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指輪を付けてサウナに入っても大丈夫?そのリスクを解説

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指輪を付けてサウナに入っても大丈夫?そのリスクを解説

はじめに

サウナは日々の疲れを癒やしたり、多くの健康効果があったりと魅力的な場所ですね。

しかし、温度が非常に高いサウナに、金属の指輪をはめて行っても大丈夫か気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サウナでの指輪の適切な扱い方や注意点について解説していきます。

 

サウナで指輪をつけてもいいのか?

サウナは100℃近い高温の空間ではあります。さらに、指輪は熱伝導が高い金属である事が多いため、火傷をするリスクが心配されますね。

結論から言うとサウナで指輪をつけても基本的に問題ありませんが、指輪の素材によっては外すことが望ましいでしょう。

 

指輪をつけていても火傷のリスクは低い

確かに指輪は高温になりやすい素材ではありますが、サウナの滞在時間は10分程度と短時間。また指輪全体が高温環境に放置されているわけではなく、一部は37℃前後の皮膚と接していますね。そしてなにより、体から出た汗が指輪につくため、指輪の温度はそれほど急激に上がらないのです。

 

これらの理由により基本的にはサウナに指輪をつけて入っても火傷をするリスクは高くはないといえます。

 

指輪自体の変形や変色に注意

皮膚が火傷するリスクは低いサウナ中の指輪ですが、指輪本体への影響はあります。

例えば、指輪の素材がチタンやジルコニウムであれば比較的安定していますが、シルバーやプラチナ、ゴールドなどでできている指輪は変色や変形のリスクがあります。これらの素材は温度変化に敏感で、長時間の高温にさらされるとその特性が変わる可能性があるのです。

 

サウナはOKでもお風呂では外したほうがいいことも

多くのサウナ施設は、サウナと一緒に温泉がついていますね。サウナでの利用が問題なくても、温泉やお風呂では外したほうがいい場合もあります。

お風呂や温泉では、特にゴールド系とシルバー系の素材で作られた指輪は外すことが推奨されています

これはゴールド系は酸性のお風呂に弱く、シルバー系は硫黄系のお風呂に弱いことが理由です。指輪をつけたまま温泉に入ると、変色する可能性が高いですので注意しましょう。

特にシルバーの指輪を硫黄の温泉に付けてしまうと、あっという間に黒色に変色していくことがありますのでご注意ください。

 

まとめ

  • サウナでの指輪の着用:通常、サウナで指輪をつけても問題なし。
  • 火傷のリスク:短時間の滞在で火傷のリスクは低い。
  • 変色のリスク:チタンやジルコニウムは問題なし。シルバー、プラチナ、ゴールドは変色や変形のリスクあり。
  • 温泉での注意:お風呂や温泉では、特にゴールドとシルバー製の指輪は外すことが推奨。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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