コラム

【対策なしではハゲの原因に!?】サウナが髪や頭皮に与えるダメージと対処法

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【3つの理由と2つの対処法】サウナが髪や頭皮に与えるダメージについて idetox オンラインショップ

はじめに

サウナではげるって本当?頭髪ダメージの噂の真相と対策を解説

ルーティンで身体を整えていく「サウナ」

多くの方が疲れを癒やしたり、デトックスやストレス発散のためにサウナを利用していますが、

「最近髪の毛が傷んできた気がする…」

「サウナは実は髪の毛に良くない?」

「抜け毛が多くなってきた」

という髪の毛に関する噂を聞いたり実感したことはありませんか?

実際、サウナは間違った入り方をしてしまうと頭皮にダメージを与えてしまい薄毛につながってしまいかねません。

そこで今回は

  • どうしてサウナは薄毛進行に影響を与えるのか
  • その対策方法

をご紹介します。

サウナは正しい入り方であればストレス解消に繋がりますし、むしろ髪の毛を守ったり育てたりできるものに早変わりします。

しっかりと対策をして楽しく安全にサウナ生活を送りましょう。

 

サウナが髪や頭皮に与える3つのダメージ

①:高熱

サウナの中は暑いですよね。5分も入るとすぐに髪の毛が熱くなっていきます。

これは温かい空気が上の方に移動してしまうせいなのですが、そもそも髪の毛は高温に弱く、濡れた状態で60℃程度、乾燥状態で90℃程度しか耐えられません

実はドライヤーですら長時間使うことは髪の毛にいいとは言えないんです。

しかしサウナの中は80℃〜100℃と高温のため何も対策をしないで放置しておくと、髪の毛に深刻なダメージが入ってしまいます。

また、繰り返しサウナに入ることで髪の毛にはどんどんダメージが蓄積されていき、サウナ内の高熱により水分が蒸発し、よりダメージを受けやすい状態になってしまうという負のスパイラルが発生してしまうのです。

この状態を放置しておくと切れ毛や枝毛が増えていき、次第に髪の毛が傷んでしまい、将来的な薄毛進行の原因となってしまいます。

 

②:乾燥

サウナの中は非常に高温で湿度も低いため、とても乾燥した状態になっています。

通常、髪の毛には適切な水分が含まれており、普段はこれがバリアとして機能しているので問題ありませんが、サウナの中は高温でかつ乾燥しているので髪に必要な水分ですらすぐに蒸発していってしまいます

つまり髪の毛を守るバリアもなくなり、刺激に弱く薄毛になりやすいひ弱な髪の毛へと変化していってしまうのです。

また、サウナは通常、1度に繰り返し入ることが多いので、髪の毛もどんどん乾燥していき結果的に髪の毛が抜ける要因となってしまいます。

 

③:毛穴の細菌繁殖

そもそも毛穴に皮脂や汗が詰まってしまうと細菌の繁殖や血行悪化に繋がります。

代表的なのが悩んでいる人も多いニキビです。

サウナには全身の血管を開かせ、血行を促進させる働きがあるので、サウナに入ると普段よりも大量に汗がでてきます。

大量の汗は大量の皮脂や汚れ、古い皮膚などを毛穴から浮き上がらせます。

最後にキレイにするなら問題はありませんが、サウナ後にしっかりと洗い流さないでそのままにしておくと頭皮や毛穴に汚れや皮脂が残ることになってしまいます。

その結果細菌が繁殖したり、血行が悪くなったりといった頭皮環境の悪化を招き、薄毛の可能性が高くなってしまうんです。

 

ダメージを抑えるサウナの入り方

サウナではげるって本当?頭髪ダメージの噂の真相と対策を解説

いままで説明してきたのはサウナを間違った入り方で入ってしまった場合に生まれる悪影響です。また、今まで上記の方法で入っていた方も安心してください。

正しく入ればサウナには育毛効果やストレス解消、血行促進などさまざまなメリットがあります。以下の対策方法をしっかりとやることで安心してサウナを楽しみましょう。

 

①サウナハットやヘアオイルで頭をカバー

熱や乾燥対策としてできることはヘアオイルを髪の毛に少量つけ、タオルでしっかりと巻くことです。

これだけで熱や乾燥から髪の毛を守ることができます。ヘアオイルは髪の毛から水分が飛んでしまうのを防ぐだけでなく、熱からもしっかりと髪の毛を守ってくれます。

ヘアオイルの準備が難しい方は、タオルを巻くだけでも熱が通りにくくなり効果的です。もちろんサウナハットがあればサウナハットを使いましょう。

 

 

 

また、サウナにはドライサウナとミスト(スチーム)サウナの2種類があり、ドライサウナは乾燥しやすいサウナですが、ミストサウナは湿度が高いサウナですね。もし髪や頭皮へのダメージが心配な方はミストサウナを選んでみてはいかがでしょうか。サウナ内の湿度が高いのが特徴なのでドライサウナよりも頭皮や髪の毛を乾燥から守ることができます。

しっかりと汗をかきつつ乾燥から身を守りましょう。

 

②サウナ後はしっかり洗い流す

細菌の繁殖を防ぐためにできることはサウナ後にもう一度しっかりと洗い流すことです。

ウナ後は汚れが毛穴から浮き出た状態です。放置すると雑菌が繁殖してしまいますので洗い流しておきましょう。しかしシャワーで簡単に流すだけでは毛穴の汚れを完全にキレイにしたとは言えません。洗い流すときはシャンプーを使いましょう。洗い流すときは力強くゴシゴシするのではなく

優しく洗浄力が弱いシャンプーを使ってください。アミノ酸系のものが最適で、これを使うと頭皮にダメージを与えないためだけではなく、適度に皮脂を残すこともできます。

頭皮に皮脂がたくさんある状態は望ましくありませんが、それでも皮脂は少しだけ必要なんです。髪の毛の水分量と同じですね。

なので、強くゴシゴシと洗ってしまうと必要な皮脂まで取り除いてしまうことになり、かえって乾燥したり炎症を起こしたりと髪の毛に優しくない状態が出来上がってしまうのです。

適切にシャンプーを使って汚れを洗い流すことで薄毛にならないだけではなく、むしろ頭皮がきれいになり、育毛、発毛に効果が期待できますので是非試してみてください。

 

まとめ

サウナではげるって本当?頭髪ダメージの噂の真相と対策を解説

以上が薄毛の原因とその対策方法でしたが正しくサウナを利用すれば、薄毛の原因にならずにむしろ育毛効果があることがわかりました。その他にもサウナには疲労回復や、良質な睡眠を得られるなどメリットがたくさんあります。はじめはしっかりとやり方を間違えずにやるのは大変ですが、未来の自分の頭を守るためにも、過度に恐れずに正しくサウナを楽しみましょう!

↓他にもたくさんあるサウナの効果や影響についてはこちら

サウナは1,000年以上にも渡って、体を健康的にしたり、儀式に使ったりする目的で人類に利用されてきました。 長らく一部の人が使うものだったサウナですが、健康志向が高まっている現在、サウナは再び注目され、元気に長生きするための手段として多くの人に利用されています。 同時に、サウナの健康効果などの情報が様々なメディアで取り扱われるようになりました。 そこでここではサウナの「健康効果」・「美肌効果」・「影響」の3つの視点でまとめています。
idetox管理人

自称!?日本初のサウナコンシェルジュとして活動。 初心者の方でも、安心・安全に楽しんでいただくために、サウナにまつわる疑問やお悩み解決を日々発信中。 サウナの入り方やマナーまでご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。

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