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【肌にうるおいを与える】ミストサウナの効果や入り方を資格保持者が詳しく解説

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【肌にうるおいを与える】ミストサウナの効果や入り方を資格保持者が詳しく解説

はじめに

サウナはリラックスしたり、睡眠の質を上げたり、自律神経を整えたりするのに最適な方法の1つです。

しかし、サウナにはいくつかの種類があり、それぞれメリットやデメリットがまったく同じというわけではありません。

日本のサウナ施設には大きく分けて「ドライサウナ(乾式サウナ)」と「フィンランド式サウナ」また「赤外線サウナ」、そして「ミストサウナ(湿式サウナ)」の4種類が存在します。

ここではこのミストサウナの特徴や違い、メリットやデメリットをサウナ・スパプロフェッショナルの資格保持者である私が解説していきます。

 

ミストサウナとは?

本題に入る前に、まずミストサウナの概要について知っておきましょう。

ミストサウナは70℃程度まで温めたお湯を霧状(ミスト)にして室内に噴射し、部屋を温めたもので、「湿式サウナ」の1種です。

室内の湿度は100%に近くなり、前がよく見えないほど霧が充満します。

 

「ミストサウナ」と「スチームサウナ」は何が違う?

よく「ミストサウナ」を「スチームサウナ」と一緒に考えている方もいらっしゃいますが、少し原理が違います

ミストサウナはあくまでもお湯を細かくした「液体」を使って空気中を温めるのに対して、スチームサウナはお湯を沸騰させて発生する「気体」を使います。

 

スチームサウナの場合、部屋の温度を調整するために蒸気の量をコントロールする必要があるため湿度も同時に変化してしまいます。

一方でミストサウナは霧状にするお湯の温度を変えることができるので、霧の量を変えずに室温の管理がしやすいといったメリットがあります。

 

 

それぞれのサウナの効果の違いについては、まだまだ研究が進んでいないためハッキリしたことは言えませんが、おそらくほとんど同じような健康効果を得ることができると思われます。

 

ミストサウナでもサウナの健康効果があるの?

ミストサウナでも、一般的なサウナの健康効果を得ることができます

以下はサウナの効果の代表的なものです。

  • 睡眠の質を向上する
  • リフレッシュ効果・ストレス解消効果
  • 自律神経のバランスを整える
  • 血圧を正常値に近づける
  • 冷え性を改善する
  • 筋肉疲労を回復する
  • 痩せ体質になる
  • 頭痛を改善する
  • 腰痛や肩こりを改善する
  • 目を覚ます
  • 集中力を上げる
  • 育毛効果

 

※一般的なサウナの効果について詳しく知りたい方は『【サウナの効果 総まとめ】計25項目の効果と影響をサウナプロ資格保持者が解説』をご覧ください。

実際にドライサウナやミストサウナでの心拍数などを測ってみましたが、ミストサウナでも十分心拍数が上がっているのが確認できました。 

※実際にミストサウナで心拍数などを測定したの検証について詳しくは『【独自検証】サウナで起こる体の変化を計測してみた【心拍数・消費エネルギー・発汗量】』をご覧ください。 

 

そしてミストサウナだからこそ得られる効果やメリットというものがあります。

 

ミストサウナの4つの効果・メリット

ドライサウナやフィンランド式サウナと比較したときの、ミストサウナの効果やメリットは大きく4つ。

 

呼吸が楽(喉にやさしい)

ドライサウナが100℃近い温度に対してミストサウナは40℃程度が一般的です。そのため、呼吸がしやすいです。

サウナの熱気で喉が焼けるような痛みを感じる人にとっては特に大きなメリットと言えます。

 

またミストサウナの場合、霧によって保湿されて肺が普段より開き、気道が潤うという特徴があります。そのため喘息持ちなど呼吸器系が弱い方にとっては治療の一貫にもなるかもしれません。

 

肌にうるおいを与える

ドライサウナでも美肌効果が期待できますが、ミストサウナは更に期待できます。

ミストサウナでは通常の美肌効果に加えて、周りの空気の湿度が高いため肌にうるおいを加えることができます

 

ミストを噴出する美顔器ってよくありますよね。ミストサウナではこれを全身にかけることができるのです。

 

長時間快適に過ごせる

呼吸の項目でも触れましたが、ミストサウナは他のサウナよりも温度が低いですね。そのため長時間でも苦痛に感じることなく過ごすことができます

とくに敏感肌の方にとっては高温のドライサウナは熱さが痛みとして感じてしまい、とても10分も耐えられなかったりしますよね。

その点ミストサウナでは、快適に過ごすことができるので敏感肌の方にピッタリのサウナと言えます。

 

効果的に汗をかくことができる

実は汗をかくためには、周りの温度よりも湿度が重要だったりします。

湿度は体感温度に大きく影響し、湿度が高いほうが体が温まりやすいのです。

そのため高温でカラカラのドライサウナよりも、低温で高湿度のミストサウナのほうが短時間でもしっかり汗をかきやすくなります

 

 

ミストサウナの4つのデメリット

では逆にミストサウナにはない、デメリットは何なのでしょうか。大きく3つあります。

 

息苦しい(酸素が薄い)

ミストサウナは温度が低いという意味では呼吸が楽なのですが、湿度が高いので酸素が薄くなってしまいます。

そのため標高の高い山に登っているときのように、普通に呼吸ができているけどなぜか息苦しく感じてしまいます。

 

少しでも酸素を効果的に体に取り込むために、サウナの中では姿勢を正して過ごすようにしてください。

※サウナの息苦しさの改善方法については詳しくは『【もっと快適なサウナができる】サウナの息苦しさを改善する5つの対策法!』をご覧ください。

 

爽快感、リフレッシュ感は少ない

ドライサウナやフィンランド式サウナのような高温のサウナを出たあとには、「プハーッ」というような開放感があり、それがサウナの爽快感やリフレッシュ感にもつながっています。

これはドライサウナでは熱の刺激によって交感神経が優位になり、サウナから出ると副交感神経が優位になることによって起こります。

しかし低温のミストサウナの場合それがほとんどないため、サウナの爽快感を味わうことはほとんどできないでしょう。

 

菌・バクテリアが繁殖しやすい

ミストサウナの中は高温多湿の環境になるため、室内に細菌やバクテリアなどが繁殖しやすくなるというデメリットがあります。

またミストサウナは沸騰したお湯の蒸気を使うわけではなく、水を液体にしただけなので、煮沸消毒のようなことができていません。水自体に菌がいる場合は特に要注意です。

 

きちんと整備されたサウナ施設の場合はほとんど気にする必要はないと思います。ただ、自宅などでミストサウナを行う場合には、清掃などのメンテナンスを欠かさないようにし、使用する水には最新の注意を払うようにしてください

 

脱水状態になりやすい

メリットでお伝えしたようにミストサウナは効果的に汗をかくことができます。

しかしそれは体が脱水状態になりやすいという負の一面もあります。

特にミストサウナでは周りの湿度が高く、喉や肌が潤っているため、多量の汗をかいても自分の脱水状態に気づきにくいのです。

 

ミストサウナに入る際には、事前にしっかり水分補給をし、あまり長時間入りすぎないように心がけましょう。

 

ミストサウナの入り方

ミストサウナを初めて利用する方向けに、基本的な入り方を説明します。

 

利用する前に体を洗う

ミストサウナに入る前に、シャワー等で体をきれいに洗いましょう。これにより、汚れがサウナ内に持ち込まれるのを防ぐだけでなく、水分を肌に浸透させやすくなったり、汗を効果的にかきやすくなります

 

ゆっくりと深呼吸を行う

ミストサウナに入ったら、ゆっくりと深呼吸を行い、リラックスしましょう。このとき姿勢を正して、鼻呼吸を意識することで、より心身の緊張がほぐれ、効果が高まります。

 

10~15分程度で出る

ミストサウナの温度や湿度、また体調などによっても変わりますが、基本的には10~15分を目安に滞在しましょう。サウナ初心者の場合は、無理をせず5~10分程度で一度外に出ましょう。

 

休憩を取って繰り返す

ミストサウナを出たら、気温や風などが心地良い、ゆっくりくつろげる環境で10分程度休憩しましょう。ヒーリングミュージックなどをかけてもいいですよ。

休憩が終わったら水分補給をして、再びスチームサウナに入ることを3回ほど繰り返すことで、スチームサウナの健康効果や美肌効果が高められるでしょう。

 

自分にピッタリのサウナを選ぶ

低温ミストサウナのような湿式サウナと高温ドライサウナのような乾式サウナはどちらも多くの健康効果があるとされています。

自分の体や体調、また目的に合わせてサウナの種類を使い分けるようにしておきましょう。

 

サウナにハマり「サウナ・スパ 健康アドバイザー」や「サウナ・スパ プロフェッショナル」「サウナ・スパ 健康士」の資格を取得。 サウナの利用は週に1回程度のミドルユーザーです。主に記事の執筆を担当しています。

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