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【地面によって温度が変わる】テントサウナに適した地面の種類を考える

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【地面によって温度が変わる】テントサウナに適した地面の種類を考える idetox オンラインショップ

はじめに

皆さんはテントサウナをどこに設置していますか?

通常のテントであれば「寝心地」なんかが気になるところですが、テントサウナの場合は「温まりやすさ」が重要ですよね。

そして設置する地面の種類によって熱反射(輻射熱)や隙間などが違っていて、テントサウナの温まりやすさが変わってくるはずです。

そこで地面の種類別のテントサウナのメリットや問題点をまとめてみました。

 

※テントの種類によっては設営できない地面がありますのでご注意ください。

 

土の上でテントサウナ

テントサウナで最も一般的なのが土の上でサウナテントを張るものですね。

 

土は適度に熱を保持してくれるだけでなく、外へ熱を逃がしにくいです。そのためテントサウナを行っても適度に断熱してくれて、室内を標準的な暖かさにしてくれます。

特に大きなデメリットもなく、テントの設営のしやすさもあって最もテントサウナに適していると言えるでしょう。

 

砂利

砂利の上のテントサウナ

河原などでテントサウナを行うときには砂利の上になることも多いですよね。

 

砂利に含まれる小石そのものは熱を保持しやすいのですが、砂利はその密度が低く、空気の出入りがしやすい地面です。

そのため、サウナで温めた空気が外に逃げたり、外の冷たい空気が中に入りやすくなって足元はずっと冷たいままになってしまいます。

春~夏にテントサウナを行う場合はそれほど気にならないかもしれませんが、冬にテントサウナを行うときには砂利の上は適していません

 

砂の上のテントサウナ

海辺や一部のキャンプ場などでは砂の上にテントサウナを張ることも多いかと思います。

 

砂は今回紹介する中で最も熱を保持したり反射したりする力が強いです。実際、夏の砂浜なんかは太陽の熱だけで表面温度が60℃を超えることもよくあるそうです。

そのため、ストーブを焚いて長時間サウナをすると、地面が焼けるように熱くなります。もちろんスリッパなどは必須です。

また、サウナ室内の温度が想定しているよりも大幅に高くなりやすく、温度調整が難しくなります

気温が低い時期に少人数で短時間のテントサウナを行うのであれば問題ないでしょうが、長時間のテントサウナには向いていないと言えるでしょう。

 

芝の上のテントサウナ

特に春~夏に自宅やキャンプ上でテントサウナを行うときには芝の上になることもありますね。

 

芝は温度の上がり方が土とほとんど同じか少し小さいことが報告されているため、基本的にはサウナにも適しています。また芝の上で設営すればテントや椅子などが汚れにくくなるというメリットもあります。

 

ただ、芝には水分が多く含まれているため、サウナをすると葉の水分が室内に多く貯まることになります。

水分が増えること自体はいいのですが、弊害としてどうしても芝の草臭いニオイが充満してしまいます

草のニオイが気になる方は芝の上を避けたほうが良いでしょう。

 

枯葉(腐葉土)

枯れ葉の上のテントサウナ

秋~冬にかけて、木の落ち葉が広がったり堆積して、ふわふわした地面になりますね。

 

乾いた落ち葉の上では熱効率の話をする前に、火事になる危険が非常に高いのでテントサウナを設置しないようにしましょう。

たとえ電気ストーブであっても熱源が落ち葉の引火温度に達するほど熱くなる場合が多いです。一度燃えてしまえば、テントに燃え広がるだけでなく、山火事などにもつながってしまいます。

もし水分が多い腐葉土であるなら、火事のリスクは減りますが、これも水分が気化してニオイの原因になります。

枯葉がつもった地面でのテントサウナを行う場合は燃えにくいシートを地面に覆っておきましょう

 

結論

土か芝の上がテントサウナに最適。

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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