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屋外サウナを長持ちさせる!メンテナンスのやり方と利用時のポイント

屋外サウナを長持ちさせる!メンテナンスのやり方と利用時のポイント

はじめに

自宅サウナは、いつでも気軽にリラックスできる素晴らしいスペースですね。しかし、長期間快適な空間を保つためには適切なメンテナンスが必要です。

特に屋外に設置するサウナは、風雨や日光にさらされ、木材や設備にダメージが蓄積しやすくなります。もし適切なメンテナンスを怠ると、木材の劣化や変色、カビの発生、設備の故障などにつながり、もし利用できたとしても安全性や衛生面で問題が生じる可能性があります。

この記事では屋外サウナに必要なメンテナンスや、長持ちするためのサウナ利用時のポイントなどを詳しく解説していきます

 

利用時のポイント

まずはメンテナンスそのものを減らすために、サウナ利用時や利用後のポイントを解説します。

利用前の注意点

  • 体を清潔にしてから入る

体を清潔にしてから入る

サウナに入る前にシャワー等で体の汚れや汗などを取り除くことで、サウナ内の木材の汚れを軽減することができます。

屋外で利用するため、入る前に体に土や砂、虫や木の葉などが付着しやすいです。サウナに入る前には体をできるだけ清潔にしてから入るようにしておきましょう。特に足裏は重点的に洗っておきましょう

これにより、木製の床やベンチが清潔に保たれ、メンテナンスの労力や頻度を下げることができます。

 

利用中の注意点

  • タオルの使用
  • 硬度の低い水でロウリュ
  • 適切な換気

タオルの使用

サウナ内でタオルを敷くことで、体に付着している汚れはもちろん、したたり落ちる汗からも木材の汚れや劣化を防ぎ、清掃の手間を減らすことができます。

ベンチはもちろんですが、床が汚れやすい環境にある屋外サウナでは床の通路となる箇所にタオルを敷いておくのもいいと思います

 

硬度の低い水でロウリュ

カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の多い硬水でロウリュを行うと、サウナストーンやストーブの周りを中心に水垢が強固に張り付き、メンテナンスが大変になります。

基本的に日本の水道水は軟水なので、水道水を使う場合は問題ありませんが、香り付きのロウリュ水を海外から取り寄せたり、市販のミネラルウォーターを使用したり、地下水を利用してロウリュを行う際には硬度に注意しておきましょう

 

適切な換気

サウナを終えるときはもちろん、長時間使用するときには定期的にドア(や給排気口)を開けて新鮮な空気を取り入れ、湿気の蓄積を防ぎましょう

 

メンテナンスのチェックリスト

次に、屋外サウナに必要なメンテナンスの例と頻度を表にまとめました。

メンテナンス項目 方法 効果 頻度
木材表面の拭き取り 柔らかい布で拭く 木材の寿命延長 毎回
ドアを開けて乾燥 ドアを開放し、風を通す 湿気防止 毎回
定期的な清掃 水と柔らかい布で拭く 汚れやカビを防ぐ 月1〜2回
サンディング 細かいサンドペーパーで研磨 木材の美観回復 都度
(室内)木材に保護剤の使用 保護剤を塗布 カビ防止 年1回
ヒーターの清掃 メラミンスポンジ等で拭く ヒーターの美観回復 月1回
サウナストーンの再配置 定期的に石を積み直す 空気流れの確保 年1〜2回
外装の清掃 水と柔らかいで洗う 美観回復と劣化防止 年2回
外壁へ保護塗料の使用 紫外線・防虫効果のある塗料を塗る 劣化防止 2〜3年ごと
木材の点検 特に継ぎ目や隙間の確認 雨風の侵入防止 年2回
電気系統の点検 配線・接続部・本体の点検 安全性の確保 年1回

こうやって見ると結構多いですね。ただ実際には、サウナに使用されている木材の種類や設置場所、利用状況によって異なりますのでご注意ください

以下では、このチェックリストに基づいて、具体的なメンテナンス方法とその効果について詳しく解説していきます。

 

利用後のメンテナンス

次にサウナを利用した後で毎回行うメンテナンスです。

  • 木材表面の拭き取り
  • ドアを開けて乾燥

木材表面の拭き取り

サウナ後にはベンチや壁に付着した水分を拭き取ることで、汗や湿気の蓄積を防ぎ、木材の寿命を延ばすことができます。

木材を傷めないように、吸水性の高い柔らかい布で拭き上げていきましょう。

 

ドアを開けて乾燥

サウナ使用後にはドアを開け、室内の湿気を逃がしてあげましょう

その日の天候にもよりますが、最低でも20分程度はドアを空けると良いと思います。その際、扇風機等で風の流れを作ってやると短時間で効率よく乾燥できます。

 

定期的なメンテナンス

ここからは毎回は必要ないですが、サウナを長持ちさせるために定期的に必要なメンテナンスです。頻度の目安も解説していますが、頻度に関しては、設置状況や利用頻度によって大きく変わるため、参考程度に見て頂ければと思います。

  • 木材(室内)のメンテナンス
  • ヒーターのメンテナンス
  • 外装のメンテナンス
  • 定期的な点検

 

木材のメンテナンス

定期的な清掃

よく晴れた日に、サウナ室内をきれいに掃除していきましょう。これによって汚れを落とすことはもちろん、木材へのカビの発生を防ぐこともできます。

まず柔らかい毛先のほうきで掃き掃除を行います。次に水をかけ、柔らかい布で木材の表面を拭きあげていきましょう。このときひどい汚れには中性洗剤を使用しても問題ありませんが、十分に洗い流すようにしておきましょう。最後にドアを開けて室内を乾燥させます。

また、木材によっては樹液(ヤニ)が表面に溶け出て、木の表面が黒や褐色などに変色する場合があります。こうしたときには清掃の最後にエタノール等を使って樹液を拭き取っていきましょう。

一般的には月に1〜2回行うと効果的です。

 

サンディング

木材にシミや傷がついてしまった場合には、清掃後に細かいサンドペーパーで木材を研磨し、元の美観を取り戻していきましょう

シミや傷が気になったら行うといいでしょう。

 

木材保護剤の使用

木材のカビを防ぐために、ヘラを使って保護剤を塗っていくこともおすすめです。普段のメンテナンスだけでは防げないようなカビを減らすことができます。

ただし、保護剤を塗ると、木の香りが損なわれる場合もあるため注意しましょう。行う場合には保護剤の種類にもよりますが年に1回程度で十分だと思います。

 

ヒーターのメンテナンス

定期的な清掃

ロウリュを行うとどうしても水垢や汚れなどがヒーターに付着しやすくなります。定期的にメラミンスポンジなどを使ってヒーターを磨き上げていきましょう

月に1回程度、室内の清掃と同じタイミングで行うといいでしょう。

 

サウナストーンの再配置

利用頻度や種類にもよりますが、一般的にサウナストーンは3年ほどの寿命があります。

しかし、途中で一部の石が割れたり、ロウリュの影響で積み上げた石が崩れ、空気の流れが悪くなることがあります

定期的にサウナストーンを積み直し、空気の流れを確保するようにしておきましょう

年に1〜2回程度行うことをおすすめします。

 

外装のメンテナンス

外装の清掃

屋外サウナの外装は風雨や日光にさらされるため、定期的に清掃することが重要です。

低圧洗浄機やホースを使用して、水やブラシで外装の汚れやカビを除去します。このとき、強く水を当てたり硬いブラシを使用して木材を傷つけないように注意しましょう

特に、苔やカビが発生している場合は、カビ取り剤を使用して除去しますが、木材に優しいものを選び、使用後は十分に水で洗い流すことが大切です。

年に2回、春と秋のよく晴れた日に行うと良いでしょう。

 

保護塗料の使用

太陽光に含まれる紫外線は、木材の成分を分解します。すると、木材の表面が次第にやせ細ってしまいます。いわゆる「風化」と呼ばれる劣化現象です。

また菌や虫の影響で木材が腐ることもあります

これらを防ぐために、定期的に木材の保護塗料を外壁や屋根に塗布し、木材をしっかり保護していきましょう

塗料にもよりますが、2〜3年ごとに行うといいでしょう。

 

定期的な点検

木材の点検

定期的に内部および外部の木材を点検し、ひび割れや変色、劣化がないか確認しましょう。

点検の際は、木材の表面だけでなく、継ぎ目や隙間ができていないかもチェックします。ひび割れや亀裂があると、雨風が室内に侵入し、木材の腐食やカビの原因になってしまうため、早めの補修が必要です。

小さなひび割れであれば、耐熱性のある木材用のパテやシーラントで埋めることもできますが、大きなひび割れや構造的な問題がある場合は、専門家に相談しましょう。

点検は年に2回程度行うことをおすすめします。

 

電気系統の点検

定期的に電気系統やヒーターの動作を点検し、必要に応じて専門家に依頼して修理を行います。

点検時には、配線の損傷、接続部の緩み、ヒーターの動作不良がないかを確認しておきましょう。もし電気系統に異常が見られる場合は、火災や感電の原因になる可能性があるため、すぐに使用を中止し、専門家に修理を依頼する必要があります。

点検は年に1回は必ず行うようにしておきましょう。

 

さいごに

以上のメンテナンス手順を守ることで、屋外サウナを長期間にわたって良好な状態に保つことができます。快適なサウナ体験を楽しみながら、大切なサウナを守っていきましょう。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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