コラム

サウナで帽子をかぶる理由:サウナハットの効果とおすすめ素材

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【実は大切な効果がある】サウナで使う帽子とは? idetox オンラインショップ

はじめに

汗をかいてリフレッシュしたり、疲労を回復することができるサウナ。

昨今のサウナブームもあって温泉施設などのサウナも昔に比べて人が増えてきましたね。

 

そんなサウナにいるときに、ときどき帽子をかぶっている人を見たことがありませんか?

どうしてそんな帽子をサウナの中でかぶっているのでしょうか?

 

実はこの帽子は、見た目のおしゃれを演出する単なるアクセサリーではなく、サウナのデメリットを軽減するために重要なアイテムなのです。

今回はサウナで使う帽子の目的や種類をご紹介していきます。

 

サウナで使う帽子の名前や歴史

サウナで使われる帽子には名前があり、「サウナハット」と呼ばれています。

もともとサウナハットはサウナが一般的になった中世のヨーロッパが発祥とされ、特にドイツでは古くからサウナの中で誰もがかぶっていたそうです。

スパ(温泉や水浴)がサウナの代わりに流行ったことでサウナハットは一時的に姿を消していきましたが、世界的にサウナの効果が再注目されると同時にサウナハットも人々に広がっていきました。

日本でも第3次サウナブームをきっかけに、サウナハットを使う人が増えてきており、その効果だけでなくおしゃれさにもこだわった商品がぞくぞくと販売されています。

 

サウナハットの2つの効果

最初に記載した通り、サウナハットは見た目のおしゃれさだけでなく、サウナのデメリットを軽減する効果があります。

具体的には次の2つです。

 

①髪や頭皮を守る

サウナの温度は90℃以上のところもあり、そのままでは髪や頭皮にダメージが入ってしまいます。

何も防御をせずにそのまま髪や頭皮が温められると、髪が乾燥してゴワゴワになってしまったり、最悪の場合ハゲる原因になってしまうのです。

せっかくサウナに入ってリフレッシュできても、髪が傷んだりハゲが進行したら嫌ですよね。

サウナハットをすることによって、髪や頭部が直接高温の空気に当たらなくなり、髪や頭皮にダメージが入りにくくなる効果があります。 

 

②頭痛やめまいを減らす

頭には脳があり、脳には多くの毛細血管が集中していますね。

サウナのような高温な環境に行くと、血管が拡張します。そして脳の毛細血管が激しく拡張すると、人によっては頭痛やめまいを感じてしまいます。

つまり、サウナハットをすることによって頭が熱くなるのを軽減し、長時間でも頭痛やめまいの少ない快適なサウナ体験ができるようになるという効果があるのです。

 

サウナハットで使われる素材

サウナハットの目的は熱による髪の損傷を防ぎ、頭の周りを快適な温度に保ち、サウナに長時間でも快適に滞在でるようにすることです。

そのためサウナハットの素材は基本的にタオルと同じものが使われています。

天然素材だとフェルトウールを使用している商品が、また人工的な素材だとポリエステルマイクロファイバーなどが使用されていることが多いです。

 

サウナハットがないときには

サウナハットを持っていないときには、温泉施設などに持っていくタオルをターバンのように頭にぐるぐる巻いておくと同じ効果を得ることができますよ。

 

まとめ

  • サウナで使う帽子の名前:サウナハット
  • 発祥:中世ヨーロッパ
  • 効果1:髪や頭皮を熱のダメージから守る。
  • 効果2:頭痛やめまいを減少。
  • サウナハットにおすすめの素材:フェルト、ウール、ポリエステル、マイクロファイバー
  • サウナハットがない場合:タオルを頭に巻く

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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