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SNS依存でメンタルを破壊させないための3つの対処法

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SNS依存でメンタルを破壊させないための3つの対処法 idetox オンラインショップ

はじめに

はじめに

私たちはスマホやPCなどで情報を素早く調べたり、人とコミュニケーションを簡単に行うことができていますね。

言い換えれば、これらのネットメディアやSNSの活躍によって、生活や仕事の質が上がって効率よく生きることができているのです。

実際、総務省による統計では、ネットの利用時間は年々増えていることが報告されています。

 

ただ、ネットメディアやSNSの利用時間が長いと、様々な情報によってストレスが溜まるなど、メンタルに悪い影響を与えています。「SNS疲れ」なんかももこの1つです。

しかし、それでも人はSNSから離れようとしないどころか、どんどん依存しています

 

実はデジタルに依存してしまうのは「便利だから」という理由だけではなく、FOMO(フォーモ)」と呼ばれる心理現象が大きな原因とされています。

 

ここでは、ネットメディアやSNSに依存してしまう「FOMO」の現象について、またそれを和らげる対処法ついて解説していきます。

 

SNSやネットメディアに依存してしまう理由

まず、どうして人はこれほどネットメディアやSNSに依存してしまうのでしょうか。

繰り返しますが、実は「便利だから」という単純な理由だけではありません

 

一度スマホやPCから離れてしまうと「情報を見逃してしまう恐怖」や「自分だけが取り残される不安」に駆られることがあるからです。

英語圏ではこの現象を"FOMO"(フォーモ)と言われています。

実際、スマホをなくしたり、スマホが故障したことがある人は、一時的にこれを体感したことがあると思います。こんなとき、おそらく多くの人は、他のいろんな予定よりもスマホを取り戻すことを優先したのではないでしょうか。

 

これが人間がデジタルに依存してしまう大きな理由の1つ。この現象のせいで、デジタルに常に触れておきたくなって、集中力が長続きしなくなったり、精神的なストレスが多くなったりしてしまうのです。

 

FOMOについて

FOMOについて

ここからこの"FOMO"について少し詳しく解説します。

 

FOMOとは

FOMOは、「fear of missing out(見逃すことへの恐怖)」の頭文字から作られた言葉です。

その名の通り、情報を見逃すことへの恐怖や不安な気持ちのことを言います。

この「情報」は、その人にとって「悪い情報」や「良い情報」だけでなく、「どうでもいい情報」も含むのですが、それを知ることが出来ないと、なぜか何か大きなものを逃しているような無力感に襲われてしまうのです。

 

FOMOはいつから人間にあるのか

FOMOという言葉が出来たのはマーケティング戦略家のダン・ハーマン博士という人が、1996年に書いた論文がきっかけです。

しかし、FOMOの心理現象は、ネットを使うようになった最近の人だけに現れるような新しいものではありません。歴史書や小説など、古い書物を見ても昔の人が同じように感じている様子が確認されています。

 

ただ、SNSが普及してからFOMOはより明白になったと言われおり、より多くの研究がされるようになっています。

 

SNSとFOMOの関係

FOMOを感じる主な原因はSNSであることが指摘されています。

SNSによって、普段の生活を周りの人と比較しやすくなって、「普通」という感覚がゆがみ、自分は周りの人よりも劣っているように感じやすくなったとされています。そしてそれがFOMOの現象を加速させているようです。

 

思春期の中学生や高校生は当たり前のようにSNSを利用しますね。すると若いうちからこのFOMOを感じるようになります。

するとどんどんSNSから離れられなくなるばかりか、自然にSNSの利用時間を増やしてしまっているのです。

少し見方を変えれば、若い人ほどSNSの運営会社のいいカモになってしまっていると言えます。(もちろんSNSは悪いことばかりではありませんが)

 

FOMOを感じやすい人は?

いくつかの研究では、年齢や性別、性格などに関係なく、すべての人がFOMOを感じる可能性が指摘されています

例えばPsychiatry Researchジャーナルに掲載されたある研究では 、FOMOはスマホやSNSの使用頻度の関連しているが、この関連性は年齢や性別とは関係がないことが報告されています。

 

ただ、実際にはSNSの利用が若年層に多いため、若い人ほどFOMOを感じていると思われます。

 

参考:FOMOの関連用語

少し話は脱線しますが、FOMOという言葉が作られてから、いくつか関連する言葉や概念が作られました。

ここでは詳しく説明しませんが、FOMOについて調べていると突然用語が出てくるかもしれませんので、よく出てくるものを紹介しておきます。

  • FOBO(Fear of Better Options):「もっといい情報(や選択肢)があるかも」という恐怖、不安
  • MOMO (Mystery of Missing Out):周りから発信される情報が途絶えたときに感じる不安
  • ROMO: (Reality of Missing Out): 情報を何も逃していないことを知ること
  • FOJI (Fear of Joining In):自身の発信した情報に反応がないときに出る恐怖
  • JOMO (Joy of Missing Out):FOMOの対義語で、SNSから離れることに前向きな感情

 

SNS依存によるFOMOの影響

ではSNSなどに依存してしまい、FOMOを日常的に感じていると、どんな悪影響があるのでしょうか。

いくつかの研究をまとめると、FOMOによって主に次の3つのことが指摘されています。

  • 集中力の低下
  • うつになりやすい
  • 自己評価が低くなる

 

    集中力の低下

    FOMOを感じて、SNSの投稿や反応を気にしている状態であれば、当然他のことに長く集中できなくなります

    ある研究では、FOMOをよく感じている人は、仕事はもちろん、歩いているときや運転しているときにも集中力がなくなり、事故を起こしやすくなっていると報告されています。

     

    うつになりやすい

    FOMOによるストレス(不安や恐怖)によって「うつ」になりやすくなることが指摘されています。

    ある研究では、うつ病を患っている若い人とSNSの使用率は高い相関関係があり、SNSの利用が増えるほどFOMOによるストレスが高くなっている可能性が指摘されています。

    情報を得て安心感を得たいのに、実際には情報を得ることでストレスを感じてしまっているようです。

     

    自己肯定感が低くなる

    SNSに依存することで自己肯定感が低くなる(自分に自信がなくなる)ことが指摘されています。

    Computers and Human Behaviorに掲載された研究によると、FOMOによって、自分の要求が満たされにくくなり、人生の満足度が低下していることが報告されています。

    基本的にSNSでは、トップインフルエンサーのように、個人が毎回いい反応をもらえるわけではありませんよね。これが自信の低下につながっていると言われています。

    そして悪いことに、もし1度でもバズると、その快楽を求めるようになってFOMOが加速していき、依存度が高くなる可能性も指摘されています。

     

    FOMOを減らして充実した生活をおくるために

    FOMOを減らして充実した生活をおくるために

    FOMOが生活やメンタルに悪い影響を与えているため、FOMOを感じる機会を減らすことでポジティブで明るい生活を送りやすくなります

    ただ、自然にスマホが見たくなってしまうときには、対処法がいくつか研究されています。

    ここではそのうち3つをご紹介します。

     

    通知やフィードを整理する

    スマホやPCの通知は、表示されるものを細かく設定できるものが多いです。

    これまでの通知やSNSのフィード(表示される投稿)を、しっかり確認して本当に必要なものだけに整理していきましょう。

     

    また、SNSには重要な連絡や、見ていて自分がポジティブな気持ちになったり、役に立つ投稿がありますよね。

    逆に言えば、それ以外は自分にとって「どうでもいい情報」や「羨ましい気持ちになるだけの情報」ばかりです。このようなフィードは必要ありませんので、できるだけフォローを外したりフィードから表示されないようにする設定を行いましょう

     

    これを行うだけでも「スマホが見たい」「情報を知りたい」というFOMOの現象が緩和されます。

     

    非公開の日記をつける

    楽しい出来事をSNSに投稿することは、ときにはストレスを解消する効果があります。

    でも、それを見た人の反応を気にしすぎていませんか?

     

    このような場合は、試しに非公開の日記をつけるようにしてみましょう。SNSで非公開の投稿をするのはもちろん、紙に直接書いてもOKです。

    非公開の日記をつけることで、それに反応するのは未来の自分だけになります

     

    最初は満足感が小さいでしょうが、これに慣れていくことで自分の人生を評価するのが自分だけになり、しだいに承認欲求が減ってきます。すると、自分や周りの環境への感謝へと気持ちが増えていくそうです。

     

    デジタルデトックスを試す

    スマホやSNSに時間を使うほど、FOMOが起きやすく、メンタルが削られてしまいます。

    つまりFOMOをへらすために、スマホやSNSなどのデジタルから離れればいいのです。これを「デジタル・デトックス」といいます。

     

    実際には完全にデジタルから離れるデジタルデトックスは難しく、むしろ生活を不便にしてしまいます。そのため、例えばデジタルに触らない時間を毎日10分でも作っておいたり、いつも触ってしまう特定のアプリを削除するなど、小さなルールで実践することがおすすめです。

    他にもスマホに触れない環境に行くことも効果的です。

    最近では「サウナ」がデジタルデトックスを進める手軽な方法として注目されていますので、機会があったらぜひ定期的に行ってみて下さい。

    こんにちは。idetoxです。Wikipediaでデジタル・デトックス(Digital detox)を調べると、SNSやスマートフォン、コンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のことである。とあります。現代ではデジタル機器やインターネットに費やす時間が増加しているため、今デトックスが人気になっています。様々なデトックス方法がある中で、私たちリモートワーカーがオススメするデジタルデトックスとは? なぜ今デトックスが必要なのか 私たちは便利になる程忙しくなっています。社会や生活様式が変わる中でデジタル機器は欠かせないモノとなりました。紙で確認していた書類や手紙もデータやメールに置き換わり、子供達