熱性能に自信がある商品は必ず商品ページに記載がありますのでよく見ておくようにしておきましょう。

特に断熱性能についての記載がない場合は、「最高温度」や「準備時間」などを見て参考にするようにして下さい。基本的に最高温度はどのテントサウナも「70℃」以上で記載されていますが、「100℃」や「120℃」など高い温度が記載されているものもありますよ。

断熱性能で選ぶなら「SaunaHax」がおすすめです。

3層の断熱構造で真冬でも快適に使うことができる設計ですよ。

 

 

⑤設営、撤去の簡単さ

テントサウナの設営

毎回設営したり撤去したりする必要があるテントサウナ。

快適に使い続けるためには、設営や撤去のしやすさにも目を向けるようにして下さい。

 

意外とめちゃくちゃ面倒だったり、分かりにくかったりするものもあります。

もし商品ページに設営についての記載がないものは、直接販売店に聞いてみることをおすすめします。

 

⑥メンテナンスの簡単さ

テントサウナのメンテナンス

見落としがちなのがメンテナンスの簡単さです。

どんなテントサウナもテントの内側や外側が汚れてしまうので、長く使うにはメンテナンスが必要です。

 

基本的には拭き掃除をして、よく乾燥させて収納することが多いのですが、高さのあるテントだと設営したまま拭き上げることができなかったりします。テントの張地を広げるにも、形が複雑で広げにくかったり内側を直射日光に当てないように記載されていたりと、意外と差があるものです。

商品販売ページには記載されていないことが多いので、気になる方はメーカーのHPから取扱説明書を見たり、販売店に直接聞いて見るようにしましょう。

 

⑦その他

雨風に強いテントサウナ

メーカーによって、これまで説明した6つ以外にも商品に強みをもっているものがあります。

必須ではありませんが、より快適なサウナ体験をするために選ぶ参考にしてみて下さい。

その例をいくつか紹介します。

 

大きな窓

外が見渡せるような大きな窓があるテントがあります。大自然を眺めながらサウナができるので、人によってはかなり優先度が高いかもしれません。

中には空が見えるように天井に窓があるものも。

 

アクセサリ

ロウリュするためのロウリュストーンや、メンテナンスセット、また椅子などのアクセサリが豊富な商品もあります。

 

雨風への強さ

正直サウナ小屋のような据え置き型のサウナに比べると、テントサウナには限界があるため、極端に雨風に強いものはありません

それでも、多少の雨や雪、風などに耐えられるように耐久性の高い素材が使われていたり耐久性が上がるようなこだわった設計になっているものがあります。

また、太陽からの紫外線を通しにくい素材を使っているものもあります。

 

価格

価格を気にせず自分のニーズに合ったテントサウナを選んでほしいところですが、どうしても予算の都合ってありますよね。

商品によっては他と同じくらいのスペックでも格段に安いものもあります

 

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

SNSをフォローしていただくと、サウナに関する情報を随時お届けいたします。

RECOMMEND BOX SAUNA