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サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法

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サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法

はじめに

サウナ薪ストーブはその暖かさとナチュラルな香り、そして音によって多くの人々に愛されています。特にテントサウナでは手軽に高温な環境が作れたり、アウトドア体験をより楽しいものにしてくれたりしますね。

しかし、薪ストーブの楽しみを長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。特に煙突の掃除は、燃焼効率、安全性、そしてストーブの寿命につながる重要な作業です。

この記事では、サウナの薪ストーブの煙突掃除の重要性や方法、またメンテナンスの頻度を減らすための適切な使用方法について詳しく解説していきます。

 

掃除をしないとどうなるか

サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法 掃除をしないとどうなるか

定期的にサウナの薪ストーブの煙突掃除が行われないと、次のような問題が生じる可能性があります

 

火災のリスクが高まる

煙突内には燃焼時に生成されるすすやクレオソート※が堆積します。これらが蓄積すると、使用するときの火災のリスクが高まります

※クレオソートは薪を燃やした時に煙と一緒に出てくる汚れの一種。水蒸気や木の成分などが冷えて固まった黒い粘り気のあるもの。

不完全燃焼につながる

煙突が詰まると排煙が外へ排出できなくなり、不完全燃焼を引き起こします。それによってサウナ中に一酸化炭素中毒などになるリスクが高まります

燃焼効率が低下する

煙突内部が汚れると煙の通り道が狭くなり、ストーブの燃焼効率が低下します。これにより、温度を上げるために必要な薪の量が増えたり、火力が弱くなってしまうリスクが高まります

ストーブの寿命が短くなる

煙突が詰まると熱が適切に循環されなくなり、ストーブの一部に熱の負荷が集中してしまい薪ストーブの破損等につながってしまいます

     

    掃除をするタイミング・目安

    サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法 掃除をするタイミング・目安

    では煙突を掃除をする頻度やタイミングはどのくらいがいいのか、また掃除の目安となるのはどんな煙突の状況なのか解説します。

     

    掃除の一般的な推奨頻度

    サウナの薪ストーブの煙突掃除は、一般的には年に1~2回行うことが推奨されます。

    ただし、掃除のタイミングはサウナの使用頻度や薪の種類、また火力などの条件によっても変化します。例えば、やや湿った薪を使用していた場合は、クレオソート(煤)の堆積が早まるため、掃除の頻度を増やすことが必要です。

    掃除を行う目安

    具体的な目安としては、煙突内に3mm以上のすすやクレオソートが堆積した場合には掃除が必要とされています。

    煙突内部を触ってみて、すすやクレオソートが指にべっとり付いたらすぐに掃除を行いましょう。

     

    煙突掃除に必要な道具

    サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法 煙突掃除に必要な道具

    薪ストーブの煙突の掃除に必要な道具は以下のとおりです。

    基本的にネットショップやホームセンターで簡単に手に入ります。

    • 煙突掃除ブラシ: 筒の内部を掃除する用のブラシです。煙突のサイズに合わせて選択します。
    • ロッド: ブラシを煙突に挿入すための長い棒です。長さを調節できるタイプを選択すると便利です。
    • マスクとメガネ(ゴーグル): 煙突の掃除中に発生するダストやすすから身を守ります。
    • 作業用手袋: ロッドやブラシを安全に操作するために使用します。
    • 回収袋:取り除いたすすや灰を回収する袋です。自治体のゴミ袋でも問題ありません。

    ただし、曲がった煙突など、そのタイプによってはロッドを使わず、ワイヤータイプのブラシを使用した方が適している場合もあります。

    必要に応じてすすや汚れを入れる袋やほうき、ヘルメットなども準備しましょう。

    ※すすや灰は地面に埋めても分解されず、土地の汚染に繋がる可能性があります。できる限り回収し、燃えるゴミ(自治体による)として捨てましょう。

     

    煙突掃除の手順

    サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法 煙突掃除の手順

    具体的な煙突掃除の基本的な手順は以下のとおりです。

    ①安全確認

    まずは、薪ストーブと煙突が完全に冷えていることを確認しましょう。

    また、煙突全体が建物などに固定されていない場合には、パーツを置くことができる広い場所に移動しましょう。

    ②パーツの取り外し

    煙突掃除ができるようにストーブを動かしたり、雨水よけのT字曲や笠、またジョイントなどを取り外していきましょう。

    ③場所の移動

    すすが大量に落ちたり、拡散しても問題ない場所に移動しましょう。建物などが近い場合には煙突の下部にビニール袋などを巻き付けて、すすを回収できるようにしておきましょう。

    ④煙突の掃除

    取り除いたすすは下に落下しますので、基本的に煙突の上部からブラシを入れ、ブラシを上下に動かしながら煙突内のすすや灰を掃除していきます。徐々に下部に進めていきましょう。

    もし煙突が曲がっている箇所があれば、そこは汚れが溜まりやすいので重点的に行いましょう。

    ⑤パーツの取付と後始末

    掃除が終わったら各パーツを組み立て、もとに戻していきます。

    すすや灰は掃除と回収を行い、適切に処分しましょう。

     

    メンテナンスの頻度を減らすための適切な使用方法

    サウナで使う薪ストーブの煙突掃除:目安・方法・頻度を減らす使用法 メンテナンスの頻度を減らすための適切な使用方法

    サウナの薪ストーブの煙突掃除は時間や体力を使う重労働です。できれば頻度を減らしたいですよね。

    実は、薪ストーブの使い方次第で煙突掃除の頻度を減らうことができるのです。その例を紹介します。

     

    良質な薪を使用する

    薪の品質が低いと、煙突内部にすすやクレオソートがたまりやすくなります。乾燥した良質な薪を使用することで、燃焼効率が上がり、煙突のすすが少なくなるため、掃除の頻度を減らすことができます。

    あまり薪の価格や薪の乾燥時間をケチりすぎないように注意しましょう。

    薪を投入しすぎない

    サウナ室内を温めるための準備や薪ストーブの火力調整などを楽するために、一度に多くの薪をストーブに入れておきたくなりますよね。

    実はこれも、煙突の汚れにつながってしまいます。ストーブ内が過密になると、燃焼が不完全になりやすく、煙やすすが多く出てしまいます。

    サウナの薪ストーブの準備や温度調整時には、適度な量の薪を維持するようにしましょう。

    できるだけ高火力で燃焼する

    ストーブの火力が低いまま長時間燃焼させると、薪が不完全に燃え、すすやクレオソートが多く生成されます。

    なるべくサウナ中には高い火力を維持することで、煙突掃除の頻度を減らすことができるようになります。

    薪や風の量を調整して、完全燃焼に近づくようにしておきましょう。

    十分な換気を行う

    換気が不十分だと燃焼効率が低下し、煙突の汚れの蓄積を早めてしまいます。

    テントサウナでは外の空気を入れるための穴が装備していると思いますが、まずこの穴が塞がらないように、事前に必ず確認をしましょう。

    また長時間使用する際には、サウナの温度は下がるかもしれませんが、必ずドアを開けるなどして定期的な換気を行うようにしましょう。

     

    まとめ

    • 掃除をしないと生じる問題:火災リスク、不完全燃焼、燃焼効率低下、寿命の短縮
    • 掃除の頻度と目安:年に1~2回、3mm以上の汚れが堆積したら掃除が必要
    • 煙突掃除に必要な道具:煙突掃除ブラシ、ロッド、マスクとメガネ、作業用手袋、回収袋
    • 煙突掃除の手順:安全確認、パーツの取り外し、場所の確保、煙突の掃除、パーツの取り付けと後始末
    • メンテナンスの頻度を減らすため使用方法:良質な薪を使用する、薪を適量に投入する、高火力で燃焼する、十分な換気を行う

     

    サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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