コラム

  • ホーム
  • コラム
  • テントサウナの設置場所を徹底解説!人工芝や砂利など地面別の最適ポイント

テントサウナの設置場所を徹底解説!人工芝や砂利など地面別の最適ポイント

作成日:
更新日:
【地面によって温度が変わる】テントサウナに適した地面の種類を考える idetox オンラインショップ

はじめに

皆さんはテントサウナをどこに設置していますか?

通常のテントであれば「寝心地」が気になるところですが、テントサウナの場合は「温まりやすさ」が重要ですよね。

設置する地面の種類によって、熱反射(輻射熱)や隙間の影響でテントサウナの温まりやすさが変わってくることをご存知でしょうか。

そこで今回は、地面の種類ごとにテントサウナのメリットや問題点をまとめました。

 

※テントの種類によっては設営できない地面もあるため、設置場所の選択には注意が必要です。

 

テントサウナの地面別の特徴

テントサウナを設置する地面の種類は、使用感に大きな影響を与えます。以下では、各地面の特徴とテントサウナに適した場所について詳しく解説します。

  • : 適度な断熱効果と設営のしやすさ
  • 砂利: 冷気が入りやすく、冬には不向き
  • : 高い熱保持力で温度管理が難しい
  • 人工芝: 設営しやすく断熱効果も期待できる
  • 枯葉(腐葉土): 火事のリスクが高く注意が必要

土の上でテントサウナ

テントサウナに最も一般的なのが、土の上での設営です。

土は適度に熱を保持し外へ熱を逃がしにくい性質があります。そのため、室内は安定した温度が保たれやすく、テントサウナに最適です。

設営も簡単で、特に大きなデメリットはありません。テントサウナ初心者にもおすすめの設置場所と言えるでしょう。

 

砂利

砂利の上のテントサウナ

河原や砂利の多いキャンプ場でテントサウナを行う場合、砂利の上に設営することが多いです。

砂利は小石が多く、これらは熱を保持しやすいですが、砂利自体は空気の出入りがしやすいため、テントサウナの内部温度が安定しにくいです。

特に冬場は、冷たい空気が入りやすく足元が冷えるため、あまり適していません。春や夏に限って使用するのが良いでしょう。

 

砂の上のテントサウナ

海辺や一部のキャンプ場では、砂の上にテントサウナを張ることも多いです。

砂は今回紹介する地面の中で最も熱を保持・反射する力が強いため、長時間の使用ではテント内の温度が非常に高くなることがあります。

そのため、夏場の使用や長時間のサウナには不向きで、温度管理が難しい場合があります。寒い時期や短時間の利用には適していますが、注意が必要です。

 

人工芝

芝の上のテントサウナ

春から夏にかけて、自宅の庭やキャンプ場でテントサウナを行う際に、人工芝の上に設営することもあるでしょう。

人工芝は断熱効果が期待でき、汚れにくいというメリットがあります。また、土と同様に設営もしやすく、サウナに適した場所の一つです。

ただし、人工芝の下に水分が溜まると、独特の臭いが発生することがあります。ニオイが気になる場合は、設置前にしっかりと確認しておきましょう。

 

枯葉(腐葉土)

枯れ葉の上のテントサウナ

秋から冬にかけて、落ち葉や腐葉土が堆積した場所にテントサウナを設営することもあります。

しかし、乾いた落ち葉の上での設営は火事のリスクが非常に高いため、絶対に避けるべきです。電気ストーブでも引火する可能性があり、一度火がつけばテント全体が燃え広がる危険性があります。

湿った腐葉土の場合は火事のリスクは減りますが、水分が蒸発してニオイの原因となることがあります。

枯葉が堆積した場所でテントサウナを行う場合は、燃えにくい断熱シートを地面に敷くことを強くお勧めします。

 

まとめ

テントサウナの設営に最も適しているのは、人工芝の上です。これらの地面は断熱性が高く、快適なサウナ体験を提供します。逆に、砂利枯葉の上では、温度管理が難しく、火事のリスクもあるため注意が必要です。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

SNSをフォローしていただくと、サウナに関する情報を随時お届けいたします。

関連記事

RECOMMEND BOX SAUNA