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【サウナ初心者必見】サウナのメリット・デメリット3選

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【サウナ初心者必見】サウナのメリット・デメリット3選 idetox オンラインショップ

はじめに

一昔前はサウナが好き=おじさんというイメージでしたが、今は若い方も多く見かけるようになってきました。

きれいなサウナ施設が増えていることや、デトックス効果があるなどでテレビや雑誌でもサウナについての情報が多く取り扱われていることも要因の1つと考えられます。

サウナに入ることのメリットはたくさんありますが、捉え方によってはデメリットも存在します

今回はサウナに入ることによる、メリットとデメリットを3つ厳選して紹介していきます。

※サウナのメリットやデメリットをすべて知りたい方は『【サウナの効果総まとめ】計25項目の効果と影響をサウナプロ資格保持者が解説』をご覧ください。

デメリットにつきましては対処方法も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

メリット

メリット

サウナに入ることのメリットは大きく分けて3つあります。

  • メリット①疲労回復・ストレス解消
  • メリット②肌を強くきれいにする
  • メリット③睡眠の質の向上

1つずつ詳しく解説していきます。

メリット①疲労回復・ストレス解消

サウナに入ることで疲労を回復したり、ストレスを解消するというメリットがあります。「疲労回復」と「ストレス解消」は別々のメリットのように見えますが、これには同じような理由があります。

 

メリットの理由1⃣

体が高温になると、血管が拡張し、心拍数が高くなります。そして、血液の循環も良くなります

血液の循環が良くなると、酸素や栄養が体の隅々まで行き渡ったり老廃物を効率よく排出できるようになります。酸素は疲労物質である乳酸を分解する働きがあり、これを循環することで疲労が回復されるのです。

加えて、ストレスを貯めていると血液の循環が悪くなり、筋肉が固まってしまいます。サウナに入ることで筋肉の緊張をほぐしてリラックスすることができます。

 

メリットの理由2⃣

サウナに入ることによって交感神経が優位になり、外気浴をすることによって副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になるとは、気持ちがとても落ち着いている、リラックスした状態になるということです。つまりサウナ後や水風呂後に外気浴や休憩をすることで気持ちがとてもリラックスし、ストレス解消に繋がるのです。

また、サウナや水風呂の利用を繰り返すことで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。それによって身体の不調を改善することも期待できます。

 

 

これらの理由によって、サウナの利用は疲労を回復したりストレス解消するというメリットがあります。

 

※疲労回復するためのやってはいけない入り方は『【サウナで疲労回復】疲れが取れる理由と効果的な入り方、やってはいけない入り方を解説』をご覧ください。

※自律神経への効果やメリットについて詳しくは『サウナが自律神経に与える効果と自律神経失調症の症状について』をご覧ください。

 

メリット②肌をつよくきれいにする

サウナに入ることによって自律神経を整え、ストレスを解消することができます。そのため肌荒れを予防したり改善するメリットが期待できます。

 

メリットの理由1⃣

サウナに入り、肌の温度が38~40度になると、体内でヒートショックプロテインというタンパク質が増加します。ヒートショックプロテインは、乾燥や紫外線、ストレスなどによるダメージから肌を守り、みずみずしい肌を保つ重要な役割をもつものです。

つまりサウナに入ることで、ダメージを受けにくい強い肌にすることができるのです。

 

メリットの理由2⃣

サウナでは大量の汗をかくため、皮脂や毛穴の汚れなどを汗と一緒に排出することができます。すると、ニキビを予防したり肌のくすみも解消し、美しい肌を保つことができるようになります

 

これらの理由によってサウナの利用は肌をきれいで美しく見せるというメリットがあります。

 

※サウナの美肌効果について詳しくは『【肌トラブルを改善】サウナの5つの美肌効果を解説』をご覧ください。

※ニキビに有効な入り方は『【サウナがニキビに効くのは正しく入ったときだけ】効果的な入り方をご紹介』をご覧ください。

 

メリット③睡眠の質向上

サウナに入ることでその日の睡眠の質を向上するというメリットがあります。

 

メリットの理由1⃣

サウナの利用は、自宅の湯船に浸かるよりも深部体温を上昇させてくれます。そしてサウナから出ると上昇した体温が低下して元に戻ります。

この一度上昇した体温が低下することは、眠気を誘発することができます

そのためサウナに入った後はしっかりとした深い眠りに就きやすい状態になるのです。

 

メリットの理由2⃣

サウナに入ると心拍数が上がり軽い運動をしているような状態になります。たくさん運動したあとって、ぐっすり眠りやすいですよね。

サウナに入ると適度な疲労感を体に与え、質の高い睡眠をとりやすくなるのです。

 

これらの理由によってサウナの利用は睡眠の質を向上するメリットがあります。

 

※睡眠の質を上げる理由や入り方について詳しくは『【サウナで眠くなる】睡眠の質を最大化する効果的なサウナ入浴法』をご覧ください。

 

デメリット

デメリット

サウナに入ることによるデメリットも3つあります。

  • デメリット①費用・時間がかかる
  • デメリット②体に負担がかかる
  • デメリット③ヒートショック

です。

それぞれに対処法も一緒に解説しています。

デメリット①費用・時間がかかる

デメリットの詳細

サウナのメリットを十分に得るためには定期的にサウナに入ることが重要です。

昔からある銭湯のサウナ施設だと1回500円程度で利用することが出来ますが、慣れない方にとっては少し勇気が必要です。広めのスーパー銭湯やスパ施設となりますと2,000円程度かかってきます。

地域や施設によって金額は変わってきますが、仮にサウナに週2回、1回2,000円で利用していると、月に約17,000円、年間で約200,000円も使うことになります。

 

また費用だけではなく、時間もかかります。

サウナ施設への移動時間や入浴時間を加味すると、1回のサウナで大体1~2時間近くの時間を使うことになります。仮に週に2回サウナ施設に行っていたら、年間で200時間以上を使うことになります。

サウナ自体の時間は別としても、移動や準備などの時間はもったいないですね。

このようにサウナによってお金と時間を多く失ってしまうのは大きなデメリットです。

 

対策方法

費用・時間がかかることに対しての解決策は、やはり出来るだけ自宅の近くに比較的安いお気に入りのサウナ施設を見つけることです。そして究極は、自宅にサウナを作ってしまうという事です。

最近は家を建てる際にサウナを新調される方が増えています。すでに家を建ててしまったという方でも、後付けで比較的かんたんにサウナを作ることが出来ます。

自宅サウナを購入する初期費用はある程度必要ですが、電気代などのランニングコストはわずかです。

仮に100万円で自宅サウナを導入したとしても、上記の計算で1人で週に2回使うと約5年でもとが取れるはずです。もちろん家族と一緒に利用したり、サウナに入る頻度が増えれば、もとを取るまでの期間はもっと短くなり、お得に入れるようになります。

なにより自宅にサウナを作ることによって、今まで通っていた移動時間が無くなり、家族との時間が増えるなど時間の節約にもなります

サウナのメリットを十分に得たい方やサウナが好きなサウナーの方はぜひ検討してみてください。

 

デメリット②体に負担がかかる

デメリットの詳細

メリットの「メリット③睡眠の質向上」でお伝えした通り、サウナは軽い運動程度の負荷が体にかかります。そしてもちろん、サウナの頻度や時間が増えればその負荷はより大きくなります。

サウナに利用しすぎると体が疲れて仕事や日常生活に悪影響が出てしまうことも。

 

また、サウナで大量の汗をかくことで、水分不足になり脱水症状を引き起こす恐れがあります

 

最後にサウナ内は100°前後の高温設定になっていることから、長時間の利用は熱中症を引き起こす恐れもあります

 

対策方法

まずは疲れを溜めないために、長時間のサウナの利用は避けて、無理のない頻度でサウナを利用するようにしましょう

 

また汗をかくと体から水分と同時に塩分も排出されるため、サウナ前後にはミネラルウォーターや塩分などの電解質を含む飲み物を300~500mlを目安に飲むようにしましょう。サウナ後にお酒を飲むことはとても気持ちがいいですが、サウナ前後のお酒、またコーヒーなどのカフェインが入った飲料を飲むのは控えましょう。

 

最後に、サウナ中にめまいや頭痛、立ちくらみなどの症状が出た場合は、涼しい場所でゆっくり休むか、症状が治らないようでしたら周りの人に助けを求めましょう。

 

デメリット③ヒートショック

デメリットの詳細

サウナ後すぐに、冷えた水風呂に入ることによって体に急激な寒暖差が起こります。

サウナ中は、体が温まり血管が拡張し血流も良くなっています。その後、水風呂に入ることで血管が収縮し血流が悪くなって血圧が上がります。

このような急な変化では、体がついていけず心臓に負担がかかり不調になったり、重い症状だと脳梗塞や脳卒中になることも。(ヒートショック)

 

対策方法

ヒートショックにならない為にできることは、まずサウナに長時間入らないようにすることです。高血圧などがない健康な人であれば、目安としてサウナの利用時間は10分程度が良いでしょう。

そして、水風呂にはいきなり入らないことも重要です。水風呂に入るときは、かけ湯を行うか、足先からと少しずつ体を慣らしながら入るように心がけましょう。

 

まとめ

サウナに入ることによるメリット・デメリットを紹介させていただきました。

注意しなければいけないところを押さえさえすれば、サウナにはメリットのほうがたくさんあります。

サウナに入ると体には良いことがたくさんありますので、きちんと理解したうえでこれからもサウナライフを楽しんでいきましょう。

↓そんなサウナの入り方について詳しくはこちら

【サウナの入り方講座】サウナ・スパプロフェッショナルが教えるポイントを押さえた入り方とマナー

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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