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自宅用屋内サウナのメリット・デメリット徹底解説|設置費用・電気代・安全性まで網羅

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【いつでも手軽に楽しめる】屋内サウナのメリット・デメリット idetox オンラインショップ

はじめに

自宅用屋内サウナの設置メリット・デメリット完全解説

自宅用屋内サウナの導入費用は100万円~300万円が相場で、設置には専用回路工事が必要となります。しかし、毎日手軽にサウナを利用できる利便性と、年間を通じて安定した使用環境を確保できるメリットは非常に大きいものです。

本記事では、自宅用屋内サウナの具体的なメリット・デメリットを、設置費用、工事内容、維持管理、安全性まで詳しく解説します。購入を検討される方が知っておくべき重要なポイントを、専門業者の視点から包括的にご紹介いたします。

idetox(アイデトックス)では、お客様のご自宅に最適なサウナ設計から設置まで、専門技術者による無料現地調査・見積もりを実施しております。自宅サウナの導入をお考えの方は、設置環境やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

自宅サウナ専門相談窓口

 

屋内サウナの5つのメリット

屋内サウナの主要メリット5項目

自宅用屋内サウナの導入メリットは、設置工事の簡素化、日常利用の手軽さ、長期的な耐久性、プライバシー確保、年間を通じた安定利用の5つに集約されます。これらのメリットは、屋外サウナや施設利用と比較した場合の顕著な優位性となっています。

  • 電気・水道インフラを活用した設置工事の簡素化
  • スイッチ操作のみで実現する即時利用
  • 室内環境による簡単メンテナンス
  • 雨風の影響を受けない長期耐久性
  • 天候・時間・プライバシーを気にしない自由な利用

特に設置後の維持管理の簡単さは、多くの利用者から高く評価されています。屋外サウナで必要な防水処理や木材保護などの定期メンテナンスが不要となり、掃除機による清掃や拭き取りだけで良好な状態を維持できます。

 

電気工事・設置工事の実際

屋内サウナの設置工事は、「ボックスタイプのサウナ」か、「住宅に埋め込むタイプのサウナ」かによって大きく異なりますが、最も手軽で工事費も安いのが「ボックスタイプ」です。ボックスタイプの場合は(サイズなどにもよりますが)工事期間は1日~数日で、費用は20万円前後が多いです。マンションの場合は、管理組合への届け出が必要となる場合がありますが、idetoxでは管理組合承認サポートも実施しております。

屋内サウナの電気工事に関しては、既存の電気インフラを活用するため、想像以上に工事が簡素化されます。一般的な家庭用サウナの場合、200V専用回路の設置が必要となりますが、これはエアコンや電気温水器と同様の工事レベルです。工事期間は通常1~2日程度で完了し、大規模な改装工事は不要です。

設置後の電気代は、(小型サウナの場合)1回1時間の使用で約60円程度が目安となります。毎日使用しても月額2,000円程度の電気代となり、施設の利用費と比較すると非常に経済的です。

 

日常利用の手軽さ

屋内サウナの最大の魅力は、思い立ったときに即座に利用できる手軽さです。電源スイッチを入れてから約30分で設定温度に達し、温度調整もデジタルパネルで簡単に行えます。室内にあるためサウナ室への移動も数歩程度で済むのも嬉しいですね。

特に冬季の利用では、その利便性が顕著に現れます。外気温が氷点下の日でも、暖かい室内からサウナ室に移動でき、利用後も温かい室内に戻れるため、体調管理の面でも安心です。また、サウナ利用後の水風呂として、既存の浴槽や冷水シャワーをそのまま活用できるのも大きなメリットです。

忙しい現代人にとって、準備や時間をかけずに本格的なサウナ体験ができることは、継続的な利用につながる重要な要素となっています。

 

メンテナンス・手入れの簡単さ

屋内サウナのメンテナンスは、掃除機での清掃と拭き取りだけで十分で、特別な技術や道具は必要ありません。週に1回程度の掃除機がけと、月に1回程度の水拭きを行うだけで、清潔な状態を長期間維持できます。

屋外サウナで必要な以下の作業は、屋内サウナでは不要です:木材への防水処理(年1~2回)、防虫・防カビ処理(年1回)、屋根や外壁の点検・補修(随時)、落ち葉や雪の除去(季節毎)。これらの作業にかかる年間費用は3~5万円程度となるため、屋内サウナの維持費は大幅に削減できます。

また、idetoxの屋内サウナの中でもカナダ産レッドシダーフィンランド産松などの高品質木材を使用しているものは、天然の防虫・防カビ効果により、さらにメンテナンスの簡素化が期待できます。

 

寿命・耐久性の優位性

屋内サウナの耐用年数は15~20年程度(使用頻度やメンテナンスによる)で、長期間にわたって使い続けることができます。これは、屋内サウナが温度と湿度が一定に保たれた室内環境のため、木材の状態が安定し、初期性能を長期間維持できるからです。

一方、外に設置する屋外サウナでは、雨風や紫外線、温度変化などにより木材の収縮・膨張による隙間の発生、腐食、木材の変色・劣化、金属部品の錆び、虫害による木材の損傷が起きやすいです。これらの影響により、屋外サウナは5~7年程度で大規模な修理が必要となることが多いのです。

 

天候・プライバシーの確保

屋内サウナは24時間365日、天候に左右されることなく利用可能です。台風や大雪などの悪天候時でも安心して利用でき、早朝や深夜の利用も近隣への音や光による迷惑を心配する必要がありません。

特に住宅密集地や集合住宅にお住まいの方にとって、プライバシーの確保は重要な要素です。屋外サウナの場合、サウナ利用時の服装や出入りの様子が隣家から見える可能性がありますが、屋内サウナではこのような心配は不要です。

また、女性の方でも安心して利用できる環境が整っており、家族全員が気兼ねなくサウナを楽しむことができます。来客時でも、室内にあるため存在感を抑えることができ、住宅の美観を損なうこともありません。

 

屋内サウナの5つのデメリット

屋内サウナの導入における主なデメリットは、設置スペースの確保、初期費用の高さ、サイズ制約による窮屈感、室内環境への影響、火災リスクの5つです。これらのデメリットを正確に理解し、適切な対策を講じることで、安全で快適なサウナライフを実現できます。

  • 屋内スペースの大幅な占有
  • 100万円以上の初期投資が必要
  • コンパクトサイズによる窮屈感
  • 湿度・熱による室内環境への影響
  • 電気火災のリスクと対策の必要性

特に設置場所の確保は、マンションや狭小住宅では深刻な問題となります。事前に設置可能スペースを正確に測定し、生活動線への影響を慎重に検討することが重要です。

 

設置スペース・空間の制約

屋内サウナの設置に必要な面積は、1人用で2畳(約3.3㎡)、2人用で3~4畳(約5~6.6㎡)程度が必要となります。これは冷蔵庫3~4台分に相当する広さで、一般的な住宅では相当な空間を占有することになります。(もっとコンパクトなタイプもありますが、窮屈感を感じてしまうため、少しゆとりのある広さがおすすめです。)

また、天井高も重要な要素で、一般的な屋内サウナは高さ2mを必要とします。古い住宅や地下室、天井の低いマンションなどでは天井高が不足し、設置できない場合があります。設置後は固定式となるため、模様替えや引っ越しの際の制約も考慮する必要があります。

マンションの場合、管理組合への届け出や承認が必要となる場合が多く、承認が得られない可能性もあります。また、床の耐荷重(一般的に300~500kg)も確認が必要で、古い建物では補強工事が必要となる場合があります。

 

初期費用・価格の課題

屋内サウナの導入費用は、コンパクトタイプで80万円~150万円、本格的なタイプで200万円~400万円が相場となっています。これに加えて、ストーブ(数十万円)、電気工事費(10~30万円)、設置工事費(15~20万円)、場合によっては建物の補強工事費(20~50万円)が必要となります。総額で150万円~となるのが一般的です。初期費用の高さから、多くの方が導入への一歩が踏み出せない要因となっています。

一方で年間のランニングコストは、電気代(年間1.5~3万円)、メンテナンス費用(年間1~2万円)、消耗品交換費用(年間0.5~1万円)程度で収まります。施設利用費とコスパの面で比較すると(毎日利用するなら)約3~5年で元が取れる計算となり、長期的には経済的メリットがあります。

 

 

サイズ制約による窮屈感

家庭用屋内サウナは、商業施設のサウナと比較してサイズが小さく、窮屈感を感じる場合があります。1人用サウナの内部寸法は幅80~100cm、奥行き80~100cm程度で、身長180cm以上の方では足を伸ばして座ることが困難です。

この窮屈感は、サウナ利用時のリラックス効果に影響を与える可能性があります。特に閉所恐怖症の方や、広いスペースでのサウナ体験に慣れている方は、満足度が低下する可能性があります。

対策として、オーダーメイドサウナを選択することで、設置場所に合わせた最適なサイズ設計が可能です。idetoxでは、お客様の体格や設置場所に応じて、1cm単位でサイズカスタマイズが可能です。

 

湿度・温度による室内環境への影響

サウナ利用時に発生する高温多湿の環境は、周囲の室内環境に様々な影響を与えます。特に、パソコンや精密機器が近くにある場合、高温・高湿度による故障リスクが高まります。また、壁紙や木材への結露による劣化、カビの発生リスクも懸念されます。

夏季においては、サウナからの熱放散により室内温度が上昇し、エアコンの効率が低下して電気代が増加します。月額で1,000~3,000円程度の電気代増加が見込まれます。

これらの問題を解決するため、適切な換気システムの設置が重要となります。換気扇の設置費用(5~15万円)や、除湿機の運転費用(月額500~1,500円)が追加で必要となる場合があります。idetoxでは設置後の環境改善も含めてサポートいたします。

 

火災リスクと安全対策

屋内サウナの最も深刻なリスクは電気火災の可能性です。サウナヒーターは高温・高電力で動作するため、配線の劣化や過負荷による発火リスクが存在します。特に、古い住宅の電気設備では、容量不足や配線の老朽化により危険性が高まります。

また、サウナ内部での可燃物の放置、メンテナンス不備によるホコリの蓄積なども火災の原因となります。屋内設置のため、火災発生時の被害拡大リスクが屋外サウナより高く、住宅全体に影響が及ぶ可能性があります。

安全対策として、専用回路の設置、定期的な電気設備点検、火災報知器の設置、消火器の常備が必要です。このあたりは消防法の対象にもなっています。また、使用前後の安全確認チェックリストの作成・実行も重要となります。idetoxでご購入いただくと、消防法対応や設置後の安全メンテナンスなどまでサポートいたします。

 

屋内サウナの購入を検討すべき方

屋内サウナ購入適性チェックリスト

屋内サウナの導入に適している方の特徴を、設置環境、予算、利用頻度、安全管理能力の4つの観点から整理いたします。これらの条件を満たす方は、屋内サウナの導入により大きなメリットを得られるでしょう。

【購入適性チェックリスト】

  • 設置スペース:2畳以上の空間を確保できる
  • 予算:初期費用150万円以上を準備できる
  • 利用頻度:週3回以上の利用を想定している
  • プライバシー:住宅密集地で人目を避けたい
  • 安全管理:定期的なメンテナンスを実施できる

特に、サウナ施設への通いが困難な地域にお住まいの方や、健康管理の一環として継続的にサウナを利用したい方には、屋内サウナの導入を強くお勧めいたします。

 

idetoxのオーダーメイド屋内サウナ

idetox(アイデトックス)の屋内サウナは、お客様の設置環境に合わせて1台1台カスタマイズする完全オーダーメイド式です。限られた室内スペースを最大限活用し、最適なサウナ体験を提供いたします。

使用する木材は、カナダ産レッドシダーカナダ産ヘムロックフィンランド産白松ロシア産白松の4種類の高品質無垢材から選択可能です。これらの木材は天然の防虫・防カビ効果があり、長期間美しい状態を保ちます。

温度制御はデジタルパネル方式を採用し、60℃~90℃の範囲で1℃単位での精密な温度設定が可能です。もちろん本格的なロウリュにも対応しており、専用のロウリュストーンとアロマオイルをセットでご提供いたします。

idetox屋内サウナ製品画像

リラクゼーション ルームサウナ・ボックス 1人用 家庭用 室内用

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idetoxでは、設置後のトータルサポートも充実しており、定期点検、メンテナンス指導、故障時の迅速な対応を提供いたします。また、設置前の現地調査は無料で実施し、最適な設置プランをご提案いたします。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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