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サウナ中のコンタクトレンズの使用はOK?注意点やリスクとともに解説

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サウナ中のコンタクトレンズの使用はOK?注意点やリスクとともに解説

はじめに

サウナを利用する際、サウナ中にコンタクトをつけていても大丈夫か気になるところですよね。そこでここでは、サウナ中のコンタクトが問題ないのか、また何に気をつければ良いのかを解説していきます。

 

サウナ中のコンタクトは基本的に大丈夫

結論から言うと、サウナ中にコンタクトレンズを使用しても基本的に問題ないようです。

 

フィンランドの一般的な認識

サウナ中のコンタクトレンズの使用について

まずサウナの本場であるフィンランドではどう考えられているのでしょうか。

フィンランドの産業衛生研究所の研究員、ユッカ・メキティ MDの研究によれば、以下のように記載されています。

(フィンランドでは)サウナ中にコンタクトを使用できるという認識が一般的

日本よりはるかにサウナに入る機会が多いフィンランドで、特に問題視されていないのであれば安心ですね。

 

コンタクトレンズメーカーの見解

サウナ中のコンタクトレンズの使用について

次にコンタクトレンズメーカーの見解です。

大手メーカーであるメニコンのHPには次のように記載されています。

サウナでも装用はできますが、レンズが乾燥してずれたり、はずれやすくなる可能性がありますのでご注意ください。できればはずした方が安心です。

つまり基本的に問題ないようですが、高温なサウナでの中のコンタクトレンズの装用は、レンズの乾燥や位置のずれなどの問題を引き起こす可能性があるようです。

 

サウナ中のリスクまとめ

サウナ中のコンタクトレンズの使用について

サウナ中のコンタクトレンズの使用には以下のようなリスクが考えられます

  • 高温によるレンズの変形や乾燥
  • レンズの位置がずれやすくなる
  • 乾燥により目の不快感や赤みを引き起こす可能性

 

リスクを下げるサウナの入り方

サウナ中のコンタクトレンズの使用について

サウナを使用する前に以下の点を注意してください。

可能なら取り外す

サウナ中の目の乾燥やレンズのズレを防止するためには、できる限りコンタクトを外して利用するようにしましょう。

サウナで使えるメガネも各社で発売されていますので、メガネで代用することも選択肢に入れておきましょう。

 

定期的に目をつむる

特にテレビが設置してあるサウナを利用する際には、長時間見続けることで乾燥のリスクを上げてしまいます。

サウナの中でコンタクトレンズを使用する場合は、乾燥を防ぐために、定期的に目をつむるようにしましょう。

 

ズレたらすぐにサウナを出る

サウナ中はコンタクトがズレやすくなります。ズレやすい状態で元に戻そうとしてもなかなかハマらず、無理に戻そうとして目を傷つけてしまう可能性があります。

コンタクトがズレたときには、目を触らず一度サウナを出るようにしましょう。

 

    まとめ

    サウナ中のコンタクトレンズの使用は注意が必要です。特に高温の環境下での乾燥や位置のずれに注意し、できればレンズを取り外してサウナを楽しむことをおすすめします。

    サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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