テントサウナのDIYは火事の元!キャンプテントより価格が高い3つの理由
はじめに
「一般的な4人用テントが2万円で買えるのに、なぜ同じサイズのテントサウナは10万円もするのだろう?」——そんな疑問を持ったことはありませんか。
アウトドア活動の人気とともに、自然の中でサウナを楽しめるテントサウナへの注目も高まっています。しかし、いざ購入を検討してみると、その価格差に驚く方も多いのではないでしょうか。
実際、テントサウナは(ストーブやベンチなどのアクセサリー類を除いても)一般的なアウトドアテントの3〜5倍の価格になることも珍しくありません。
そこで「それなら自分でDIYしてコストを抑えよう」と考える方もいらっしゃいますが、これは命に関わる非常に危険な選択です。
この記事では、テントサウナがキャンプ用テントより高価な理由を具体的な数字とともに解説し、DIYによる自作がなぜ絶対に避けるべきなのかをお伝えします。
テントサウナとは何か

テントサウナとは、薪ストーブを設置することでテント内をサウナスペースに変えるアウトドア用品です。
移動が可能なため、キャンプ場、自宅の庭、あるいは都市部の限られたスペースにも設置でき、その場でサウナ体験を楽しむことができます。
テントサウナの魅力は、特定の場所に限定されずにサウナ体験が可能になる点です。また、屋内サウナやバレルサウナなどの据え置き型サウナと比較して、初期費用を抑えられるというメリットもあります。
川や湖のそばでサウナに入り、そのまま水風呂代わりに飛び込む——そんな贅沢な体験ができるのがテントサウナの醍醐味です。
テントサウナの価格がキャンプ用テントより高い3つの理由

普通のアウトドアテントは、小型なものだと1~2万円程度が相場です。一方、テントサウナの場合、ストーブを除いたテント単体の価格でも5万円〜10万円以上することも珍しくありません。
なぜこれほどの価格差が生まれるのでしょうか。その理由は大きく3つあります。
- 材料費の違い
- 設計と機能性の違いによる加工費の違い
- 製造量の違い
理由①:耐火性・耐熱性を備えた特殊素材による材料費の違い
一般的なアウトドアテントは、主に防水性や耐風性に重点を置いた材料で作られています。使用される素材は主にポリエステルやナイロンで、これらの融点は約230〜260℃です。
しかしテントサウナでは、内部で薪ストーブを使用するため、状況が大きく異なります。薪ストーブ本体の表面温度は200℃以上、煙突部分は400〜500℃に達することもあります。テント内部も80℃以上の高温になるため、通常のテント素材では溶けたり変形したりする危険性があります。
そのため、テントサウナの布地にはグラスファイバーにシリコンコーティングを施した生地や、オックスフォード生地に難燃加工を施した特殊素材が使用されます。これらの素材は通常のテント素材の数倍のコストがかかり、その差が商品価格に反映されています。
理由②:煙突口や通気口など特殊設計による加工費の違い
テントサウナは、一般的なアウトドアテントとは異なる特殊な設計が求められます。具体的には以下のような要素が必要です。
- 薪ストーブの設置スペース
- 排煙を行うための煙突口(耐熱加工が必須)
- 新鮮な空気を取り入れるための吸気口と排気口
- 高温に耐える縫製や接合部の処理
特に煙突口(フラッシングキット)は、500℃近い高温になる煙突とテント生地が直接接触しないよう、断熱材で保護された専用パーツが必要です。この部品だけでも数千円〜1万円以上のコストがかかります。
これらの加工には専門的な技術と手間がかかります。アウトドアテントよりも加工に時間と工数がかかるため、その分が商品価格に上乗せされるのです。
理由③:市場規模の小ささによる製造量の違い
テントサウナは、現時点ではアウトドアテントよりも需要が限られています。そのため、メーカーにとって一度に大量生産を行うことが難しいという現実があります。
大量生産ができないことで、材料の仕入れコストが高くなり、1製品あたりの製造コストも上昇します。この「規模の経済」が働かないことが、テントサウナの価格を押し上げる要因のひとつです。
アウトドアテントの市場が大きな規模なのに対し、テントサウナはまだまだニッチな市場です。今後サウナブームがさらに広がれば、価格も下がっていく可能性はありますが、現時点では仕方のない部分といえるでしょう。
価格が高くてもテントサウナのDIYは絶対にやめるべき理由

「テントサウナは高いから、普通のテントを改造してDIYしよう」——このような考えは、命に関わる重大な危険をはらんでいます。
アウトドアテントを自身で改造してテントサウナにDIYすることは、絶対に避けるべきです。
DIYによるテントサウナには、以下のような深刻なリスクがあります。
- 火災・火傷の危険
- 一酸化炭素中毒の危険
DIYの危険①:火災や火傷のリスク
テントサウナ専用製品は、高温になるストーブや煙突周辺に耐火性の高い素材が使用され、適切な距離や遮熱対策が施されています。
一方、一般的なアウトドアテントは、たとえ「難燃加工」が施されていたとしても、テントサウナ用として設計されたものとは根本的に異なります。一般テントの難燃加工は「燃え広がりにくい」程度であり、400℃以上になる煙突に耐えられるものではありません。
薪ストーブの煙突表面温度は400〜500℃に達することもあり、一般的なポリエステルやナイロンの融点(約230〜260℃)を大幅に超えています。わずかな接触や熱の伝導で、テント生地が溶けたり、発火したりする危険性があるのです。
注意!
DIYテントサウナでの火災事故は、逃げ場のない密閉空間で発生するため、被害が深刻化しやすい傾向があります。「ちょっとくらい大丈夫」という油断が、取り返しのつかない事故につながりかねません。
DIYの危険②:一酸化炭素中毒のリスク
テントサウナ専用品は、ストーブが消費する酸素量を計算した上で、適切な換気が行われるよう通気口の大きさや位置が設計されています。薪ストーブの燃焼には1時間あたり数十立方メートルの空気が必要であり、それに見合った吸気口と排気口が不可欠です。
一酸化炭素は無色無臭のため、発生していても気づきにくいという特徴があります。密閉されたテント内で薪を燃やせば、酸素が消費され、不完全燃焼によって一酸化炭素が発生する可能性があります。
素人が「それっぽく」通気口を作ってアウトドアテントをテントサウナにDIYすると、酸素不足や一酸化炭素中毒の危険性が大幅に高まります。
一酸化炭素中毒は、初期症状として頭痛やめまいが現れ、重症化すると意識を失い、最悪の場合は死に至ることもあります。厚生労働省「一酸化炭素中毒にご注意を!」
専門的な知識なしに換気設計を行うことは、命を危険にさらす行為といえます。
安全にテントサウナを楽しむために
テントサウナの価格が高い理由をご理解いただけたでしょうか。高いのには、安全性と快適性を確保するための確かな理由があるのです。
テントサウナを購入する際は、以下のポイントをしっかり確認しましょう。
POINT
- 生地の素材表記(シリコンコーティング、グラスファイバーなど耐熱素材か)を確認する
- 煙突ポートの断熱処理(フラッシングキット)がしっかりしているか確認する
- 十分なサイズの吸気口と排気口が確保されているか確認する
- メーカーの信頼性や保証内容を確認する
安さだけで選ぶのではなく、安全性を最優先にすることが大切です。
もし「テントサウナは高いけど、もっと本格的なサウナ体験がしたい」とお考えなら、idetoxの本格フィンランド式自宅サウナもぜひご検討ください。本格的なロウリュが楽しめる屋外サウナや屋内サウナなど、さまざまな選択肢をご用意しています。
まとめ
この記事では、テントサウナがキャンプ用テントより高い理由と、DIYの危険性について解説しました。
- テントサウナは移動可能な薪ストーブを備えたテントで、アウトドアでのサウナ体験を提供する
- テントサウナが高価な理由は「耐熱特殊素材による材料費」「煙突口などの加工費」「市場規模の小ささ」の3つ
- DIYでテントサウナを作ることは、火災・火傷、一酸化炭素中毒の重大なリスクがあり絶対に避けるべき
- 安全にサウナを楽しむためには、専用設計された製品を選び、素材や換気設計をしっかり確認することが重要
テントサウナの価格には、あなたの安全を守るための技術と設計が詰まっています。コストを抑えたい気持ちは理解できますが、命に関わるリスクを冒してまでDIYする価値はありません。信頼できるメーカーの製品を選び、安全に楽しいサウナライフを送りましょう。
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