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サウナのマナーとドラクエ行為:快適なサウナ体験を楽しむために知っておきたいルール

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サウナのマナー違反急増中!?「ドラクエ」行為とは idetox オンラインショップ

はじめに

サウナのマナー違反急増、「ドラクエ」行為とは

これまでサウナは、中年男性をメインに密かに疲れを癒す場所でしたが、近年では、サウナブームによって多くの若者がサウナに訪れるようになりました。そこで問題になっているのが、サウナを新たに好きになった方たちのマナー違反です。

今回はその中でも最近注目されているマナー違反「ドラクエ(行為)」を中心にサウナでのマナーについて解説していきます。

 

ドラクエ行為とは

ドラクエ行為といった言葉を聞いたことはあるでしょうか。

ドラクエ行為とは、2~5人くらいの集団でやってきて、サウナも水風呂も休憩も、どこにいくにもぞろぞろと一緒に行動をする行為です。大学生や若い方の新規サウナーに多い行動のようで、その様子がゲームのドラクエのパーティーにたとえられてこう呼ばれているようです。

 

なぜドラクエ行為はマナー違反なのか

ではなぜ、このドラクエ行為がマナー違反とされているのでしょうか。これには主に以下の理由があります。

  • スペースの占有
  • 騒音
  • 混雑の原因

 

スペースの占有

グループで「固まって」行動することで、サウナ内のスペースが占有され、他の利用者が利用しづらくなります。集団で楽しそうにしている隣に空いたスペースがあっても、アウェイ感がでて座りにくいですしね。これが他の利用者に煙たがられる理由の1つです。

 

騒音

集団で利用されているので、当然サウナや外気浴スペースで会話されますね。このグループでの会話が、静かな環境を好む他の利用者にとって「騒音」となり、迷惑とされているのです

確かにサウナは、本来「交流の場」としてフィンランドを始め北欧諸国で親しまれてきました。しかし、新型コロナウイルスの流行もあって、(少なくとも日本では)サウナはリラックスする場所となり、特に大きな声での会話はマナー違反になっているところがほとんどです。

 

混雑の原因

グループでの利用は、サウナ施設内の混雑を引き起こしやすくなります。複数人で一緒に行動すると、会話したり滞在時間が長い人に合わせたりしてしまうため、全体の滞在時間が長くなり、混雑の原因となってしまうのです。

 

多人数でサウナを楽しむための提案

もしこの記事を見ている方で「多人数でサウナを楽しみたい」という方には、次のような選択肢をおすすめします。

  • プライベートサウナの利用
  • 自宅サウナの設置

 

プライベートサウナの利用

プライベートサウナは、一人でゆっくり過ごしたい方はもちろん、サウナを「交流の場」として友人や家族、仕事仲間と楽しみたい方に最適です。

周りの利用者に気兼ねすることなく、温度や湿度を自分好みに設定できますし、リラックスしながら会話を楽しんだり、音楽を聴いたりするのにも適しています。

 

自宅サウナの設置

自宅にサウナを設置すれば、好きな時間に家族や友人と一緒に楽しむことができます。ここにはマナーはなく、プライバシーを保ちながら、快適にサウナを楽しむことができます。

初期費用はかかりますが、長い目で見ればサウナ施設の利用料金を節約できますよ。

 

その他、よくあるマナー違反

サウナのマナー違反急増、「ドラクエ」行為とは

もしかしたらあなたも気づかないうちにマナー違反を犯しているかもしれません。知らず知らずの間に周りの人に嫌な思いをさせないためにもサウナでのマナーをもう一度確認していきましょう。

 

サウナに入る前に髪、体を洗わない

サウナ室では直接椅子に座ります。衛生的な面から体を洗ってはいるのは当然です。サウナでは大量に汗をかくので体の汚れや皮脂、髪につけた整髪料も流れ落ちてしまいます。必ず髪や体を洗ってからサウナに入りましょう。

 

体に水滴がついたまま入る

濡れたままサウナに入ると椅子や床がビシャビシャに濡れてしまい、次の利用者を不快にしてしまいます。サウナ室に入る際はタオルを持参し、最低限は体を拭いてから入浴しましょう。実際、体を拭いてからサウナ入るほうが、体が温まりやすくなるのでおすすめですよ。

 

サウナ室で寝る・横になる

施設にもよりますが、日本では基本的にサウナ室で横になる行為を禁止にしているところが多いようです。どうしても横になりたいというかたはお店のルールに従いサウナ室の込み具合をみてからにしましょう。

 

大きい声で話す

先ほどのドラクエ行為と関係してきますが、基本的にサウナでは「黙浴」です。「サウナでは静かにしましょう」といった張り紙も多くみられますね。

サウナでは自分自身と向き合い瞑想や考え事をしている人も多いのでべらべらと話すのはマナー違反とされますので、どうしても話したいときは小声で最小限にしましょう。

 

セルフロリュウのやり方が悪い

セルフロリュウとはサウナストーンに利用者が直接水をかけて蒸気を出すことです。

セルフロリュウができるサウナで、これを行う際には一言「ロリュウ失礼します」や「ロウリュしますね」と他に利用者に声をかけるのがいいでしょう。

またロウリュをやりすぎると、湿度が上がりすぎて結露が起きたり、汗をかきにくくなったり、息苦しくなったりしてしまいます。セルフロウリュを行う際には、時間の間隔や水の量に注意して行いましょう。

 

サウナ室でタオルを絞る、汗を飛ばす

サウナでは大量の汗が出ますね。しかし汗をぴしゃぴしゃと手で拭うのは他の利用者に飛ぶ可能性もあり、不快に感じられてしまいます。汗は必ずタオルでこまめに拭くようにしましょう。

 

汗を流さず水風呂に入る

サウナを出て豪快に飛び込みたい気持ちもすごくわかりますが、サウナ室から出た後は体中汗まみれです。たくさんの人が入る水風呂なので必ずシャワーやかけ湯で汗を流してから入るようにしましょう

また施設のルールで許可されていない限り、水風呂では潜らないようにしましょう。

 

使用後の椅子に掛け湯をしない

休憩(外気浴)をする椅子は、次に使う人が気持ちよく使えるように、使い終わったらかけ湯をしてきれいにしておきましょう

ちなみにですがこの休憩椅子はととのい椅子ともいわれており、このスペースでは特に静かに過ごしたい方が多いです。サウナ以上に会話には気をつけましょう。

 

まとめ

サウナのマナー違反急増、「ドラクエ」行為とは

サウナを気持ちよく楽しむためには一人一人の意識が大事だということがわかりました。当たり前と思うこともあれば、これも迷惑行為だったんだ、といったこともあったと思います。サウナ施設によってもルールは違うので利用する際はあらかじめお店のルールを確認してから利用しましょう。サウナにはたくさんの効果があります。気持ちよく利用してサウナを利用する人がこれからも増えていけばいいと思います。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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