コラム

4種類の自宅サウナのストーブとそれぞれの長所・短所

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はじめに

4種類の自宅サウナのストーブとそれぞれの長所・短所

自宅サウナで使うストーブ(ヒーター)には、薪、電気、スチーム、遠赤外線の大きく4種類があります。

自宅サウナを購入するときにはこれらの違いについて知り、どれが自分に一番あっているかを決めなければいけません。

そこで今回はこれらストーブそれぞれのメリットやデメリット、また一般的なコスパ(ランニングコスト)を解説していきます。あなたの自宅サウナ選びのヒントになれば幸いです。

 

薪ストーブ

何千年も前からサウナで使われてきた最も伝統的で本格的なタイプのストーブです。

 

薪ストーブは直接火が使われ、煙が発生します。そのため基本的に屋外サウナやテントサウナで利用され、屋内サウナでは基本的に使われません。

 

薪ストーブは十分な火力を出すまでに非常に時間がかかり準備に1時間を超えることは珍しくありません。ただし、他のストーブより火力が強いのでサウナ室を100℃やそれ以上の高温まで上げることが可能です。一定の火加減を維持するのが難しく、常に火の強さを見ながら薪や空気などを調整していく必要があります。面倒臭さもありますが、逆にそれが楽しかったりもします。

 

一般的には薪ストーブで作った火の上に石を置いて、石をしっかり加熱していきます。そして湿度を上げるために石に水をかけてロウリュしていきます。

本体価格は基本的に他のサウナストーブよりも安いものが多く、手に入れやすいです。

 

薪ストーブのコスパ

テントサウナの場合、薪ストーブを使うと1回(約1時間)のサウナで約10kg(準備で5kg、サウナ中に5kg)の薪を使用します。

薪は種類を選ばなければ1kgあたり100~150円ほどですので、平均的に1回のサウナで1,000~1,500円のコストがかかります

 

後述しますが、これは他のストーブに比べてかなりコスパは悪いほうです。なんなら1人で利用する場合、近くのサウナ施設に入りに行ったほうが安かったりもします。

もちろん「薪ストーブの種類」や「薪の種類」、また「完全燃焼される割合」といった使い方によっても維持費は大きく変わってきますので薪ストーブを買う際にはそのあたりをしっかり確認しておきましょう。

 

薪ストーブの長所

  • 高温サウナが作れる
  • 本体価格が安い
  • 電気を通す必要がない
  • 広いサウナにも対応している

 

薪ストーブの短所

  • 煙が迷惑にならない場所でしか使えない
  • 準備に時間と手間がかかる
  • 維持費(ランニングコスト)が高い

 

電気ストーブ

電気ストーブ

維持や管理が楽で、自宅サウナではとてもよく使われるタイプのストーブです。

 

電気ストーブは火を使わず電気で電熱線を加熱して部屋を温めていきます。「こたつ」と同じ原理ですね。

煙は発生しないため、屋内・屋外問わず利用しやすいですが、場合によっては200Vに対応する必要があり、特に屋外に設置するときには電気を通す必要があるため追加工事が必要になることがあります。コンパクトなものであれな100Vの家庭用コンセントに直接プラグを指すだけのものもあります。

 

電気ストーブは手間もかからない上に温度調整がしやすいため非常に管理が楽です。しかしサウナ室を高温にするための火力(パワー)は薪ストーブよりも弱いため、最高でも室温は80℃程度までになるものがほとんどです。また準備には30分前後の時間がかかることが多いです。総じて、広いサウナやアツアツの高温サウナを楽しみたい方には電気ストーブは不向きです。

 

薪ストーブと同じように一般的な電気ストーブも熱源の上に石を置いて、石をしっかり加熱することができます。そして湿度を上げるために石に水をかけてロウリュしていきます。

本体価格はやや高めで、ある程度の初期費用が必要になります。

 

電気ストーブのコスパ

例えばテントサウナの中で5kWの電気ストーブを1.5時間(準備0.5時間、サウナ1時間)使ったとします。電気料金単価が27円とすると1回のサウナの電気代は202.5円(5×1.5×27)になります。

コスパはそこそこ良く、薪ストーブの10分の1程度ですね。

 

電気ストーブの場合、消費電力が違うさまざまなモデルが販売されています。ヒーターの種類はもちろん、温度設定によってもコスパは大きく変わります。ご契約されている電気料金単価やヒーターの電力を確認して、購入前に一度計算されてみて下さい。

 

電気ストーブの長所

  • 場所を選ばず使える
  • 準備、メンテナンスが簡単
  • 時間や温度管理がしやすい
  • 薪ストーブよりランニングコストが安い
  • 種類が豊富

 

電気ストーブの短所

  • 電気が必要(場合によっては追加工事も)
  • 本体が高い
  • 高温サウナは作りにくい
  • 広いサウナには向かない

 

スチーマー

スチームサウナは温度が40~50℃、湿度が100%の低温高湿タイプのサウナになります。薪ストーブや電気ストーブと違って温度が低いため、長時間過ごすことができます。また呼吸器の疾患を楽にするなどの効果もあります。

 

スチームサウナはかなり湿度が高いため少し特殊で、家庭で使うスチームサウナルームは木材ではなくビニールなどの樹脂素材を使ったものが多いです。木材にこだわる場合は防カビ加工がされていたり、隙間をしっかりなくしていく必要があるためプロによるサウナ室の取り付けをおすすめします。

 

基本的にスチームサウナをつくるスチーマーは電気で水を沸騰させて蒸気にしていきます。電気ポッドのようなものですね。

 

スチームサウナの場合、サウナ室の温度を高温まで上げる必要がないため、準備にもそれほど時間はかかりません。煙は発生しないので、屋内・屋外問わず利用できますが、屋内で使用する場合はカビが生えない工夫は必要です。

家庭用のスチーマーは普通の100Vコンセントで使えるものがほとんどで、大きさもコンパクトです。

本体価格も非常に安く、数千円程度でも販売されています。

 

 

スチーマーのコスパ

例えばテントサウナの中で1kWのスチーマーを1.5時間(準備0.5時間、サウナ1時間)使ったとします。電気料金単価が27円とすると1回のサウナの電気代は40.5円(1×1.5×27)になります。

コスパは間違いなく最強です。

ただ、スチームサウナは他のサウナとは別物に扱われることが多いので単純な比較はするべきではないかもしれません。

 

スチーマーの長所

  • 本体価格が安い
  • 最もランニングコストが安い
  • 準備に時間がかからない

 

スチーマーの短所

  • 周囲のカビ対策が必要
  • 高温の環境は作れない

 

遠赤外線

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薪ストーブが最も伝統的なサウナストーブであるのに対して、遠赤外線はもっとも現代的なストーブです。アメリカを中心に注目されており、家庭用サウナとしてもかなり普及しつつあります。

 

遠赤外線サウナの中は50℃前後の比較的低い室温ですが、体だけを直接効果的に温めていきます。そのため長時間でも苦しくなく、なおかつ体は芯から温まるため、快適に健康効果を得ることができます。ただ、皮膚の熱さや程よい苦しさを感じないため、高温サウナが好きな人には合わなかったりします。

 

煙や蒸気を発生するわけではないため、屋内・屋外どちらでも利用できますが、現在販売されている自宅用の遠赤外線サウナでは屋内用が一般的です。

 

遠赤外線は電気を使って発生させますが、やや規模が大きな設備が必要なため熱源だけを単体で販売されていることはほとんどありません。基本的にはサウナ室とセットで販売されています。(布団タイプのものもありますが、ここではサウナ室を前提に話を進めていきます)

 

出力をデジタルでコントロールするため、遠赤外線は管理がしやすいです。また蒸気や高温を発生させるわけではないため、サウナ室が傷んだりするリスクも少なく、メンテナンスも非常に簡単です。

サウナ室とセットではありますが、本体価格はやや高い傾向で、安くても数十万円、高いものだと数百万円します。

 

遠赤外線のコスパ

屋内に設置する1人用の遠赤外線サウナはだいたい2kW前後の電力です。そのため1.5時間(準備0.5時間、サウナ1時間)使って、電気料金単価が27円とすると1回のサウナの電気代は81円(2×1.5×27)になります。

今回紹介する中ではスチームサウナの次にコスパがよく、電気ストーブよりも遥かに安いことがわかりますね。


遠赤外線の長所

  • メンテナンスが簡単
  • コントロールがしやすい
  • コスパがいい
  • 準備に時間がかからない

 

遠赤外線の短所

  • 本体がやや高い
  • 高温な環境は作れない
  • 熱源単体だけで購入できない

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