屋上サウナの費用は総額いくら?耐荷重・法律の壁を越える方法とデメリット
はじめに
「自宅にサウナが欲しいけれど、庭がない」「限られたスペースを有効活用したい」——そんな悩みを抱える方が増えています。近年のサウナブームにより、都市部を中心に屋上サウナへの注目が急速に高まっています。
屋上という特別なロケーションは、絶景を楽しみながらのサウナ体験を可能にする一方で、耐荷重や防水、法的要件など、地上設置とは異なる課題も存在します。「費用はどれくらいかかるの?」「うちの屋上に設置できるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、屋上サウナの設置を検討中の方に向けて、主な種類の特徴からメリット・デメリット、具体的な費用相場、設置までの流れまで、専門家の視点から包括的に解説いたします。
屋上サウナの種類と特徴
屋上に設置できるサウナには複数の種類があり、それぞれに異なる特徴やコストがあります。まずは主な選択肢を把握しておきましょう。
フィンランド式サウナ(ロウリュ対応)
熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」が楽しめる、本格的なサウナです。温度は80〜100℃程度で、湿度を自分でコントロールできる点が最大の魅力です。
「ととのう」体験を追求するなら、フィンランド式サウナが最適と言われています。
木製のキャビン型やバレルサウナなど、デザイン性の高いモデルが多く、屋上空間のシンボルとしても映えます。idetoxでは、この本格的なロウリュが楽しめるフィンランド式サウナを専門に取り扱っており、屋上設置に適した耐久性の高いモデルを多数ご用意しています。
遠赤外線サウナ
遠赤外線ヒーターで体を直接温めるタイプです。温度は40〜60℃程度と低めで、体への負担が少ないのが特徴です。電源さえあれば設置しやすく、コンパクトな製品が多いため、屋上スペースが限られる場合の選択肢となります。
ただし、ロウリュはできないため、本格的なサウナ体験を求める方には物足りなく感じる場合があります。なお、idetoxでは遠赤外線サウナは取り扱っておりません。
テントサウナ
持ち運び可能なテント型サウナで、薪ストーブやガスストーブを熱源とします。初期費用を抑えられ、使用しないときは収納できる点がメリットです。
一方で、風の影響を受けやすい屋上では安定した設置が難しく、また火気使用に関する法的制約も確認が必要です。詳しい比較はテントサウナのメリット・デメリットをご参照ください。
| サウナの種類 | 温度帯 | ロウリュ | 初期費用目安 |
|---|---|---|---|
| フィンランド式 | 80〜100℃ | ◎ | 80〜200万円 |
| 遠赤外線 | 40〜60℃ | × | 30〜80万円 |
| テントサウナ | 70〜100℃ | ○ | 5〜30万円 |
POINT
idetoxがフィンランド式サウナにこだわる理由は、「ととのう」体験の本質にあります。ロウリュによる蒸気と高温環境の組み合わせが、深いリラクゼーションと心身のリフレッシュをもたらします。遠赤外線サウナでは得られない、本格的なサウナ体験を追求したい方には、フィンランド式をお勧めしています。
屋上サウナの魅力とメリット

限られた敷地を有効活用できる
都市部の住宅では、庭にサウナを設置するスペースを確保することが難しいケースが少なくありません。屋上を活用すれば、既存の生活空間を圧迫することなくプライベートサウナを実現できます。
これまで活用されていなかった屋上スペースが、毎日の健康習慣を支える場所に生まれ変わります。
特に3階建て住宅や中高層建築では、屋上は最も有効活用されていないスペースの一つであり、サウナ設置により資産価値の向上も期待できます。
絶景とともに「ととのう」贅沢体験
屋上という高所ならではの開放感は、サウナ体験を格別なものにしてくれます。都市部では夜景、郊外では山並みや海、空の広がりなど、地上では味わえない景色を楽しめます。
サウナで温まった後の外気浴で、星空や夕焼けを眺めながらのクールダウンは、心身のリラクゼーション効果を格段に高めると言われています。
サウナの健康効果については、メリットだらけの汗活!サウナで手に入れる健康効果で詳しく解説しています。
プライバシーを確保しやすい
地上のサウナと比較して、屋上サウナは周囲の建物からの視線を避けやすく、よりプライベートな空間を作ることが可能です。適切なフェンスや目隠しを設置することで、人目を気にせずリラックスできる環境を実現できます。
季節を問わず利用できる
しっかりとした設備を整えれば、屋上サウナは一年を通じて利用可能です。特に冬場は、キリッとした冷気の中での外気浴が格別です。詳しくは冬のサウナのメリットと楽しむための入り方をご覧ください。
屋上サウナの重要なデメリットと課題

建築基準法と法的要件への対応が必要
屋上サウナ設置には建築確認申請が必要になる場合があります。
建築基準法では、屋上に工作物を設置する場合、その規模や構造によって建築確認申請が求められます。特に基礎に固定するタイプのサウナや、一定の高さ・面積を超える場合は申請が必要となる可能性が高いです。
サウナ設備は、火災予防上安全な距離を保つ位置に設けることとされており、壁、天井等が不燃材料で有効に仕上げをされていない場合等にあっては、可燃物の表面温度が100℃を超えない距離が必要とされています。日本サウナ・スパ協会 設置基準(2006年)
注意!
地方自治体によって防火性能、高さ制限、屋上の使用条件などが異なります。設置前に必ず所轄の建築指導課への相談が必要です。マンションの場合は管理規約の確認も欠かせません。最新の法令については、お住まいの自治体の建築指導課に直接ご確認ください。
耐荷重問題と構造的制約
建築基準法施行令第85条では、住宅の居室の床は「1㎡あたり180kg以上の積載荷重に耐えられる」設計が求められています。しかし屋上(陸屋根)の場合、設計時の想定用途によって耐荷重が異なります。
サウナ本体は小型のものでも数百キロ、利用者を含めると設置面積あたりの荷重が基準を超過する場合があります。
注意!
参考:建築基準法施行令の積載荷重基準
住宅居室:180kg/㎡
事務室:300kg/㎡
店舗の売り場:400kg/㎡
2人用サウナ(重量約400〜600kg、設置面積約2㎡)の場合、1㎡あたり200〜300kgの荷重となり、住宅基準を超過する可能性があります。このため、多くの場合で構造補強工事が必要になります。
補強工事の方法としては、梁の追加、床スラブの補強、荷重分散のための架台設置などがあります。具体的な補強方法と費用は建物の構造により異なるため、建築士による事前調査が不可欠です。idetoxでは、提携する建築士のご紹介も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
設置費用が増加する傾向がある
屋上設置特有の工事により、地上設置と比較して初期費用が増加する傾向があります。
- クレーンによる資材運搬費用
- 屋上への電気・水道配線工事
- 防水・基礎工事
- 風よけフェンス設置
- 構造補強工事(必要に応じて)
気象条件の影響を受けやすい
屋上は地上よりも風速が強く、雨や雪、紫外線などの影響を直接受けます。適切なメンテナンスを怠ると、サウナ本体の劣化が早まる可能性があります。
また、強風や悪天候時には安全上の理由で使用を控える必要があり、利用可能日数が制限される場合があることも認識しておきましょう。
屋上サウナの費用相場とコスト内訳
初期費用の目安
自宅サウナの初期費用は一般的に50万円からとされていますが、屋上設置の場合は追加工事により費用が増加します。以下は目安となる費用の内訳です。
| 項目 | 費用相場 | 備考 |
|---|---|---|
| サウナ本体(2人用) | 50〜150万円 | タイプ・材質により変動 |
| 基礎・防水工事 | 30〜80万円 | 屋上の状態により変動 |
| 電気工事(200V) | 15〜30万円 | 配線距離により変動 |
| 運搬・設置費 | 20〜50万円 | クレーン使用を含む |
| 風よけ・目隠し | 10〜40万円 | 範囲・材質により変動 |
| 構造補強(必要時) | 50〜150万円 | 建物の状態により大きく変動 |
総額で150〜400万円程度が目安となりますが、建物の状態やサウナの仕様により大きく変動します。
ランニングコスト
電気ストーブタイプの場合、1〜2人用で1時間あたり約80〜120円の電気代がかかります(2.5kWh〜3.8kWhのヒーター、1kWh=31円で計算)。
週に3回、1時間ずつ使用した場合の月間電気代は約1,000〜1,500円程度です。また、サウナストーンは2〜3年に一度の交換が推奨されており、10kgあたり約1万円の費用が発生します。
POINT
屋上設置の場合、風雨による劣化対策として定期的なメンテナンス費用も考慮しておくと安心です。木材の防腐処理や金具の点検など、年間数万円程度を見込んでおきましょう。
設置前に確認すべき重要事項

建築・法的確認事項
POINT
事前確認チェックリスト
- 建築確認申請の要否確認(所轄の建築指導課へ)
- 地方自治体の独自規定調査(防火地域指定など)
- マンション管理規約の確認(共用部分・専有部分の区分)
- 消防法への適合確認(火気使用の制限など)
- 近隣への配慮事項検討(騒音・煙・臭いなど)
構造・安全面の確認
設置前には必ず建築士による耐荷重調査を実施してください。調査の結果、補強工事が必要と判断された場合は、専門業者による適切な施工が不可欠です。
また、防水対策として既存の防水層を損傷しないよう注意が必要です。サウナの基礎設置により防水層を破損すると、雨漏りの原因となる場合があります。
電気・設備要件
多くの家庭用サウナでは200V電源が必要となり、専用回路の設置が義務付けられています。屋上への配線工事は距離が長くなり、防水処理も必要となるため、必ず電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼してください。
屋上サウナ設置の実際の流れ
設置プロセス
-
現地調査・構造確認
建築士による耐荷重調査、設置可能性の判定を行います -
法的手続き
建築確認申請、各種許可申請を実施します -
詳細設計・見積
サウナ仕様、工事内容を最終決定します -
基礎・インフラ工事
防水、電気、給排水工事を実施します -
サウナ本体設置
クレーンによる搬入・組立・配線接続を行います -
完成検査・試運転
動作確認、安全性チェックを実施します
設置期間の目安
法的手続きから完成まで、一般的に2〜4ヶ月程度を要します。建築確認申請が必要な場合や、大規模な補強工事が必要な場合はさらに期間が延びることがあります。
余裕を持ったスケジュールで計画を進めることをお勧めします。
信頼できる業者選びのポイント
重要な選定基準
屋上サウナの設置は専門性が高く、業者選びが成功の鍵を握ります。以下の点を確認しましょう。
- 屋上設置の実績:類似案件の施工経験があるか
- 法的知識:建築基準法、消防法への精通度
- アフターサービス:設置後のメンテナンス体制
- 保険・保証:施工保険、製品保証の充実度
- 提案力:予算・要望に応じた最適提案ができるか
idetoxの屋上サウナ設置サポート
idetoxでは、本格的なロウリュが楽しめるフィンランド式サウナを専門に取り扱っています。屋上サウナ設置の経験を持つ専門スタッフが、お客様の環境に最適なソリューションをご提案いたします。
法的手続きのサポートから設置後のメンテナンスまで、トータルでお手伝いいたします。管理組合への説明資料の作成サポートや、建築士のご紹介なども承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ

屋上サウナは、限られた敷地を有効活用しながら、絶景とともに「ととのう」体験ができる魅力的な選択肢です。フィンランド式、遠赤外線、テントサウナなど種類によって特徴やコストが異なるため、ご自身の環境や目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。
一方で、建築基準法への適合、耐荷重の確認、防水対策など、成功のためには十分な事前準備が欠かせません。費用面でも地上設置より増加する傾向があるため、余裕を持った予算計画が必要です。
信頼できる専門業者との連携により、法的要件をクリアし、安全で快適な屋上サウナを実現することが可能です。
idetoxでは、本格的なロウリュが楽しめるフィンランド式自宅サウナを専門に取り扱っており、お客様の環境や予算に応じた最適な屋上サウナソリューションをご提案しております。建築士のご紹介から管理組合への説明資料作成サポート、設置後のメンテナンスまで、トータルでお手伝いいたします。設置をご検討の際は、まずはお気軽にご相談ください。
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