コンテンツに進む

コラム

  • ホーム
  • コラム
  • サウナで指輪はOK?NG?チタン・金・プラチナ素材別リスクと温泉での注意点も

サウナで指輪はOK?NG?チタン・金・プラチナ素材別リスクと温泉での注意点も

作成日:
更新日:
サウナで指輪はOK?NG?チタン・金・プラチナ素材別リスクと温泉での注意点も

はじめに

サウナで心身をリフレッシュしたいとき、ふと気になるのが指輪の存在ではないでしょうか。

「100℃近い高温で金属が熱くなって火傷しないかな」「大切な結婚指輪が変形したらどうしよう」といった不安を感じる方は少なくありません。

この記事では、サウナでの指輪着用について、火傷のリスクや素材別の注意点、温泉での扱い方まで科学的根拠に基づいて詳しく解説します。

この記事でわかること

  • サウナで指輪をつけても火傷しにくい科学的な理由
  • チタン・ゴールド・シルバーなど素材別のリスクと対処法
  • 温泉や大浴場で特に注意すべき泉質と指輪素材の相性
  • サウナで指輪を安全に管理する方法

サウナで指輪をつけても大丈夫?結論と理由

サウナ室の木製ベンチに置かれた結婚指輪

サウナは80〜100℃という高温環境です。熱伝導率の高い金属製の指輪をつけていると、火傷するのではないかと心配になりますね。

結論から言うと、サウナで指輪をつけても基本的には問題ありません。ただし、指輪の素材によっては外すことが望ましい場合もあります。

まずは火傷のリスクについて、なぜ心配が少ないのかを科学的に解説していきます。

サウナで指輪をつけても火傷しにくい3つの理由

「金属は熱くなりやすい」というイメージがありますが、サウナ内で指輪が危険なほど高温になることは稀です。その理由を見ていきましょう。

理由1:滞在時間が短い

一般的なサウナの滞在時間は1セットあたり8〜12分程度です。この短時間では、指輪が皮膚を傷つけるほどの高温になることはほとんどありません。

理由2:体温と汗による冷却効果

指輪は常に約37℃の皮膚と接触しており、さらに汗が蒸発する際の気化熱によって冷却されています。

つまり、指輪全体がサウナ室の温度まで上昇するわけではなく、体に触れている部分は比較的低温に保たれているのです。

理由3:空気の熱伝導率は低い

サウナ室内の空気は高温ですが、空気自体の熱伝導率は水や金属に比べて非常に低いという特性があります

物理学的に見ると、空気の熱伝導率は約0.026 W/(m・K)であり、これは水(約0.6 W/(m・K))の約23分の1、銅(約400 W/(m・K))の約15,000分の1に過ぎません。そのため、空気から指輪への熱移動は緩やかで、急激に温度が上昇することはありません。

熱伝導率とは、物質内を熱がどれだけ伝わりやすいかを示す値です。値が小さいほど熱を伝えにくく、空気は優れた断熱材として機能します。日本熱物性学会

注意!

ただし、サウナストーブのストーンに直接触れたり、熱い水蒸気を大量に浴びたりした場合は別です。ロウリュの直後など、高温の蒸気が発生しているタイミングでは、金属部分が急激に熱くなる可能性がありますので注意してください。

サウナで指輪が変色するリスク【素材別に解説】

サウナ環境で変色したシルバーリングの比較

火傷のリスクは低いとしても、大切な指輪そのものへのダメージは気になるところです。素材によって耐熱性や化学的安定性が異なるため、それぞれの特性を理解しておきましょう。

POINT

なお、ゴールドやプラチナなどの貴金属の融点は1,000℃を大きく超えるため、サウナの温度(80〜100℃)で物理的に「溶けて変形する」ことはありません。ここで言う「リスク」とは、主に化学反応による変色や、繰り返しの熱負荷による金属疲労、熱膨張によるフィット感の変化を指します。

サウナに強い素材:チタン・ジルコニウム・ステンレス

これらの素材は熱に強く、化学的にも安定しています。サウナで繰り返し使用しても、変色のリスクは非常に低いと考えられます。

  • チタン:軽量で耐熱性・耐腐食性に優れる
  • ジルコニウム:高い耐熱性と耐薬品性を持つ
  • ステンレス:錆びにくく、日常使いに適している

サウナで注意が必要な素材:ゴールド・プラチナ・シルバー

シルバー、プラチナ、ゴールドなどの貴金属は、温度変化や湿度の影響を受けやすく、変色のリスクがあります

特にホワイトゴールドは表面を保護するロジウムコーティングが施されていることが多く、繰り返しの熱や汗の影響でコーティングが劣化する可能性があります。また、細いデザインのリングは繰り返しの熱膨張・収縮により金属疲労が蓄積することも考えられます。大切なジュエリーは外してからサウナに入ることをおすすめします。

素材 サウナでのリスク 推奨
チタン 低い 着用OK
ジルコニウム 低い 着用OK
ステンレス 低い 着用OK
プラチナ 中程度(コーティング劣化) 外すのが無難
ゴールド 中程度(コーティング劣化) 外すのが無難
シルバー 高い(硫化による変色) 外すことを推奨

サウナはOKでも温泉では要注意!素材別の対処法

硫黄泉の温泉で変色したシルバーアクセサリー

多くのサウナ施設には温泉や大浴場が併設されています。サウナでは問題なくても、お風呂や温泉では指輪を外したほうがよい場合があります。

ゴールド系の指輪は酸性泉に弱い

ゴールドは酸性の温泉成分と反応し、表面が曇ったり変色したりすることがあります。特にホワイトゴールドは表面の保護コーティングが剥がれる原因になることも。

シルバー系の指輪は硫黄泉に要注意

シルバーの指輪を硫黄泉に浸けると、数分で真っ黒に変色することがあります

これは硫黄とシルバーが化学反応を起こし、硫化銀(黒ずみの原因となる物質)が表面に生成されるためです。一度変色すると専門的なクリーニングが必要になる場合もあるため、硫黄の匂いがする温泉では必ず指輪を外しましょう。

銀は硫黄や硫化水素と反応しやすく、硫化銀(Ag₂S)の被膜を形成して黒く変色します。この反応は温泉の硫黄成分だけでなく、汗や大気中の微量硫黄でも起こりえます。日本銀製品協会

POINT

温泉の泉質は施設によって異なります。入浴前に泉質表示を確認し、酸性泉や硫黄泉の場合は貴金属製の指輪を外すことをおすすめします。

サウナで指輪を安全に管理する方法

指輪を外すと決めた場合、紛失しないよう適切に管理することが大切です。

ロッカーの鍵と一緒に保管する

指輪を外したら、ロッカー内の貴重品入れや小物ポーチに入れておきましょう。脱衣所に置きっぱなしにすると紛失や盗難のリスクがあります。

専用のリングケースを持参する

サウナ通いが習慣になっている方は、小さなリングケースを持参すると便利です。ロッカーキーと一緒にまとめておけば、忘れ物も防げます。

施設の貴重品ボックスを利用する

高価な指輪の場合は、施設のフロントで預かってもらえることもあります。心配な方は事前に確認してみてください。

まとめ:サウナと指輪の正しい付き合い方

サウナで指輪をつけることについて、ポイントを整理しましょう。

  • 火傷のリスク:短時間の滞在であれば、汗や体温の冷却効果、空気の低い熱伝導率により火傷のリスクは低い
  • サウナに強い素材:チタン、ジルコニウム、ステンレスは着用しても問題なし
  • 注意が必要な素材:シルバー、プラチナ、ゴールドは変色やコーティング劣化のリスクがあるため外すのが無難
  • 温泉での注意:ゴールドは酸性泉、シルバーは硫黄泉で特に変色しやすいため必ず外す

大切な指輪を長く美しく保つためには、素材の特性を理解し、適切に扱うことが重要です。サウナを安心して楽しむために、ぜひ参考にしてください。

自宅にフィンランド式サウナがあれば、貴重品の心配をせずにリラックスしてサウナを楽しめます。idetoxでは本格的なロウリュが楽しめる屋内サウナ屋外サウナを取り揃えていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

アンケート - idetoxアンケート

アンケート

最後までご覧いただきありがとうございます。 より良い自宅サウナを提供するために、アンケートにご協力よろしくお願いします!質問は3つです。

もし自宅サウナを購入するなら、自宅サウナに求める「一番の価値」は?
購入時に最も「重視する(厳しく見る)」点は?
判断材料として一番欲しい情報は?
質問 1 / 3
ご回答ありがとうございました!
皆さまの貴重なご意見を参考に、
より良いサウナや情報を提供してまいります。
送信中にエラーが発生しました。もう一度お試しください。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

SNSをフォローしていただくと、サウナに関する情報を随時お届けいたします。

関連記事

RECOMMEND BOX SAUNA